新入職員座談会専任職員採用情報

立教学院で働くってどういうこと?
2019年度の新入職員4名に、現在の率直な思いを聞きました。


現在の仕事

信野:私は財務部財務課に所属しています。担当業務のひとつに補助金業務があります。学内の情報を文部科学省や私学事業団に提出して、その結果に応じて補助金をもらう仕事です。ほかには予算の過不足を調整するために行う「費目変更」という手続きなども担当しています。

小澤:私は入学センターで入試の企画・実施を行うチームに所属し、入試が滞りなく運営できるように準備をしています。主な担当業務としては、入学手続きに関する手引きの作成や、しょうがいなどの理由により受験に配慮が必要な受験生の対応をしています。

松枝:私はリサーチ・イニシアティブセンターに所属しています。主に「立教SFR」(学内資金による研究助成制度)の執行管理を担当しており、実際に研究計画に沿って研究費が執行されているかを管理しています。他にも学外資金の科学研究費の申請や、研究費ハンドブックというマニュアルの校正も担当しています。

青木:教務部独立研究科事務室に所属しています。窓口での学生対応のほか、履修や成績の確認、履修要項の作成、時には学生と教員の間に入って、連絡や調整を行うことなどもしています。

就職活動を振り返って

写真:(左)松枝さん、(右)青木さん

青木:私は、人を支える職業に就きたいという思いを就職活動の軸にしていました。これまでスポーツを通じて多くの人に支えてもらったという経験があって、今度は私が人を支える立場になりたいと思っていました。就職活動は大学職員に限らず、民間企業も多く受けたなかで、最終的に母校である立教学院に入職を決めました。

松枝:私はメディアルームやしょうがい学生支援室、図書館などでの学生サポーターとしての経験を通して、大学での仕事に興味を持っていました。業種を問わずに民間企業も見ましたが、私には大学業界があっていると感じました。就職活動中に立教の説明会に参加し、実際に働いている方々の暖かな雰囲気を感じて、私もここで働きたいと思いました。

小澤:私は学生時代にオープンキャンパススタッフや聴覚しょうがい学生のノートテイクなど、学生スタッフの仕事を4年間続けていました。そこでの経験を活かしたいと強く思い、大学職員に絞って就職活動を行っていました。私の母校は立教大学ではありませんが、「学生一人ひとりを大切にする」という教育理念にとても共感できたので、入職を決めました。

信野:私の就職活動の軸は、人の人生に良い影響を与えられるような職業に就きたい、人の人生を好転させられるような職業に就きたいという思いです。そう考えた時、自分自身は学校という場所に一番影響を与えてもらったと思いました。小中高大といろいろな学校に通ってきましたが、一番自分を成長させてくれて、人生を豊かにしてくれたのはどこだったかというと立教学院だったので、ここを第一志望にして就職活動を行いました。

———ちなみに皆さんは、どういった業界を視野にいれていたのでしょうか。

青木:私は自動車メーカーを中心に見ていました。最終的に、「母校に恩返しがしたい」「自分の人生の中で一番大きい存在である」という思いが決め手で、母校である立教の職員となることを選びました。

松枝:私は技術職と事務職の両方を見ていました。あまり職種にこだわらず、長い目で見てその業界で情熱を持ってやっていけるかどうかを視野に入れながら、メーカーやディベロッパーなどの民間企業も見ていました。色々見た上で最終的には、自分の一番の興味は大学業界に向いていることを感じました。

———二人とも、幅広い業界に目を向けていたのですね。

松枝:そうですね。飛び込んでやってみるタイプなので、そういった業界もいいかなと思っていました。

——— 小澤さんと信野さんはどういう業界を?

写真:(左)信野さん、(右)小澤さん

小澤:私は学校業界に絞りました。大学選びに関して私は、国際化が進んで留学などの支援が盛んな大学、文部科学省が進めているスーパーグローバル大学創成支援事業に採択されている大学で働きたいと思っていました。最近、どの大学でも、外国人留学生を積極的に受け入れていますが、私はハンディキャップを持った留学生の受け入れもできるように、教育環境を整えたいと思いました。多様な価値観、様々なバックグラウンドを持つ学生のいる大学づくりをしたいと考えていたからです。

信野:私は基本的には公務員と学校業界を見ていました。理学部で学生生活を送っていたので、将来的に研究職に就くことを視野に入れて、実験等に取り組んでいました。立教大学では他学部の授業も履修できますが、そこで他学部の学生と関わるなかで、一人で研究に没頭するよりも、みんなで色々なことを考えて物事を決めるほうが自分に向いているし、楽しかったという思いがありました。研究職よりは…と徐々に視野を広げたというか、視点を変えていったという感じです。

働いてみて分かったこと・感じたこと

信野:まず、部署の数がすごく多いということを知りました。私は立教大学出身ですが、学生時代に見ていた職員の姿は一部に過ぎなくて、それ以外の部分で大学、学院を支えている職員がいっぱいいるんだなと感じました。

青木:私は、学生時代には気づきませんでしたが、「これは職員がやっていたんだ」という仕事が結構ありますね。教務部ということもあり、仕事は比較的イメージしやすいものでしたが、「この仕事がここに繋がるんだ」と分かったときはやりがいを感じます。

小澤:私は、年次や役職の有無に限らず、「さん」づけで呼ぶところです。 他の業界で働く友達にも驚かれました。また、入職して2、3か月くらいしか経っていなくても、「ここはこうしたほうが分かりやすいのではないでしょうか」などと言いやすい環境があります。

写真:松枝さん

松枝:入職してから、対等な関係性を感じる場面があります。例えば業務において教員や学生とかかわる中で、上司の方や先輩が教員でも学生でもない職員の立場から「こうしたほうがよいのでは」と提案をする姿を見て、日々立教の職員としての姿勢を学んでいます。立教の一員同士として互いの信頼関係があるからこそ、想像以上にこちらも提案できる環境があるんだなと思います。それはすごく良い意味でギャップでした。

信野:大学運営についても、実際には職員にも大きな裁量権があって、教授が決めて職員が従うというわけではないですよね。

青木:私は、教授はそこまで大学運営には携わらずに研究に集中しているのかと思ったのですが、教職協働で大学運営をやっているんだなというのがギャップの一つです。

——— ギャップと言っても、実際はポジティブなギャップだけではないのでは?

信野:じゃあ、ネガティブなギャップも。私は財務課にいますが、今の仕事は大学職員になる前にイメージしていた仕事とは違います。おそらく自分の希望した部署に行ける確率は、部署が多いだけに低いと思います。なので、ひとつこれだけをやりたいと思って入ってくるより、大学全体を見て、やりたいことを幅広く持って大学職員を目指したほうが、入った後のギャップは少なくていいのかなと思います。イメージしていた部署とは違いましたが、今は業務・人間関係ともに、財務課でよかったと思えていますし、色々な業務に興味を持ってもらえたらいいのではないでしょうか。

青木:確かに。あとは、全体的に若手が少ないというのはありますね。それを踏まえた上でこれから先のことを考えると、やはり職員一人一人の仕事や責任は今後大きくなっていくと思うので、今から先を見据えて色々なことを学んでいく必要があるなと思います。

——— 最近では、「大学業界を取り巻く環境はより厳しくなる」と言われていますが、皆さんはそういった業界で働くことに対して不安はありませんでしたか。

青木:確かに、外部環境的にはマイナスな部分も大きくなっていると思いますが、私は大学という組織自体には魅力を感じています。いわゆるヒト・モノ・カネ・情報・知的財産といった経営資源が揃っていて、すでにビジネスモデルとしても確立ができているからです。課題は同業他社、他大学との差別化を図ることではないかと思っています。

写真:(左)小澤さん、(右)松枝さん

小澤:私は逆にわくわくしていました。難しい状況と言われているからこそ、何か新しいことができるのではないかと考えています。どのような部署に行っても今ある課題を解決し、より良いものを生み出すというスタンスで仕事ができると思っていたので、不安はありませんでした。

松枝:私はこういう時代だからこそ、立教のように、リベラルアーツを基盤として専門性を身につけられる環境を残していきたいという思いがありました。何かの形でそこに尽力していけたらと思っていたので、新しい環境への不安は多少ありましたが、迷いはなかったですね。

信野:私も不安はありましたが、今の時代、安全な業界なんてあまりないのでは、というのはあります。18歳人口が減っていって、大学の特色が大事になっていくなら、落ちるほうも考えますけど上がりやすい状況にもなっていくのかなと。むしろそちらをプラスに捉えていったほうがいいのかなと思います。

——— 皆さん前向きですね。

写真:信野さん

信野:環境の変化に合わせて、学校も変わっていかないといけないですよね。こちらに抵抗が有る無しに関わらず、変わっていく必要があるし、変わっていきたいと思います。

——— 変わっていけそうですか?

青木:変わっていけると私は思います。
変わりにくい部分もある業界だとは思いますが、その中でも立教は色々な取り組みにチャレンジしていると思います。課題に対していち早く取り組める環境がありますし、職員もそういったことに反応がいいというか、変化する物事に対して、職員が活発的にアクションを起こしましょうという雰囲気があると思います。

——— 実際にそういう空気を感じる場面があったのでしょうか。

青木:そうですね。最近では、職員による部署横断型の業務改善プロジェクトの一環として、学生の多様性を受け入れるための環境作りを目指すチームが立ち上がりました。複数の部署から集まった先輩方と一緒に、入職1年目の私も参加しています。これは一例ですが、そういう取り組みの中で、若手でもチャレンジできる環境があるのを感じています。

今後の目標

青木:気軽に相談される人になりたいです。私はよく分からないことがあった時などに、違う部署の先輩も頼って、色々聞いたりしているので、自分自身も将来そのような存在になれたらよいと思っています。

松枝:私は、ある課題に対してどうすればそれに対処できるのかを根拠を持って職員の立場から説明できるようになりたいと思っています。経験を積み重ねると新しい提案もできるのかなと思いますし、マニュアルを超えていきたいというか、その先も視野に入れてやっていきたいと思っています。

小澤:私はこれから色々な部署を経験して、あらゆる視点から物事を考え、状況に応じて柔軟に判断できる職員になりたいと考えています。そして将来、就職活動の時に話した、ハンディキャップを持った学生や留学生を受け入れる環境をさらに整備できるようになりたいです。

信野:私は新しい仕事を作れる職員になりたいです。先ほど学校は変わっていかなくてはいけないと話をしましたが、今ある仕事は必要だからこそ残っている部分があります。今ある仕事を完璧にした上で、変わっていくための新しい仕事を作り出し、取り組んでいけば、学校が変わっていくことに繋がると思います。新しい仕事を自分で作ることができて、それを周りに提案していける職員になりたいなと思います。

立教学院への応募を検討中の方にメッセージ

青木:このページを大学1・2年生の段階で見てくれているのであれば、今は大学生活を楽しんでもらいたいですし、且つ授業をしっかり受けてもらいたいです。勉強も大学生活も楽しんで、そのうえで今在籍されている大学や立教大学を客観的な視点で見て、良い点・悪い点をしっかりと探ってほしいです。3年生くらいになったら、就職活動がスタートすると思うので、学校以外の業界も幅広く見たうえで、大学職員という職業の良い点・悪い点を改めて調べてほしいと思います。大学4年生の方であれば、しっかりとエントリーシートや面接対策をしてください。最後に大切なのは熱意です。ぜひ一緒に働きましょう!

松枝:就職活動をしていて思ったのは、相手に率直な想いを表現することが大事だということです。私は感覚的な人間なので、自分の思っていることがすぐ言葉に出てこなかったりします。せっかく熱意を持っていても、それを面接という限られた時間の内にしっくりくる形で伝えられないと、もったいないですよね。私もそうだったのですが、面接に不安がある人は、ちょっとした時間に自分の思っていることが伝わるような表現を探す練習をしていると、自分の本当の想いが伝わりやすくなると思います。立教学院はじっくり話を聞いてくれるので、焦らないで自分の想いを伝えれば届くと思います。

小澤:当たり前のことかもしれませんが、他大学出身の方でも全く問題ありません。私自身も他大学出身です。他大学だからこその強みを生かしていただければと思います。

松枝:もちろん大学院生の方でも心配はいりません。私も他大学出身で院卒ですが、その上で活躍されている先輩方もいらっしゃいますよ。

信野:私たち同期だけを見ても個性はバラバラですし、「こういう人間でないと受からない」というのは全くないです。その人の個性に加えて大学への想いであったり、プラスアルファを持っていることが大事なのかなと思います。ぜひそういう方々に受けていただきたい。ぜひ一緒に働きましょう!

——— これからの立教が楽しみですね。皆さん、ありがとうございました。

信野さん、小澤さん、松枝さん、青木さん