修了生紹介

福島 巨之さん

福島 巨之さん

1974年札幌生まれ。明治学院大学文学部フランス文学科卒業。2005年、フリーランスのマーケティングプランナーとして活動しながら、ビジネスデザイン研究科へ進学。2007年修了後、外務省NGO専門調査員、株式会社デジタルガレージを経て、現在はイオン株式会社のEコマース事業戦略チームに所属。現職のほか、公立大学法人宮城大学の非常勤講師、ベトナムフェスティバルフィエスタ・デ・エスパーニャなど、大規模国際交流イベントの実行委員も務める。

Q 大学院進学を決めた理由、動機

90年代の後半から、日本国内においてもインターネットのインフラが一般化し始め、様々な出自のプレイヤーが活躍し業界を形成するようになっていました。私は、エンタープライズITにおけるBtoBプロモーション業からキャリアをスタートしましたが、入学当時はインターネット関連のコンシューマビジネス企画にも多く関わるようになっていました。自身が時代と共に徒手空拳でもがきながら培ってきたビジネス経験を、体系立てられた理論の中に再配置し、今後の成長の糧としたいという思いからです。

Q 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科を選択した理由

大学院での学びを次代の自身にとっての成長の糧と考えた私には、進学先の選択についてもいくつか特徴的なところがあったのだと思います。しかし、マーケティングプランナーというスペシャリストとしてのキャリアを歩んできた私にとって、まさに特定領域でのスペシャリストを養成するのではなく、経営という職能のスペシャリストを養成することを標榜するこの学び舎が、マネジメントを含めたビジネスにおける全体構想力を得るために最適と映ったからです。

Q 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科で何が習得できたか、何を得られたか (知識、スキル、その他大学院生活から得られたもの)

学部を文学部で過ごした私にとって、追い付くのが大変な講義もありましたが、専門の講義は時代を捉えた内容で非常に刺激的なものでした。ただ、最も得難い経験と挙げさせていただくとすれば、恥ずかしながら社会人として自身の存在についてよく理解することができたということです。なぜなら、ここには多様なバックグラウンドの仲間が高いモチベーションで多数在籍しており、時にはチームを組み、時にはライバルとして意見を縦横に戦わせる環境があるからです。

Q 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科を選択した理由

かつての私は、仕事というものに向かう姿勢として、一面的な感覚でいたのではないかと振り返って思います。つまり、スペシャリストとしての視点で、自身を磨き尖らせることこそが成長だと信じていたのです。未だ至らずという思いは大きいものの、ここで事業をデザインするということの意味を学んだ後、自身の取り組みの幅が広がったのを今も感じています。国際協力NGOでの勤務、企業人へのキャリアチェンジ、大学での講義や国際交流イベントへの関与など、チャレンジに溢れた日々を過ごしています。

Q 今後のキャリアプラン、展望

新しいテクノロジーやサービスの出現によって、陳腐化のスピードが衰えることのないネットビジネスの世界に身を置きながらも、社会に還元可能な価値を求める取り組みを継続していきたいと考えています。