修了生紹介

北見 幸一さん(2005年修了)

北見 幸一さん

電通パブリックリレーションズ コーポレートコミュニケーション戦略部長
博士(経営学)。立教大学大学院経済学研究科経営学専攻博士後期課程修了。
MBA。立教大学大学院ビジネスデザイン研究科修士課程修了。
電通PRでの広報コンサルティング実務経験後、北海道大学・助教、准教授として大学教員経験を経て、電通PRに復帰。現在も立教大学兼任講師(2013年度)を務め、実務とアカデミックの橋渡しを行う。日本広報学会常任理事。第5回日本広報学会優秀研究奨励賞。実務では2002年FIFAワールドカップ日本組織委員会に出向し、国際イベントの裏側を支えた。
著書・論文に『企業社会関係資本と市場評価-不祥事企業分析アプローチ-』(単著、学文社、2010)、「コーポレート・レピュテーションとCSR」(2008,北海道大学)、「米穀農産物におけるブランド効果の実証的研究-北海道米のブランド戦略に向けて-」(2009, 日本広報学会)、「B2Bマーケティングにおける企業ウェブサイト利用に関する予備的考察」(2011, 北海道大学)など多数。

Q 大学院進学を決めた理由、動機
大学院に進学する前は、PR関係の仕事に従事していました。社会に出てからビジネスマンを5年ほど経験しましたが、PRの仕事は、経営者・役員レベルの案件を扱うことがとても多く、また危機管理などの案件も扱うことから、「経営学」に関する勉強を体系的に行いたくなった、そして、PRの業務を経営学的視点で整理したくなったというのがきっかけです。
Q 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科を選択した理由
当時、まだMBAコースは少なかったのですが、ビジネスデザイン研究科の魅力は、立地もよく、通学に便利であること、平日夜間と土日で修了可能なこと、また、実務的な教育だけではなく、研究的視座もしっかりしていることです。また、開設講座数が他大学院よりもかなり多く、選択肢があることが魅力です。学生の様々なニーズに対応できる点もよいと思います。
Q 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科で何が習得できたか、何を得られたか (知識、スキル、その他大学院生活から得られたもの)

今までとは違った視点から物事を考えることができるようになったことです。社会の動きを意識しながら、経営者的視点で俯瞰して見ることができるようになったと思います。また、企業の中だけでは巡り合わないような、多彩な人種が集まってくるので面白かったです。「ビジネスシミュレーション」の授業ではビジネスゲームを行いますが、毎週、ゲームの意思決定を迫られます。チームメンバーは様々なバックグランドを持った方々なので、まとまらないことも多々ありましたが、チームをまとめ上げる意思決定方法、リーダーシップの取り方は勉強になりました。

それと、立教MBAの横と縦のつながりは非常にありがたいです。今でもつながっており、機会ある度に会っています。年齢・役職もバラバラですが、しがらみのないフラットな仲間たちの存在は大事です。

Q 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科を選択した理由
ビジネスデザイン研究科での知的な刺激がなければ、大学教員になるというキャリアチェンジはなかったでしょう。ビジネスデザイン研究科では、「ゼネラリストのスペシャリストを養成する」ということが言われていましたが、まさにそれが重要だと思います。研究者になると自分の専門分野しか見えなくなりがちですが、幅広い視野が研究にも、ビジネスにも必要です。
Q 大学院での勉強は現在の仕事、今日のあなたにどのように役立っているか。

アメリカの大学では、実務者と研究者の交流は盛んです。研究を通じて得た知見が、実務で活かされなければ全く意味がないでしょうし、実務での強烈な問題意識が、良い研究テーマを創出することにつながります。

実務とアカデミックを通じ、社会の豊かさに貢献していきたいと思います。