修了生紹介

田中 賢一さん(2012年修了)

田中 賢一さん

宮崎産業経営大学経営学部准教授。福岡県出身。
2010年4月に立教大学大学院ビジネスデザイン研究科に入学。2012年3月修了。修了後専門商社での業務の傍ら、横浜商科大学商学部で非常勤講師として勤務。2013年3月に前職を退職。2013年4月より現職。主に「マーケティング」や「経営戦略」関連科目を担当。

Q 大学院進学を決めた理由、動機
大学院進学を意識したのは随分前からでしたが、明確な意志をもったのは2009年の春頃でした。当時勤務していた会社では海外部門の部長席でしたが、当時のリーマンショックの煽りで業績も下がりはじめたときでした。ちょうどそのようなときに当時管理していた部門が閉鎖されることになってしまったのですが、今振り返るとこのときの経験がマネジメントについて深く学びたいと決心した一番のきっかけだったと思います。自分自身の不甲斐なさで部門メンバーの働く場所を失ってしまったことからMBAが始まった気がします。
Q 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科を選択した理由
一番の理由はある本に出会ったことです。池袋のある書店で「ビジネスクリエーターとビジネスデザイン」という本に出会いました。そのとき亀川先生の「知恵と知識と情熱」という言葉に強い感動を覚えました。自分が部門を閉鎖させてしまった理由は、知恵や知識が少なかったこともありますが、知恵と知識ばかり追い求めていたこと、それにも増して「情熱」について考えてこなかったことにあるのではないか。即断で本学への入学を決意しました。
Q 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科で何が習得できたか、何を得られたか (知識、スキル、その他大学院生活から得られたもの)

大学院入学まで一貫して実務の世界で過ごしてきましたが、理論的な視点から自分の経験を振り返ることができたことで理論と実践の違いに触れることができたと思います。また、理論の重要さや素晴らしさにも気付くことができました。とりわけ、実務経験の長い方などからは「理論はちょっと…」という言葉を耳にしますが、未知の領域を理解してこそ今の自分の能力に還元できるのではないかと感じます。

勉学以外にもたくさんのことを立教大学ビジネスデザイン研究科では得ることができました。遠く離れてもいまだに応援してくれている仲間、また一生のお付き合いをさせて頂きたいと思える恩師に出会えたことなど、未熟な私に無償の叱咤激励を送り続けてくださる皆さんに本当に感謝しています。

Q 大学院での勉強は現在の仕事、今日のあなたにどのように役に立っているか
現在、私は「大学教員」というこれまでとはまったく異なる職種へキャリアチェンジしました。ビジネスデザイン研究科の真髄は「ゼネラリストのスペシャリスト」にありますが、まさに現在の私にとっては重要なキーワードです。研究者として視野を狭めることなく、広範な観点から物事を捉えることを忘れずに、理論と実践の両面から研究に取り組みたいと考えています。
Q.今後のキャリアプラン、展望

これまでとは全く違う世界であり、すべてがはじめてのことばかりですが、1日も早く大学に貢献できる人材となることが目下のミッションです。

また、これまでの私の知識や経験を少しでも宮崎県の活性化につなげられるよう、地域活動などにも積極的に参加して研鑽を重ねたいと思っています。

最後に、研究者としての生活はまだスタートしたばかりです。今後より一層の努力を重ねて研究者として大成できるように日々邁進していく所存です。