観光学部を選んだ理由

学部別在学生インタビュー(大学案内2021)

2020/05/20

立教を選ぶ理由

OVERVIEW

観光学部に所属する在学生にそれぞれの学科を選んだ理由などを聞きました。

観光学部観光学科4年次 小野寺 達大さん(東京都 拓殖大学第一高等学校)

■学科を選んだ理由
大学入学前から旅行をするのが好きで、日本の観光産業に興味がありました。東京オリンピックの開催やインバウンドの急激な増加など、日本の観光の転換期ともいえるような時期に、学問的なアプローチから観光について学んでみたいと考え、観光学科を志望。また、田舎が好きで、過疎地域や地方を活性化させたいという夢も抱いていたため、観光による地方創生を深く学びたいと思いました。

■おすすめの科目
「環境・景観論」では、「良い景観」とされる場所の特徴を分析したり、著名な観光地の景観デザインや保全策について考察したりします。「景観」とひと口に言っても、自然の景観から庭園や街並みなどの人工的な景観までその種類はさまざまです。特に後者は、国や時代で異なる文化的背景や宗教的意味合いによって意味をなすこともあり、観光資源として活用するためには、景観の保全を考えるだけでは不十分だということを学びました。

■将来の目標
観光にまつわる課題を解決し、ゲストもホストも満足できる日本を実現させたいというのが大きな夢です。日本では、2030年に訪日外国人を6000万人まで増加させることを目標に、現在さまざまな政策を行っています。観光客が順調に増加する一方で、観光地ではマナートラブルをはじめとする多様な問題が顕在化しています。これらの課題解決は観光立国実現のためには不可欠であり、本学科で学んだことを生かして、貢献できるよう努めていきます。

観光学部交流文化学科4年次 佐藤 文香さん(東京都 日本大学鶴ケ丘高等学校)

■学科を選んだ理由
将来は海外で働きたいという漠然とした夢があり、国際系の学部を志望していました。そうした中、立教の観光学部に進学した先輩から話を聞いて、ユニークな学部だと興味を引かれました。「異文化」を言語だけでなく、さまざまな学問や体験から学びたいと考えており、本学科ではそれを実現することができたため、私にとって最適の学部だったと思っています。入学当時の期待を大きく超え、豊かな学びと経験を得ることができました。

■おすすめの科目
「グローバル共通教養総論」という科目で国連の役割や課題について学び、SDGs(持続可能な開発目標)に関心をもちました。その後に受講した「観光と国際協力」では、観光がSDGs達成にどのような可能性を持つか、討論を交えて考察。ゼミの海外研修では、途上国で開発のための観光事業に関わっていたこともあり、その経験を振り返りながら新たな情報を取り入れることで、自分が目にした事象を深く理解できました。

■卒業後の進路
卒業後は、グローバル展開しているIT系の企業で働く予定です。就職先の検討には、学科での学びやゼミでの海外経験が強く影響しています。実際に途上国に足を運び、経済的な貧困だけでなく、知識の貧困や環境の貧困など、多様な貧困のかたちを目にしました。ITを用いてこうした問題を解決できるのではないかと考え、この業界を志望したのです。国境を簡単に超えることができるITの力で、世界のさまざまな不平等をなくせるよう尽力していきたいです。

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