修了生紹介

  • 青 浩司さん 今井 英之さん 岡田 直子さん 紙谷 由美子さん 中谷 善治さん 中山 卓亮さん
  • 野田 彩子さん 細野 茂子さん

紙谷 由美子さん(2007年修了)

紙谷 由美子さん

現在は、ウェブデザイン会社を経営。(株式会社リップル http://www.ri-pple.co.jp ) 取引先は日経新聞社、パナソニック、ALBAなど。
2000年3月 東京女子大学 文理学部 数理学科卒業
2000年4月 NTTドコモ入社
2004年1月 株式会社フジテレビジョン 携帯コンテンツ担当
2005年4月 立教大学院 ビジネスデザイン学科入学(MBAコース)
2005年8月 株式会社楽天テクニカルサポート
2006年8月 東京工科専門学校 WEBクリエーター実践科入校
2006年11月 株式会社リップル創業
2007年3月 立教大学院 ビジネスデザイン学科卒業 MBA取得

大学院進学を決めた理由、動機

社会人5年目に、それまで企業に勤めていたのですが、自分の好きなことを仕事にしたい、自分でゼロから立ち上げてみたいという思いに駆られ、インテリア雑貨を扱うネットショップを運営し始めました。 その中で、自分のビジネスに関する基礎知識の不足や経験の偏りを痛感し、経営学を体系的に学びたいと切に願うようになったことがきっかけです。 経営学を学びたかったので、大学に通うこと、通信教育で勉強すること、MBAシリーズの本を読み漁ることなど選択肢はたくさんありました。 もともと怠け癖のある私にとって、本や通信教育では強制力が弱く続かないように思いましたし、4年制大学は期間が長すぎると感じましたので、社会人と一緒に学べる環境がある2年制の大学院が最適ではないかと考えました。 また、「自分の知識は足りないのではないか?」という不安を払拭するためには、中途半端な学習環境でなく、最高学位であり、ハードだと噂の大学院にチャレンジしようと考え、決断しました。

Q 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科を選択した理由

MBAというと「仕事を辞めて(または会社から派遣されて)海外に取りに行く」というイメージがあったので自分とは無縁の世界だと思っていたのですが、国内MBAに通学していた知人の話を聞き、働きながら通える夜間MBAに魅力を感じました。 国内の夜間MBAは学問的に中途半端だという批判もありますが、私にとっては学問を追及するためではなく全貌をつかむことが目的だったので、ベストな選択肢でした。 その中で立教大学大学院を選んだ理由は、「ジェネラリストを養成する」という主旨のもとにカリキュラムが作られているので必須科目がとても少なく、選択科目がたくさんあるので、自分の学びたいことを中心に、自分に合ったカリキュラムが組みやすかったり、池袋という利便性の高い立地にあるため、仕事と授業のスケジューリングをしやすいことです。 また、なんといっても生徒数が1学年100人という大規模な大学院は他にないので、たくさんの同級生と出会えることも魅力でした。

本研究科で何が習得できたか、何を得られたか(知識、スキル、その他大学院生活から得られたもの)

私は起業時に必要だと思われる内容を中心に授業を選択しました。 特に「スタートアップストラテジー」「ビジネスプラン」という授業は、スタートアップに必要な考え方を学びながら、実際にビジネスモデルを1つ考え、投資家向けに投資して貰えるようプレゼンをするという内容だったため、実際に起業する際に考えることを網羅しているので非常に有益でした。 大学院で勉強することによって、実務が全て出来るようになるわけではありませんが、経営をするにあたり、知っておかなければならないこと、考えるべきことがわかるようになりました。 また、自分の知識レベルについて、客観的に判断できるようになったので、漠然とした不安がなくなりました。 大学院生活は、様々なバックグラウンドを持つ社会人と一緒に授業に取り組んでいきますので、本などで得る知識とは違い、多様な価値観に触れることが出来てとても刺激的で、視野を広げることが出来ました。

大学院での勉強は現在の仕事、今日のあなたにどのように役立っているか。

今の私があるのは立教のお陰と言ってもいいくらいあらゆる面で役立っています。(笑) サラリーマン時代に人事や総務の経験がありませんでしたので、「ヒューマンリソースマネジメント」という授業のお陰で組織論を知ることができたり、「アカウンティング」の授業なども受けていますので、自分である程度税務ができるようにもなったり、スタッフ部門の人員を雇わずに、業務をこなせています。 なにより良かったと思うことは、仕事と勉強を両立させなければいけない環境に身を置いたことです。 何かを行うには何かを捨てなければいけないという時間の大切さを知り、優先順位をつけて行動することや、決断力を養うことができました。 授業の取り方にもよりますが、週に8本課題をこなすなど本当にハードだったので、どんなに大変でも諦めないというドM根性が身につきました。(笑) また、たくさんの経営者の先輩方を同級生や先生に持てたことにより、たくさんアドバイスを頂き、彼らに今日の私を支えて頂いています。

今後のキャリアプラン、展望

デザインに関わる仕事がしたいという夢と今までの経験(IT系の業務経験、ネットショップ制作運営経験、ウェブ専門学校、MBAでの学び)を生かして、大学院在学中にウェブデザインの会社を起業しました。 最初は自宅で1人で始め、半年後には社員を雇い入れ、1年半後には資本金100万円を1000万円に増資することが出来ました。 今は、大手企業や、有名ブランドの仕事に携わらせて頂いたり、新規事業の立ち上げのお手伝いをさせて頂けるようになりました。 これからは、デザイン戦略についてさらに勉強していき、ウェブに限らず、コミュニケーションデザイン全般に携わり、デザインの切り口から、ビジネスモデルを変えたり、企業再生のお手伝いをしていけたらと思っています。 立ち上げた会社は今年で4年目になります。 会社存続は「3年3割、10年1割」と言われるくらい困難なものですが、お客様に喜んでもらえて、社員が生き生き働ける会社を長く続けていきたいと思います。