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第7回 「林業体験」

2009.10.05

実施概要

日時 2009年8月28日(金)~9月2日(水)  [5泊6日]
場所 岩手県 陸前高田市矢作町 (通称『生出(おいで)地区』)
宿泊先: ホロタイの郷「炭の家
内容 ①陸前高田市長表敬訪問、「高田松原」見学
②いなか豆腐作り (生出地区の婦人部の方の指導による)
③民泊 (学生はそれぞれの家庭で、農作業や夕食作りなどを手伝った。)
④炭焼き体験 (薪割り、炭出し)
⑤下草刈り体験 (「立教の森」で岩手県の指導員や地元の方の指導による作業)
⑥枝打ち・間伐体験 (生出地区の私有林にて作業。岩手県の指導員や地元の方の指導による。)
⑦林や地元に関する講話 (生出地区会長には、生出地区の歴史に関する講話、森林組合センター長からは森での作業に関する講話、陸前高田市で醸造業「八木澤商店」を営んでいる本学卒業生の河野氏(69年法)からは「地元学」「食」についての講話を伺った。)
⑧地元の方々、陸前高田市役所の方々との懇親会
参加人数 学生9名(男性4名、女性5名)、職員スタッフ2名
実施後記 立教大学のフィールドワーク「林業体験」は、岩手県陸前高田市と生出地区コミュニティ推進協議会のご協力を得て、実施7年目を迎えたプログラムです。
 実施の目的として、以下の3点を掲げています。

1.日本の自然環境について森を起点として考える。
2.地元の方と、林業というサイクルの長い作業を共に行い、生きることの意味を考える。
3.共同生活を通して、他者理解と自己の再発見をする。

「立教の森」に植えられた杉は、第1回目の実施から大切に手入れをして引き継がれ、現在は2m以上の高さに成長しています。過去の参加者の合計も今年で100名を超えました。
今年も9名の学部学生が参加し、生出地区の皆さんに大変温かく迎え入れて頂きました。林業体験を通し、日本の林業の実態、自然を相手にする仕事の厳しさや、森を育てることがいかに大切かを体と心で学ぶとともに、自然や環境問題を考えるきっかけを得ていました。また、民泊や、森林での作業を通じた地元の方々との交流の中で、初めて出会った学生たちを家族のように受け入れてくださることに、学生たちは終始感動していました。豊かな自然の中で、仲間たちと過ごした6日間は、自分の生き方を改めて考える貴重な体験となったようです。

参加者の声

○林業体験は私にとって初めての経験で、山の急斜面での下草刈りや、二の腕がくたくたになる間伐作業はとても大変なものでした。だけど、作業をすすめてくるにつれて見えてくる眺めや、木々合間から差し込む日光や青空を見ていると、とても心が安らいで頑張れました。でも、本当に頑張れたのは、生出のみなさんのおかげで楽しく過ごせたからだと思います。

○5泊6日と短い間でしたが、非常に充実した日々を送ることができました。体の感覚、六感すべてを使うことができ、満足しています。

○木が育つにはとても長い時間がかかるし、多くのことをしなければならない。今、森の達人たちが守り育てている森は、どんどん次世代に継がれていく。「今はまだ目に見えないけれど、大切にしていこう!」という気持ちがすごくあたたかいと思った。

○自分が体験したのは山仕事の一部なので、実際はもっと大変だと思うと、今まで自分が何も知らなかったことが恥ずかしかった。頭の中では情報としては入っていたものの、経験してみて初めてその情報が知識になった気がしました。

○私は他人との共同生活が久しぶりで、全く知らない人と全く知らない土地へ行くということに不安がありました。ですが、行くメンバーのみんなは仲良くしてくれて、みんなで協力していくうちに不安もふっとぶほどうちとけることができました。

手作りの豆腐づくり

「立教の森」で下草刈り

ひとりで1本の木を倒します

地元の皆さんと「立教の森」で

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