専攻コンセプト

立教大学文学研究科比較文明学専攻は、自らが規定する比較文明学を具体化するに当たって、以下の方針でカリキュラムを構成します。

人文科学系の学問の目的は、そもそも社会的な存在としての人間と、その文化的な営みについて研究することにあります。ところが、従来の人文科学の学問的な枠組みを維持したままでは、現在、大きくまた深く変貌を遂げつつある現代社会が抱えている文明学上のさまざまの問題に対して十分に対処できなくなっているように思えます。立教大学では、そうした文明学上の諸問題の中でも、とりわけ次の5つの課題、すなわち、

  1. 境界の消滅に関わる問題
  2. 人間の欲望に関わる問題
  3. 多様な言語と文化の共存に関わる問題
  4. 多様な言語表現の形式同士が交わることで生じる問題
  5. 文字音声の言語によらない表現形式が現代文明に及ぼす力の問題

これらを人文科学研究において率先して扱うべき重要課題であると位置づけ、そうした重要課題に答えるために、これまでにない新しいコンセプトに基づく4つの研究領域(科目群)を設置しています。

  1. 現代文明学領域
  2. 文明工学領域
  3. 言語多文化学領域
  4. 文明表象学領域

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