惑星の不思議


立教大学理学部教授 田口 真


金星に到着して周回軌道に入るために逆噴射をしている金星探査機の想像図。観測する夜側の模様(赤外線のみで見える)をイメージとして重ねて描いている。(JAXA提供)

地球のひとつ内側の軌道を巡る金星は、大きさこそ地球ににていますが大気環境は全く異なります。
地球の北極や南極の夜空を彩るオーロラは他の惑星にもあるのでしょうか?
地球以外の惑星や衛星には生命がいるのでしょうか?
太陽系以外の星にも拓再の惑星(系外惑星)が見つかってきていますが、地球のような惑星はあるのでしょうか?
惑星に関する疑問に対して最新の観測事実に照らし合わせてお答えします。
日本の金星探査計画についても紹介します。

宇宙の高エネルギー現象の不思議


立教大学理学部助教 村上弘志


宇宙の深遠を観測する、X線天文衛星「すざく」のイメージ図。銀河団をイメージした背景を描いている。(JAXA提供)

宇宙には、ブラックホールや中性子星など奇妙な天体が多く存在します。そしてその周辺では地上で決して再現できないほどの、とてつもなく大きなエネルギーの現象が起きています。そのような場所から出る光はやはり高いエネルギーを持ち、X線と呼ばれるものになります。
X線は目で見える光の何百倍以上ものエネルギーで、およそ千万度以上もの超高温の物質から放射されます。このX線を観測して宇宙の描像はどのように変わり、また新たにどのような謎が生まれたのでしょうか?
近年の観測結果とともに、新たな観測装置の開発状況なども紹介します。

「時空とダークエネルギーの不思議」


立教大学理学部准教授 原田 知広


観測データから明らかになった宇宙のエネルギーのうちわだけ。95%が未知のダークエネルギーとダークマターであることがわかってきた。

相対性理論はいまから年ぐらい前にアインシュタインによって提案されました。この理論は今では高精度の実験によって確かめられていて、カーナビが使えるのもこの理論のおかげです。
この理論ではアインシュタイン方程式によってブラックホール・重力波・宇宙の運動を記述することができます。 最近、相対性理論と宇宙の観測データをつき合わせてみて、現在の宇宙のエネルギーの大部分がダークエネルギーというものによって占められていることが明らかになりました。
相対性理論の基礎からこうした最近の研究の状況までをわかりやすく解説します。

4Kデジタルシネマ作品
「かぐやの夢~月と日本人・二つのかぐやの物語~」


製作 日本科学未来館/立教大学、特別協力 JAXA
佐藤一彦(立教大学現代心理学部教授)


映像「かぐやの夢」から。竹取物語をイメージした場面。
立教大学現代心理学部の学生が演じている。

この作品は、日本科学未来館と立教大学が共同で超高精細4K映像システム作られました。
「かぐやの夢-。それは、日本人と月を結ぶ、ふたつの「かぐや」の物語。ひとつは平安時代初期に描かれた、地上の人を魅了した月の姫の物語。もうひとつは、最先端の月周回衛星を使って月の謎と向かい合う、科学者・技術者たちの物語。絵巻物は語りかけてくれる。千年も昔の、月を見ていた日本人の心の世界を。クレーターは教えてくれる。46億年に及ぶ、月と地球の進化の道のりを。そして、研究者は聞かせてくれる。月と人が新たにつながりあっていく未来の姿を。さまざまな時に思いを馳せながら、「かぐやの夢」を旅してみよう。」(パンフレット(日本科学未来館/立教大学)より引用)

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