本館(1号館 / モリス館)

FACILITY

米国聖公会宣教師アーサー・ラザフォード・モリス氏の寄付によって建てられたことから、「モリス館」とも呼ばれる立教のシンボル。1919年の落成以来、現在も教室として使われています。中央時計台の時計はイギリス・デント社製で、直径90cm。動力は分銅式で、3~4日に一度、手で巻かれています。2012年3月に改修工事が完了し、全館バリアフリーになりました。*東京都選定歴史的建造物

ツタと赤レンガ

正門から見て右側は、1924年に神学院のチャペルから移植されたキヅタで、一年中緑色をしています。左側は、1925年に目白・自由学園から移植されました。本館全体に這っているのはナツヅタで、秋には葉を落とします。池袋キャンパスを象徴するレンガ建造物は、「フランス積み」と呼ばれる、一段に長手面と小口面が交互に並ぶ組積法で構築されています。非常に手間がかかる施工方法で明治中期以降はほとんど用いられていませんが、大正期になってあえてこの方法を採用したのは、装飾面でより優れている点を見越してのことだったと言われています。

本館とクリスマスイルミネーション

本館前の2本のヒマラヤ杉は、1920年ごろ植林されました。高さは約25メートルで、現在も成長を続けています。そのヒマラヤ杉を用いたクリスマスイルミネーションはクリスマスの時期、池袋のランドマークとなります。イルミネーションの始まりは、戦後間もない1949年ごろ。当時、400個余り取り付けられていた色電球は、現在はおよそ1,050個。数こそ多くなりましたが、当時と変わらない白熱灯の灯りは、訪れる人の心まで温めてくれるようです。