立教大学

公開講演会

研究科主催の様々な公開講座やシンポジウムを定期的に開催しています。本研究科の教員のほか学外から多様なスペシャリストを講師やシンポジストとしてお招きしています。
一般の方も参加しやすいよう、土曜日や平日の夕方の時間帯を中心に開催しています。入場料は無料です。
イベントのメールでの案内をご希望の方はこちらからお申し込みください。

<公開講演会に関するお問い合わせ先>
立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科委員長室/山本
TEL. 03-3985-2181/(月~木)11:00〜18:00

公開講演会 ( 2016年度 )

公開プレゼンテーション・分科会

東北オープンアカデミー「地方創生と日本の未来」

  2016年7月18日(月・祝)13:30~20:00  参加費無料/申込不要
主催
21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所、東北オープンアカデミー実行委員会(特別協力)、日経ビジネススクール
会場
プレゼンテーション : 立教大学 池袋キャンパス 太刀川記念館3階多目的ホール
分科会 : 太刀川記念館3階多目的ホール・1階第1・第2会議室、12号館第2会議室、12号館2階会議室
懇談会 : 太刀川記念館3階多目的ホール
池袋キャンパスへのアクセス / 池袋キャンパスマップ
講師
(1) 高橋 博之 (たかはしひろゆき) : NPO法人東北開墾 代表理事、「東北食べる通信」編集長
(2) 貝島 桃代 (かいじまももよ) : 筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授
(3) 貝沼 航 (かいぬまわたる) : 株式会社明天 代表取締役
(4) 中村 陽一 (なかむらよういち) : 21世紀社会デザイン研究科・法学部 教授
(5) 石川 治江 (いしかわはるえ) : 21世紀社会デザイン研究科 客員教授
(6) 佐々木 瞳 (ささきひとみ) : 司会 フリーアナウンサー
講師略歴

■ 高橋 博之 (NPO法人東北開墾 代表理事、「東北食べる通信」編集長)
岩手県花巻市生まれ。農家や漁師が自分で値段を決められない日本の食べものづくりの仕組みに疑問を感じ、5年間岩手県議会議員を務めるが、現場の思いをそのまま汲み取ることができない政治の世界に限界を感じて引退。「自称」漁師の右腕などを経験した2年にわたる被災地放浪の後、2013年にNPO法人東北開墾を設立。毎号東北の志ある生産者を特集する“史上初の食べもの付き情報誌”「東北食べる通信」を創刊からわずか1年で購読会員数1300人超のユニークなオピニオン誌に育てあげる。今年の春には同様の試みを全国に広げるべく、日本食べる通信リーグを創設。

■ 貝島 桃代 (筑波大学大学院人間総合科学研究科 准教授)
東京都生まれ。1991年 日本女子大学家政学部住居学科卒業。
1992年 塚本由晴氏とアトリエ・ワン設立。
1994年 東京工業大学大学院修士課程修了。
2000年 東京工業大学大学院博士課程修了。
2000年~ 筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授。 実践的な活動を通した建築設計とまちづくりの研究を行う。震災後、建築家による復興支援ネットワーク「アーキエイド」に参加し、牡鹿半島の桃浦・月浦・侍浜地区を中心とした高台移転地や低平地利活用の計画策定支援を行う。また、牡鹿半島の集落や建築物、生業を記録した「浜の暮らしから浜の未来を考える 牡鹿半島復興のためのデザインパタンブック」「牡鹿漁師学校教科書」の製作を行う。桃浦浜づくり実行委員会による牡鹿漁師学校の企画・開催に際しては事務局として、広報活動やプログラム作成等の支援を行い、継続的な恊働体制を築いている。

■ 貝沼 航 (株式会社明天 代表取締役)
福島県福島市出身。子ども時代は、会津出身の祖父の膝の上で「会津っていうところは特別なところなんだ」という話を聞かされて育つ。高校時代は文化祭活動、大学時代はロックバンドとインド旅行に明け暮れる。大学卒業と同時に就職がきっかけで、東京から会津若松市に移り住む。当初は2年間で会津を出る予定だったのが、伝統工芸の職人さんたちとの出会いが転機となり、いつの間にか会津という土地に心酔し定住してしまう。2005年、25歳の時に株式会社明天を設立。柳宋悦『民芸の趣旨』を座右の書とする。

■ 佐々木 瞳 (フリーアナウンサー)
大学生時代、日本テレビ「oha4!NewsLive」で学生キャスターとして活動。ラジオ福島にアナウンサーとして入社。朝の生放送番組を務め、震災報道にも力を入れる。2014年4月フリーに転身。イベントMCなどをメインに行う。ブライダルに特化したミス・コンテスト 「Bride of japan2015」で第3位。

内容

東日本大震災から5年が経過し、いたるところで土地の整備やハードの建設が進んでいる。復興公営住宅への移設もはじまり、まちは機能の本格的な再生へと動く見込みとなっている。その際の鍵になるのがソフトの整備である。雇用がなければまちから人が離れてしまう。事業者がいなければ商店街はシャッター通りに戻ってしまう。
高齢化や人口減少、地域経済の衰退など、多くの課題は未解決のまま、厳しい状況を迎えている。震災によって高齢化・人口減少、そして産業の衰退が加速した東北は、10 年後、20 年後の日本の地域社会を先取りしている課題先端地域といえる。
いまの東北が抱える課題は、必ず日本の地域社会にも訪れる時がくる。
メディアでの報道も限定的なものとなってきた今、東北オープンアカデミーは改めて東北に関わることの意味とその可能性を広く共有することで、東北から日本の未来をともにつくり、磨きあげていく仲間を募っていくために東北各地でのフィールドワークを実施している。
本カンファレンスではフィールドワーク参加者が各地での学びを持ち寄り,今後東北とどのような関わりが出来るのか、第一部:プレゼンテーション「東北からはじめる地域の未来の社会実験」、第二部:分科会「フィールドワークからの気付きと学びのシェア」、第三部:懇談会の三部構成で議論を展開していきたい。

問い合わせ先
東北オープンアカデミー実行委員会 (東京事務局 : NPO法人ETIC.)
TEL. 03 - 5784 - 2115

連続シンポジウム

認知症と成年後見制度について~現場から考える社会デザイン

  【第1回】①5月28日(土)(終了しました)
  【第2回】6月11日(土)(終了しました)
  【第3回】 7月30日(土)  13:30 ~ 16:30
  参加費無料/申込不要

※ 認知症と成年後見制度について~現場から考える社会デザイン (PDF) でも詳細をご確認いただけます。

主催
21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所
会場
立教大学 池袋キャンパス 太刀川記念館3階多目的ホール
定員
100名 (申込不要)
講師
【第1回】認知症と医療、意思決定支援について - 5月28日(土)終了しました
新田 國夫 氏 (医療法人社団つくし会新田クリニック理事長)
水島 俊彦 氏 (弁護士、法テラス八戸法律事務所)

【第2回】認知症ケアと福祉、看護について - 6月11日(土)終了しました
柴田 洋弥 氏 (日本自閉症協会常任理事)
永田 久美子 氏 (認知症介護研究・研修東京センター研究部長)

【第3回】認知症と成年後見活動について - 7月30日(土)
高橋 弘 氏 (けやき野司法書士法人経営責任者)
土井 雅生 氏 (認定NPO法人成年後見なのはな代表理事)
小林 有紀子 氏 (社会福祉士、多摩南部成年後見センター)
講師略歴

■ 新田 國夫 (にった くにお) : 医療法人社団つくし会新田クリニック理事長
1944年岐阜県生まれ、早大卒、帝京大医学部卒、医師。医療法人社団つくし会理事長。全国在宅療養支援診療所連絡会会長。東京都国立市で医院を経営。通所リハビリやグループホームなどの事業所も展開。国立市と共同で月1回認知症カフェを開いているほか、岩手県陸前高田市での認知症カフェも監修。2014年11月当研究科主催の「フォーラム認知症カフェを考える2014」で第1部講演座長を務める。著書に『自宅で安心して死ぬための5つの準備』(主婦の友社)

■ 水島 俊彦 (みずしま としひこ) : 弁護士、法テラス八戸法律事務所
 2007年司法試験合格。2010年~2013年法テラス佐渡法律事務所に赴任。成年後見関連業務や後見人のなり手不足等の課題に対して司法ソーシャルワークを実践する。その後、日弁連・法テラスの推薦を受けて英国エセックス大学客員研究員として1年間留学し、英国の意思決定支援関連実務を学ぶとともに南豪州において障害者権利条約に基づく支援付き意思決定支援モデルのトレーニングを受ける。現在は日弁連をベースに「意思決定支援」のわが国への導入を推進する活動を行っている。日弁連高齢者・障害者権利支援センター委員・障害者権利条約パラレルレポート作成PT委員

■ 柴田 洋弥 (しばた ひろや) : 日本自閉症協会常任理事
知的障害者入所更生施設「滝乃川学園成人部」指導員を皮切りに、国立市通所施設「あさがお」他の施設長を歴任し、07年「日の出福祉園」園長。2011年退職。元日本知的障害者福祉協会政策委員長。現在、日本自閉症協会常任理事、日本成年後見法学会制度改正検討委員会委員など公職を務める。ホームページhttp://hiroya.info/に論文を掲載し、長年の福祉現場の経験を基に意思決定支援の導入を提言する。共著「知的障害をもつ人の自己決定を考える」(大揚社)

■ 永田 久美子 (ながた くみこ) : 認知症介護研究・研修東京センター研究部長
 新潟県出身。千葉大学大学院看護学修士課程修了。学生時代から地域や病院、施設で認知症の人と家族を支援する活動を続けてきている。東京都老人総合研究所を経て、2000年8月から認知症介護研究・研修東京センター勤務。認知症の本人が自分らしく暮らし続けるための本人支援、本人と家族を地域の多資源で支える人材・チーム育成、地域の特徴を活かした本人参画の地域づくり等に取り組む。主な編著書として、「認知症の人の見守り・SOSネットワーク実例集」、「認知症の人の小さくて大きな一言」等

■ 高橋 弘 (たかはし ひろし) : けやき野司法書士法人経営責任者
1956年東京都生まれ。東京外国語大学卒業。コマツ海外事業本部を経て、けやき野司法書士法人を設立し現在経営責任者。司法書士(埼玉司法書士会)。日本成年後見法学会常務理事、国際交流委員会委員長として後見法国際会議に学会代表として参加するほか、2010年横浜で開催された第1回成年後見法世界会議事務局長を務める。雑誌『実践成年後見』編集委員。けやき野司法書士法人(浦和、飯能)は多数の成年後見人および成年後見監督人を務めている。

■ 土井 雅生 (どい まさお) : 認定NPO法人成年後見なのはな代表理事
 2006年千葉市にNPO法人成年後見なのはなを設立。その後、行政書士を中心に会員を募り現在では会員規模60名となり、わが国で最多実績を有する成年後見NPO法人に成長した。同法人は公益性が高く組織運営が適正であり広く市民から支援されていると認められ、所轄庁である千葉市より市内初の認定NPO法人に認定された。土井理事長は、なのはな主催セミナーのほか東京大学市民後見人養成講座などで講演活動を行っている。

■ 小林 有紀子 (こばやし ゆきこ) : 社会福祉士、多摩南部成年後見センター
 東京都出身。社会福祉士。2011年立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修了。2006年より東京都調布市、日野市、狛江市、多摩市、稲城市の5市が共同で設立し運営する多摩南部成年後見センターにて、低所得者や虐待事案、多問題家族等の困難事例を中心に延35人の後見業務に従事。その傍ら市民後見人の養成に携わり、修士論文「成年後見制度における市民後見人の養成と活用」を執筆。東日本大震災の際には「赤い羽根共同募金」の助成金を獲得し、被災地において成年後見制度の利用支援活動を展開。共著『成年後見実務全書』。

<ファシリテ-タ->
■ 長坂 俊成 (ながさか としなり)
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授(博士課程前期課程主任、社会学部教授兼任)。地域社会の課題解決や公民協働、知識創造、リスクガバナンスを支えるeコミュニティプラットフォームを提唱し、その開発と普及に取り組む。専門はリスクガバナンス、リスクコミュニケーション、防災危機管理、デジタルアーカイブ、災害情報、情報政策など。筑波大学大学院経営政策科学研究科修了(法学修士)。研究の傍ら2つの震災支援NPO法人代表理事を務める。

<討論参加者>
■ 櫻井 幸男 (さくらい ゆきお)
1957年大分県生まれ。大学卒業後、1980年より海運会社勤務。2014年度第7期市民後見人養成講座修了(東京大学)、2015年4月より立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士課程前期課程。現在、成年後見制度について研究中。社会デザイン学会、日本成年後見法学会に所属。

内容

認知症が現代の社会的課題となっています。認知症患者は現在520万人と推計され(厚労省)、加えてMCI(軽度認知障害)の人々が多数います。MCIの人々の何割かは将来認知症へ移行すると言われています。団塊の世代が75歳以上となる2025年に認知症患者は700万人まで増加し、高齢者の5人に1人が認知症となる見通しです。しかし、社会の備えは十分であるとは言えません。医療、介護、成年後見などの制度は有りますが、肝心の地域社会における相互の連携は十分ではありません。
本シンポジウムでは、認知症や成年後見と深い関わりを持つ各界の方々が現場や学術の視点から認知症にどう対処すべきかを講演し、参加者と意見交換する場を提供します。対象領域が多岐にわたるため、連続3回のシンポジウムを行います。
第1回は「認知症医療と意思決定支援」について精神科医、弁護士が講演します。(終了しました)
第2回は「認知症ケア」について福祉専門家、看護師が講演します。(終了しました)
第3回は「成年後見活動」について司法書士、NPO代表、社会福祉士が講演します。
各回とも講師が講演を行い、その後長坂教授がファシリテーターとなり講師とのパネル討論を行い、最後に会場参加者との意見交換を行います。 本シンポジウムを通じて、認知症と成年後見制度に関する社会デザインをどのように構築すればよいのか、講演者と参加者が共に考える機会を提供します。

問い合わせ先
立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科委員長室
TEL. 03-3985-2181/(月~木)11:00〜18:00



▼終了した公開講演会▼

公開講演会

いまあらためて社会デザインを考える:共同体を支える理念とは何か~倫理、制度、現実の交錯する中で

  2016年6月18日(土)14:00~18:10  参加費無料/申込不要
主催
21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所、社会デザイン学会
会場
立教大学 池袋キャンパス 太刀川記念館3階多目的ホール
講師
【講演とパネル討論】
宮島 喬 (お茶の水女子大学名誉教授、元立教大学社会学部教授)
西谷 修 (立教大学大学院文学研究科特任教授)
【報告とパネル討論】
佐野 敦子 (社会デザイン学会理事)
【ディスカッサント】
北山 晴一 (立教大学名誉教授)
【モデレーター】
中村 陽一 (立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・法学部教授)
講師略歴

■ 宮島 喬 (みやじま たかし)
お茶の水女子大学名誉教授。お茶の水女子大学、立教大学、法政大学の各教授を経て現職。専門は社会学。主な著書に、『現代ヨーロッパと移民問題の原点―1970、80年代、開かれたシティズンシップの生成と試練』(明石書店、2016年)、『外国人の子どもの教育: 就学の現状と教育を受ける権利』(東京大学出版会、2014年)、『一にして多のヨーロッパ―統合のゆくえを問う』(勁草書房、2010年)、『ヨーロッパ市民の誕生―開かれたシティズンシップへ 』(岩波新書、2004年)、他多数。

■ 西谷 修 (にしたに おさむ)
立教大学大学院文学研究科特任教授、東京外国語大学名誉教授。明治学院大学、東京外国語大学教授を経て現職。専門は哲学、フランス思想。主な著書に、『アフター・フクシマ・クロニクル』(ぷねうま舎、2014年)、『理性の探求』(岩波書店、2009年)、『「テロとの戦争」とは何か――9.11以後の世界』(以文社、2002年)、『世界史の臨界』(岩波書店 2000年)、『夜の鼓動にふれる――戦争論講義』(東京大学出版会 1995年 / ちくま学芸文庫 2015年) 

■ 佐野 敦子 (さの あつこ)
(一社)社会デザイン研究所特別研究員。社会デザイン学会理事。主な論文に、「ドイツの多文化主義の方向性 移民統合に関わる成人教育からの分析」(『ヘルダー研究』日本ヘルダー学会,第19号, 2014年)、「『教育地主義』とはなにか―ドイツにみる新しい国民アイデンティティ形成の理念とその可能性―」(『Social Design Review 』Vol.6,社会デザイン学会,2014年)、「成人教育からみるドイツの統合と国民アイデンティティの形成」(博士学位申請論文、立教大学、 2014年)

■ 北山 晴一 (きたやま せいいち)
立教大学名誉教授、社会デザイン学会会長。パリ第3大学講師、立教大学教授等を経て現職。専門は社会デザイン学。主な著書に、『世界の食文化16フランス』(農文協、2008年)『衣服は肉体になにを与えたか』(朝日新聞社、1999年)、『19世紀パリの原風景』(全2巻、三省堂、1985年)、訳書『アフリカ革命に向けて』(F・ファノン著、みすず書房、1984年)、他。論文に「80年代を語ることの意味~時代はいかにして閉じられていったか」(『境界を超えて』立教比較文明学会、2009年)、等。

内容

近年、ともに生きることの困難を思い知らされる出来事が地球的な規模で頻発している。中東やアフリカでの戦闘、拉致、居住地や共同体の破壊、住処を追われて海を渡ろうとする難民の遭難、欧州でのテロ事件と排外主義…そして頻発する巨大災害。これらの出来事を私たちは他人事のように眺めてきたが、まさしく他人事のように眺めてきたことによって21世紀の文明社会は危機的な事態に直面してしまった。このような問題関心のもとに、21世紀社会デザイン研究科では、昨年来、目的を共有する社会デザイン学会との共催でシリーズ「いまあらためで社会デザインを考える」を企画してきた。
シリーズの第3回にあたる今回は、私たちがともに生きる場としての「共同体」について3つの視点から議論を深めたい。まず、西谷修氏には共同体を共同体として成立させしめる理念とりわけその倫理的基盤とは何かについて、また宮島喬氏には、氏が長年追究してきたフランスをはじめとする欧州諸国がそれぞれに異なる国家理念と歴史のしがらみを超えていかなる共同体を目指してきたのか、そしてそうして目指されてきた欧州諸国内での制度的合意がいま世界を席巻する人口移動の圧力の中でいかなる困難に直面しているかについて語ってもらう。ついで佐野敦子氏には、国民国家への執着がとりわけ強かったドイツがいまどのような共同体をめざしどのような努力を傾けているか、その現状について報告してもらう。最後に講師3名とディスカッサントおよびモデレーターを加えたパネル討論、フロアとの質疑等を通して、では日本の場合も含めさまざまに異なる個人やグループがともに生きることを可能にする共同体の形とはなにか、ついて議論を展開したい。

問い合わせ先
立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科委員長室
TEL. 03-3985-2181/(月~木)11:00〜18:00

公開講演会

「今あらためて社会デザインを考える ~ 東日本大震災の復興の今日的課題」

  2016年2月25日(木)18:30~21:00  参加費無料/申込不要
主催
21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所
共催
社会デザイン学会
会場
立教大学 池袋キャンパス 7号館 7102教室
講師
【講師】
望月 正彦 氏 (三陸鉄道株式会社社長)
【パネリスト】
中村 陽一 (立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・法学部教授)
北山 晴一 (立教大学名誉教授)
講師略歴

■ 望月 正彦 (もちづき まさひこ) : 三陸鉄道株式会社社長
1952年生まれ。岩手県花巻市出身。岩手県庁入庁後、盛岡地方振興局長などを歴任。2010年6月、三陸鉄道社長就任。三陸鉄道は県や沿線市町村が出資する全国初の第三セクター鉄道として1984年4月に開業。今年は開業30周年。「三鉄」の愛称で呼ばれ、一昨年放送されたNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」のモデルともなる。

内容
東日本大震災からもうすぐ5年が経過しようとしている。東日本大震災は私たちに様々な課題をつきつけたが、とりわけ被災した地域をいかに復興するかという課題は、今日的な課題でもある地方創生とも関連しつつ、困難な課題となっている。こうした状況のなかで三陸鉄道は、地域の基幹産業である水産業、観光業と連携し新たな地方創生ビジネスモデルを構築し、地域の復興に大きな役割を果たしている。以上の経験と教訓、被災地の現状と今後の展望を学ぶことを目的とする。また共催の社会デザイン学会が三陸鉄道の被災地研修等の成果を社会デザイン大賞に選考したのもふまえ、「社会デザイン」の観点から、被災地復興をテーマとするディスカッションも実施する。
問い合わせ先
立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科委員長室
TEL. 03-3985-2181/(月~木)11:00〜18:00

公開講演会

「WATASHIカレッジ」 育休復帰準備完璧1Day講座

  2016年3月5日(土)13:00~16:30  申込要
主催
21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所
共催
(株)ベネッセコーポレーション
後援
豊島区
会場
立教大学 池袋キャンパス 14号館 D201、D603、D602教室
講師
白土 謙二 氏 (元電通特別顧問)
小崎 恭弘 氏 (大阪教育大学准教授)
薬師丸 正二郎 氏 (立教大学法学部キャリアアドバイザー)
萩原 なつ子 (立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
講師略歴

■ 白土 謙二 (しらつち けんじ) : 元電通特別顧問
立教大学法学部政治コース卒業。同年4月電通入社。クリエイティブ・ディレクター、CMプランナー、コピーライターを勤める。企業の経営・事業戦略からブランドコミュニケーション、商品開発、プロモーション、店舗開発、イントラネット構築、CSR活動、企業カルチャー変革まで、広汎なビジネス領域を戦略と表現の両面から、統合的にコンサルティングを担当。カンヌCMフェスティバル銀賞を始め、広告賞受賞多数。2015年3月31日電通を退社し、現在フリーのクリエイティ・ディレクターとして活躍中。

■ 小崎 恭弘 (こさき やすひろ) : 大阪教育大学准教授
聖和大学教育学部卒業。97年武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科終了。09年関西学院大学大学院人間福祉研究科後期博士課程満期退学。91年西宮市市役所初の男性保母として採用、西宮市授産所「名神あけぼの園」に配属。96年仏教大学通信教育部非常勤講師。02年聖和大学教育学部非常勤講師。03年西宮市役所退職、神戸常盤短期大学専任講師。04年甲南女子大学・大阪人間科学大学非常勤講師。05年武庫川女子大学非常勤講師 06年関西学院大学非常勤講師 14年大阪教育大学教育学部 准教授 現在に至る。

■ 薬師丸 正二郎 (やくしまる しょうじろう) : 立教大学法学部キャリアアドバイザー
立教大学法学部卒業、元立教大学観光学部特任准教授。立教女学院短期大学非常勤講 師、立教大学法学研究科大学院博士後期課程在学中。立教大学法学部キャリアアドバ イザー。

内容

ママになっても大学で学べる社会を目指して、「一生涯教育」をコンセプトにする立教大学と妊娠期から育児期をサポートし続けるベネッセが共同開催する。育休復帰直前のワーキングマザー(&パパや祖父母)に向け、立教大学という学びの場を舞台に、自信をもって復帰できるための実践的な学びの機会を提供。ママには仕事脳に切り替える訓練や先輩ママの経験値を収集できる機会を提供し、パパ(もしくは祖父母)には子どもと2時間過ごす体験と夫婦で協力して育児をする心構えを提供します。
また、当企画(育休復帰という新たなスタートラインにたつ女性の支援)を皮切りに、ママが大学で学ぶ・キャリアを磨くことを大学とベネッセで支援していきます。
当企画は2015年7月19日に立教大学で実施した「マナmamaカレッジ」での数々の意見とモニター参画いただいたママたちの声からつくられています。

<講座内容>
WATASHIカレッジ ~わたしも子どもも家族も、育休復帰準備OK!~
1.講演「助け合いのネットワーキングの重要性」
    萩原 なつ子 (立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授・社会学部教授)
2.「ロジカルシンキング~育児脳を仕事脳へ」
    薬師丸 正二郎 氏 (立教大学法学部キャリアアドバイザー)
3.「自分を知り、自分を伝える」わたしのキャリアの棚卸し
    白土 謙二 氏 (元電通特別顧問)
4.「パパと赤ちゃんと一緒に楽しく過ごそう」
    小崎 泰弘 氏 (大阪教育大学准教授)

問い合わせ先
WATASHIカレッジ 育休復帰準備完璧1Day 講座
⇒ http://tamahiyo.jp/lp/happystart160305/

公開講演会・パネルディスカッション

いま、改めて民主主義を教えるとは?

  2016年3月19日(土)13:00~18:00  参加費無料/申込不要
主催
21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所
共催
日本シティズンシップ教育フォーラム
会場
立教大学 池袋キャンパス 太刀川記念館3階多目的ホール
講師
【講師】
広田 照幸 氏(日本大学文理学部教授)
合田 哲雄 氏(文部科学省初等中等教育局教育課程課長)
小玉 重夫 氏(東京大学大学院教育学研究科教授)
林 大介 氏(東洋大学社会学部助教、模擬選挙推進ネットワーク事務局長)
萩原 なつ子 (立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
講師略歴

■ 広田 照幸 : 日本大学文理学部教授
1959年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。南山大学文学部講師、助教授、東京大学大学院教育学研究科助教授・教授を経て、現在、日本大学文理学部教授。専門は、教育社会学、教育学、社会史。

■ 合田 哲雄 : 文部科学省初等中等教育局教育課程課長
1992年に旧文部省に入省。2000年に福岡県教育庁高校教育課長に着任。その後、国立大学法人化や学習指導要領改訂の担当、全米科学財団 (The National Science Foundation: NSF)フェロー、高等教育局企画官、研究振興局学術研究助成課長等を経て、現在、 初等中等教育局教育課程課長。

■ 小玉 重夫 : 文部科学省初等中等教育局教育課程課長
1960年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。慶應義塾大学教職課程センター助教授、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授などを経て、現在、東京大学大学院教育学研究科教授。専門は、教育哲学、アメリカ教育思想、戦後日本の教育思想史。

■ 林 大介 : 東洋大学社会学部助教、模擬選挙推進ネットワーク事務局長
1976年生まれ。子どもの権利条約に高校生時代に出会ったことをきっかけに、今を生き、次代を担う子ども・若者のエンパワーメントや社会参加、シティズンシップ教育をテーマにした活動を始める。NPO職員、文部科学省職員を経て、現在、東洋大学社会学部社会福祉学科助教、NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン理事。

内容

近年、市民社会の担い手の育成をめざしたシティズンシップ教育の必要性が高まる中で、日本各地で、様々な実践や研究、政策形成が展開されてきている。こうした実践・研究・政策などに携わる人々が、領域を越えて交流する場は、これまであまり設けられてこなかったが、意欲的な取り組みを応援し、日本のシティズンシップ教育のさらなる発展を図っていくためには、実践・研究・政策等に携わっている様々な人たちや、そうした取り組みに関心のある人たちが、ともに集い、交流する場を設けることが重要である。本企画では、そうした背景や問題意識を踏まえ、シティズンシップ教育に携わる様々な人々の交流や意見交換、また広くシティズンシップ教育に関心のある人々との結びつきの機会をつくることを目的とする。

問い合わせ先
立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科委員長室
TEL. 03-3985-2181/(月~木)11:00〜18:00

2015年度の開催内容はこちら

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