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観光学部とは?

学部長メッセージ

毛谷村英治 観光学部長からのメッセージ

観光学部長 毛谷村英治

 立教大学観光学部は1967年に社会学部観光学科として設置されて以来、常に現実社会と向き合いながら「観光」について研究し教育に取り組んできた学部です。現在、世界中で年間11億人以上もの人々が、観光目的で旅行していると言われており、「観光」は現代社会を象徴する現象となっています。これによる交通、旅行業など産業面への波及はもちろん、その文化的、経済的影響の大きさは計り知れません。観光が今世紀の成長産業と目されているのは、このような理由からなのです。

 観光学部では「ビジネスとしての観光」、「地域社会における観光」、「文化現象としての観光」という三つの視点から観光教育を行っております。主として「ビジネスとしての観光」は観光学科で扱い、「文化現象としての観光」は交流文化学科で扱います。そして、地域研究や地域振興を内容とする「地域社会における観光」については両学科で扱っています。多様化し複雑化する観光の全体像を捉えるべく、地理学、社会学、人類学、経済学、文学、言語学、経営学、心理学、建築学、地域計画学、風景計画学など多彩な分野の専門知識を学び、学生が観光を総合的に理解し、客観的な考察ができるように教育を行っています。

 立教大学観光学部は、特定の業種に向けた職業教育中心の教育を行っているわけではありません。卒業生は将来、観光関連をはじめとしたビジネスの世界に進むにせよ、文化や旅行の魅力を伝えるジャーナリストを目指すにせよ、観光研究に取り組む研究者になるにせよ、国際的な相互理解において観光が果たす役割を理解できる高い見識が求められます。観光に関わる人々のリーダーとして、観光学部の卒業生に求められるのは、単なる技能ではありません。高次元の判断能力や高い教養こそがグローバル社会の中で観光学部卒業生に求められる資質なのです。

 これからの時代、流暢に外国の言葉を操ることができるだけでは国際人とは見なされません。世界中のどのような文化の人々とも、また、あらゆる社会階層の人々とも共生していけるメンタリティ、対話力、洞察力、そして、判断力を卒業生には身に付けてもらいたいと念願しています。

 このため観光学部では分析能力や実行力などの、学問を通じた資質向上はもちろんのこと、教員が直接指導するさまざまなプログラムを展開してリアリティに満ちた体験の機会を提供し、それらを通じて社会で活躍するための知識、見識から態度、判断力、そして、立ち居振る舞いに至るまでを総合的に身に付ける教育を実践しています。これらのプログラムは1年次を対象とした早期体験プログラム(スタディツアー)から、長期に及ぶ学部間交換留学、国内外各地において実施するゼミの現地調査やフィールドワークまで、段階と進度に合わせたさまざまな形で用意しています。

 教員一丸となって取り組んでおります観光学部の教育に是非ともご理解を賜り、今後ともご支援とご協力をいただけますようよろしくお願い申し上げます。


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