取り組み実績

日本航空×経済学部コラボレーション企画『JALサマーワークショップ2017』

8月7日、第3回目となる日本航空とのコラボレーション企画『JALサマーワークショップ2017』が開催されました。当プログラムは、羽田空港の日本航空オペレーションセンターおよび整備工場の見学と、チームによる提案型ワークショップの二本立てで構成され、24名の募集枠に50名以上の経済学部生から応募がありました。数ある経済学部キャリア教育プログラムの中でも最初の一歩として参加しやすい、人気企画となっています。

当日は、午前中に運航乗員ブリーフィングルーム、客室乗員部、国内線旅客オフィス・カウンターを社員の方にガイドいただきながら見学、グランド業務については遠景を見学し、午後は一駅移動して、整備工場とJAL SKY MUSEUMをご案内いただきました。チェックインカウンターの並びにある「スマイルサポートデスク」では、お客様が狭い機内でも移動できるように外の車輪が外れる椅子など工夫された設備や機器、高水準のヒューマンサービスとしてのサポートのあり方をご紹介いただき、運行乗員部では真剣なブリーフィングの様子を見学、CAの方からは商品開発や機内サービスの裏側について、リアルなお話を伺うことができました。

機体整備工場では厳しい気候の中、整備に汗を流されている整備士の方々の仕事ぶりを拝見し、B737型機の出発を見送りました。JAL SKY MUSEUMで「制服」を着た記念撮影と見学後は、メインプログラムとなるワークショップを行いました。今回のミッションは、「広報スタッフとしてJALの意外な魅力を発見し、JALファンを獲得せよ!」。同学年メンバー4名ずつのチームに分かれ、「若者」や「訪日外国人」をターゲットに、JALのどのような情報や取組みを・どの媒体を使って・どのように発信したら良いかについてディスカッションし、その成果をプレゼンテーションしてもらいました。

どのチームも充実した事前学習と1日の見学を通して「いいな!」「すごい!」「なるほど!」と感じたことを的確に題材に取り上げており、短時間でまとめたとは思えない多彩で熱心なプレゼン、提案を行いました。日本航空の社員の方々からもチームごとに懇切丁寧なフィードバックをいただき、「正直、採用可能性がある」「コンサルと同等のポイントを押さえた包括的提案」とのあり難い評価も頂戴しました。例年より各チームとも事前学習を深めた成果が現れており、年々学生からの提案の水準もかなり高まっているようです。

学生の取り組みではありますが、企業様からも評価頂けるような水準でのキャリア教育に達しつつあるのではないか、また今後もそれを追求していきたいと考えております。
(引率教員 山縣宏之)

JALサマーワークショップ2017

2017年8月7日(月)
チラシはこちら

一覧へ戻る

取り組み実績

page top