社会学部

グローバルな視点から社会と文化を理解し、地球社会で活躍できる人材を育てる。

社会学は、人と人との関係、集団や組織、コミュニティなど、私たちがふだん経験しているさまざまな人との出会いの場面を扱う学問です。特に家族、地域、職業労働、社会階層などは社会学独自の蓄積がある領域です。しかし、そのほかにも多様な切り口で多様な社会現象にアプローチすることができ、それが社会学の魅力になっています。社会はつねに変化し、新しい姿を見せているので、社会学の研究テーマは尽きることはありません。

近年の社会の大変化のひとつとしてグローバル化が挙げられます。“社会”は日本、米国といった国家単位で閉じられているのではなく、地球全体をおおう複雑な関係のなかにおかれています。そのような関係がますます緊密になり、地球の裏側での出来事が瞬時に私たちの生活に影響を及ぼし、私たち自身の意識もグローバルな広がりをもたざるをえない時代になっています。グローバル化の影響は、社会のあらゆる場面に浸透しており、もはや国内社会と国際社会を分けて考えることはできなくなっています。そして世界中の人びとがグローバル化にどのように対応すればよいのかを考えはじめています。

社会学部では、これまでの社会学の蓄積を踏まえ、グローバルな視点から社会と文化を理解し、地球社会で活躍できる人材を育成することをめざしています。これは法外な目標のように見えますがそうではありません。むしろ、皆さんが21世紀の地球社会を生きる市民としての素養を身につけることが目標なのです。私たちは就職しても結婚しても退職してもひとりになっても、どこで暮らそうと、地球社会で暮らす市民であることに変わりはありません。だとすれば、社会と人生の変化に対応できる素養を身につけることが何よりも大切なのです。

社会学の基礎を習得する学部共通科目

社会に生起するさまざまな問題を調査し分析するためには、社会に対するものの見方・考え方、そして調査方法を身につける必要があります。本学部では、「社会学原論」「社会調査法」などの基礎科目を各学科共通で学べるようにしています。

充実したフィールド・リサーチ科目群

1年次の「基礎演習」では、3学科共通で、学生が自主的に調査研究を企画するPBL(課題解決型学習)を経験し、大学での学び方を学びます。2年次以降も、「フィールド実習」「社会調査演習」など多彩なフィールド・リサーチ科目を用意しています。

3学科の特色あるカリキュラム

本学部では、社会学の根本から多様な社会現象に迫る社会学科、環境・都市・消費・文化などの現代的な問題を扱う現代文化学科、ジャーナリズムや情報メディアなどメディアを切り口として社会現象をとらえるメディア社会学科の3つの学科から構成されています。

グローバルな視点を追求する国際社会コース

グローバルな視点からの学びを意識的に追求する学生のために、2016 年度から3学科を横断する国際社会コースを開設します。海外留学も視野に入れて学部英語科目を中心に英語のスキルを磨きつつ、各自が関心のあるテーマを自由に追求できるコースです。

社会学科

学科の特徴

社会学科は1958年、社会学部と同時に創設された学科です。創設から50有余年、社会学科は常に社会の変化に敏感にアンテナを張り、新しいものにチャレンジしてきました。「社会学」が捉える社会の変化は、きわめて多様な層からなります。私と他者とがつくる関係は現在どうなっているのか。家族はどう変化し、ジェンダー関係や世代間の関係はどう変わろうとしているのか。世界の変動の中で日本はどんな問題を抱えるのか。そして今、自由で平等な社会はどうしたら実現できるのか。社会学科は、こうした問いを自分で考え解決することができる「社会学的思考」を身につけた学生を育てることを目標とします。この能力は、これから社会に出るにあたって、幅広い分野で役立つことでしょう。

現代文化学科

学科の特徴

現代の社会は科学技術の発展やグローバル化の進展のもとで大きな変容を遂げており、それにつれて文化現象もまた大きく変化しています。価値観やライフスタイルは刻々と変容し、人間社会と自然環境との関係は厳しく問い直されています。グローバル化の進展によって、エスニック集団間の文化摩擦が引き起こされることもありますが、新たな文化資本も蓄積されています。文化交流の場としての都市もまた大きく姿を変えています。現代文化学科は、こうした現代社会の文化現象を、社会学の視点を中心としてより深く捉えること、そしてその先に多種多様な文化が共生していく社会を構想することをめざしています。現代文化学科での学びは、未来を生きる人々のための羅針盤となることでしょう。

メディア社会学科

学科の特徴

新聞やテレビなど従来のマス・メディアに加え、近年のデジタル化によりインターネットなどが普及し、メディアの世界は急速に変容しています。このような変化は社会の中での人間関係や生活、仕事にも大きく影響します。メディア社会学科では、制度や法律・倫理を学びつつ、視聴者である私たちとの関わりや、歴史や文化の流れなど視野を広げて学んでいきます。また、メディアで使われている言葉や画像の働きについても詳しく分析します。重視するのは発信する力。情報やメディアの表面的なイメージに惑わされず、社会におけるメディアのあるべき姿を考え行動する人材を育てます。

学部

学校・社会教育講座

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