法学部を選んだ理由
学部別在学生インタビュー(大学案内2021)
2020/05/20
立教を選ぶ理由
OVERVIEW
法学部に所属する在学生にそれぞれの学科を選んだ理由などを聞きました。
法学部法学科4年次 松田 友里江さん(長野県 佐久長聖高等学校)

■学科の魅力
学びの自由度が、私にとって大変魅力的でした。本学は1年次から必修科目がほとんどないため、自分の興味・関心に従って科目を履修することが可能です。また、多彩な形式・テーマのゼミがあり、私が所属してきたものでも、民法の判例について原告と被告に分かれてディベートするもの、知的財産法の判例について自由にディスカッションするもの、司法試験の過去問題を問いて先生から解説を受けるものなど、実に多様な学びを経験することができました。
■学科での学びをとおして得たもの
与えられた情報を最初から信用しすぎずに、疑問をもつ姿勢を身につけることができました。民法のゼミで裁判例について発表した際、先生方は判決文の文言を一字一句チェックして、疑問点を見出したり、分析をしたりしていることを知りました。また、自分が参考にしていた資料に不備があると先生から指摘されたこともありました。このように、学科での学びをとおして何事にも疑問をもってかかることの大切さを知ることができました。
■おすすめの科目
2年次に履修した「法社会学1」が、とても印象に残っています。私が履修した年度では、1997年に三重県鈴鹿市で起きたいわゆる「隣人訴訟」と、「ADR(裁判外紛争解決手続き)」について学んだことが特に印象に残っています。法社会学は、法に対して社会がどのように反応するかを検証するもので、統計データを用いたり、時代背景を考察したりしながら研究します。自分の感覚とも照らし合わせることで、法を身近に感じられ、大変興味深かったです。
学びの自由度が、私にとって大変魅力的でした。本学は1年次から必修科目がほとんどないため、自分の興味・関心に従って科目を履修することが可能です。また、多彩な形式・テーマのゼミがあり、私が所属してきたものでも、民法の判例について原告と被告に分かれてディベートするもの、知的財産法の判例について自由にディスカッションするもの、司法試験の過去問題を問いて先生から解説を受けるものなど、実に多様な学びを経験することができました。
■学科での学びをとおして得たもの
与えられた情報を最初から信用しすぎずに、疑問をもつ姿勢を身につけることができました。民法のゼミで裁判例について発表した際、先生方は判決文の文言を一字一句チェックして、疑問点を見出したり、分析をしたりしていることを知りました。また、自分が参考にしていた資料に不備があると先生から指摘されたこともありました。このように、学科での学びをとおして何事にも疑問をもってかかることの大切さを知ることができました。
■おすすめの科目
2年次に履修した「法社会学1」が、とても印象に残っています。私が履修した年度では、1997年に三重県鈴鹿市で起きたいわゆる「隣人訴訟」と、「ADR(裁判外紛争解決手続き)」について学んだことが特に印象に残っています。法社会学は、法に対して社会がどのように反応するかを検証するもので、統計データを用いたり、時代背景を考察したりしながら研究します。自分の感覚とも照らし合わせることで、法を身近に感じられ、大変興味深かったです。
法学部国際ビジネス法学科4年次 馬場 理彩子さん(東京都 立教女学院高等学校)

■学科を選んだ理由
法律が実社会でどのように運用され、ビジネスで生きるのかという点に興味があり、国際ビジネス法学科を選択。基本的な日本の法的知識を身につけた上で、諸外国の法律や政治を学び、それぞれを比較して理解を深め、実際のビジネスとの関わりについて学びたいと考えていました。また、イギリスのオックスフォード大学で4週間、法学と西洋古典学を学ぶことができる「オックスフォード・サマープログラム」にも大きな魅力を感じました。
■学科での学びをとおして得たもの
法律は権利関係を規定するものですが、条文には解釈の余地があり、実際にはどの範囲まで適用するかの判断が難しいケースもあります。授業で扱ったケースにも、互いに守るべき利益があったり、商習慣が異なる中で契約を結ばなければいけなかったりと、一筋縄ではいかない問題が多くあることを実感。相対する利益が存在する中でどのようにバランスを取るべきか、広い視野をもって考える力が身につきました。
■おすすめの科目
「国際ビジネス法総合1A・1B」が非常に印象的で、多くの学びを得られた科目でした。授業内容は、ビジネスで起こる問題や紛争をどのように解決するか、実例を基に検討するもの。3~4回の授業で1つのテーマを扱い、テーマごとに専門の先生が講義を担当します。インプットだけでなく、グループワークでの課題提出やプレゼンテーションなどのアウトプットが必要であるため、主体的に学ぶことが求められ、毎回やりがいを持って臨むことができました。
法律が実社会でどのように運用され、ビジネスで生きるのかという点に興味があり、国際ビジネス法学科を選択。基本的な日本の法的知識を身につけた上で、諸外国の法律や政治を学び、それぞれを比較して理解を深め、実際のビジネスとの関わりについて学びたいと考えていました。また、イギリスのオックスフォード大学で4週間、法学と西洋古典学を学ぶことができる「オックスフォード・サマープログラム」にも大きな魅力を感じました。
■学科での学びをとおして得たもの
法律は権利関係を規定するものですが、条文には解釈の余地があり、実際にはどの範囲まで適用するかの判断が難しいケースもあります。授業で扱ったケースにも、互いに守るべき利益があったり、商習慣が異なる中で契約を結ばなければいけなかったりと、一筋縄ではいかない問題が多くあることを実感。相対する利益が存在する中でどのようにバランスを取るべきか、広い視野をもって考える力が身につきました。
■おすすめの科目
「国際ビジネス法総合1A・1B」が非常に印象的で、多くの学びを得られた科目でした。授業内容は、ビジネスで起こる問題や紛争をどのように解決するか、実例を基に検討するもの。3~4回の授業で1つのテーマを扱い、テーマごとに専門の先生が講義を担当します。インプットだけでなく、グループワークでの課題提出やプレゼンテーションなどのアウトプットが必要であるため、主体的に学ぶことが求められ、毎回やりがいを持って臨むことができました。
法学部政治学科4年次 小林 晃子さん(千葉県 国府台女子学院高等部)

■おすすめの科目
「政治過程論」が印象深く、後輩にもおすすめしています。この科目では、さまざまな個人や集団で構成される社会において生じる多様な要求などを、どのように集約し、意思決定を行うか、という問題について学びます。ここで学んだ「個人やグループにおける選択理論」「因果関係の捉え方」「有権者・政治家・政党の行動原理」「選挙制度や執政制度の違いが与える影響」などの知識は、政治課題を考える時だけでなく、日常生活でも大変役立っています。
■研究テーマ
2年次に履修した「アジア政治論」の授業が面白く、さらに深く学びたいと考えたことから、アジア政治を学ぶゼミに所属しています。研究テーマは「アジア政治の課題解決を構想する」。アジアの政治課題について、経済、文化、歴史、安全保障、環境といったさまざまな視点から考察し、どのような未来像を構想すべきかを検討しています。異なる政治制度をもつ国々を「アジア」という1つの大きな視点で捉えて構想することは、困難も多いですが、やりがいを感じています。
■学科での学びをとおして得たもの
「アジア政治論」「ヨーロッパ政治論」「アメリカ政治論」では地域ごとの視点が求められ、「国政政治」「国際法」では国際的な視野が必要となり、「法哲学」「政治過程論」では個人に焦点が当たるなど、同じ政治系の科目でも切り口が全く異なります。そして学びを深めるにつれて、政治課題には多様な分野が複雑に絡み合っていると強く認識しました。こうした学びの中で、政治課題についてさまざまな観点から考える力が身についたと感じます。
「政治過程論」が印象深く、後輩にもおすすめしています。この科目では、さまざまな個人や集団で構成される社会において生じる多様な要求などを、どのように集約し、意思決定を行うか、という問題について学びます。ここで学んだ「個人やグループにおける選択理論」「因果関係の捉え方」「有権者・政治家・政党の行動原理」「選挙制度や執政制度の違いが与える影響」などの知識は、政治課題を考える時だけでなく、日常生活でも大変役立っています。
■研究テーマ
2年次に履修した「アジア政治論」の授業が面白く、さらに深く学びたいと考えたことから、アジア政治を学ぶゼミに所属しています。研究テーマは「アジア政治の課題解決を構想する」。アジアの政治課題について、経済、文化、歴史、安全保障、環境といったさまざまな視点から考察し、どのような未来像を構想すべきかを検討しています。異なる政治制度をもつ国々を「アジア」という1つの大きな視点で捉えて構想することは、困難も多いですが、やりがいを感じています。
■学科での学びをとおして得たもの
「アジア政治論」「ヨーロッパ政治論」「アメリカ政治論」では地域ごとの視点が求められ、「国政政治」「国際法」では国際的な視野が必要となり、「法哲学」「政治過程論」では個人に焦点が当たるなど、同じ政治系の科目でも切り口が全く異なります。そして学びを深めるにつれて、政治課題には多様な分野が複雑に絡み合っていると強く認識しました。こうした学びの中で、政治課題についてさまざまな観点から考える力が身についたと感じます。
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