立教大学

公開講演会

公開講演会 ( 2015年度 )

公開シンポジウム

「ボスニア・ヘルツェゴビナは今 ~ デイトン和平合意・スレブレニツァから20年」

 2015年12月4日(金)18:30~21:00  参加費無料/申込不要
主催
21世紀社会デザイン研究科,社会デザイン研究所
協力
特定非営利活動法人難民を助ける会
会場
立教大学 池袋キャンパス 11号館AB01教室
講師
【講師】
柴 宜弘 氏  (城西国際大学特任教授・東京大学名誉教授)
木村元彦 氏  (ノンフィクション作家、ビデオ・ジャーナリスト)
橋本敬市 氏  (国際協力機構(JICA)国際協力専門員・平和構築担当)
吉楽 禄 氏  (NHK報道局社会番組部ディレクター)
【講師兼司会】
長 有紀枝 (立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
講師略歴

■ 柴 宜弘(しば・のぶひろ):城西国際大学特任教授・東京大学名誉教授
1946年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科西洋史学博士課程修了。 1975~77年、ベオグラード大学哲学部歴史学科留学。敬愛大学経済学部、東京大学教養学部を経て、1994年東京大学大学院総合文化研究科教授(2010年退官)。 専攻は東欧地域研究、バルカン現代史。主な著書に『バルカンの民族主義』(山川出版社1996年)、『ユーゴスラヴィア現代史』(岩波新書1996年)、『新装版 図説 バルカンの歴史』(河出書房新社2015年)など。他に共著、編著、論文多数。

■ 木村 元彦(きむら・ゆきひこ):ノンフィクション作家
1962年愛知県生まれ。主な著書に、サッカーと旧ユーゴスラヴィア情勢を織り交ぜた3部作『誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡』(東京新聞出版社1998年)、『悪者見参 ユーゴスラビアサッカー戦記』(集英社2000年)、『オシムの言葉』(集英社2005年)。他に『終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ』(集英社2005年)、インタビュー・解説に明石康『「独裁者」との交渉術』(集英社2010年)、サッカーボスニア代表を描いた「オシム 終わりなき闘い」(NHK出版2015年)などがある。ビデオ・ジャーナリストとして2014年NHKドキュメンタリー「オシム 73歳の闘い」「民族共存へのキックオフ」でボスニアを取材。

■ 橋本 敬市(はしもと・けいいち):国際協力機構(JICA)国際協力専門員・平和構築担当
1960年大阪府生まれ。大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程修了(国際公共政策博士)。新聞記者、在オーストリア日本大使館専門調査員、上級代表事務所(OHR)政治顧問を経て、2002年より現職。主要著作に『紛争と復興支援 平和構築に向けた国際社会の対応』(分担執筆、有斐閣2004年)、「ボスニア・ヘルツェゴヴィナにおける和平プロセス―国際社会による強権的介入」(『国際問題』2003年7月)など。

■ 吉楽 禄(きらく・さち): NHK報道局社会番組部ディレクター
1982年新潟県生まれ。一橋大学大学院法学研究科修了。2006年NHK入局。広島局報道番組部を経て現職。2015年7月放送のNHKドキュメンタリー「NEXT未来のために『虐殺の町で生きる~スレブレニツァ 母たちの20年』」担当ディレクター。核・戦争、東日本大震災、子どもの人権などのテーマを中心に番組を制作。

■ 長 有紀枝(おさ・ゆきえ):立教大学21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授
1963年東京に生まれ、茨城県で育つ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程修了。1991年より2003年まで国際協力NGO難民を助ける会(AAR)勤務。ボスニア紛争時、駐在員として難民・避難民支援に従事。2008年よりAAR理事長。2009年に立教大学着任、2010年より現職。著書に『スレブレニツァ あるジェノサイドをめぐる考察』(東信堂2009年)、「スレブレニツァで何が起きたか」、石田勇治・武内進一編『ジェノサイドと現代世界』所収(勉誠出版2011年)など。

内容
 終戦から70 年を迎えた今年は、第二次世界大戦後、欧州最大の紛争とされるボスニア・ヘルツェゴビナの紛争終結と、ボスニア紛争末期にスレブレニツァで発生したジェノサイド(集団殺害)から20 年の節目にあたる年でもあります。
当初内戦として始まり、次第に国際的武力紛争に発展したボスニア紛争は、1992 年の勃発以来3 年半の間に、戦前の人口440 万人の内、人口の5%を超える約25万人が死亡、180 万人が難民・国内避難民となり、行方不明者数千名といわれる凄惨を極めた紛争です。また紛争末期、国連の安全地帯に指定され、国連PKO のオランダ部隊によって防御されていた人口4万あまりの小都市スレブレニツァでは、セルビア人勢力の攻撃により、7月11日の陥落以来約10日間に、ムスリム人男性約7500名が行方不明となり、その多くが処刑される事件が発生しました。国際刑事裁判においてルワンダに続き、史上2例目のジェノサイド判決がでた事件です。
本シンポジウムは、スレブレニツァ・ジェノサイドと、ボスニア紛争を終結に導いたデイトン和平合意から20年のボスニア・ヘルツェゴビナの現在を、①バルカン研究の第一人者である歴史学者と、②旧ユーゴやボスニアのサッカー協会の統一と分裂を追ってきたノンフィクション作家、③ボスニアの帰還民の自立支援や平和構築プログラムにJICA の立場から関わってきた専門家、④スレブレニツァ20周年を取材しドキュメンタリー番組を制作したジャーナリスト、⑤スレブレニツァ・ジェノサイド発生時、NGO 職員として現地におり、その後研究者としてそのメカニズムの解明と国際司法による裁きを研究してきた本学教員の目から分析し、複合国家ユーゴスラヴィアの「縮図」といわれた多民族の共存社会でありながら、現代史に名を刻んだ凄惨な紛争を経験した社会の、移行期をめぐる課題、和解や共生がいかなる道を辿っているのか、EU 加盟問題の影響も含め、明らかにしようとするものです。

公開シンポジウム

「未来の生き方・働き方を真剣に見つめたい<あなた>のために
 ―ようこそ社会デザインの世界へ 」

 2015年11月19日(木)18:30〜21:30  参加費無料/申込不要
主催
21世紀社会デザイン研究科,社会デザイン研究所
会場
立教大学 池袋キャンパス 本館 1202教室
講師
【講師】(登壇順)
中村陽一 (21世紀社会デザイン研究科・法学部教授)
梅本龍夫 (21世紀社会デザイン研究科特任教授,日本におけるスターバックスコーヒー立ち上げ総責任者)
石川治江 (21世紀社会デザイン研究科客員教授,NPO法人ケア・センターやわらぎ代表理事)
稲葉剛 (21世紀社会デザイン研究科特任准教授,認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい共同設立者・理事)
長有紀枝 (21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
長坂俊成 (21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
【総合司会】
山岡三子 (21世紀社会デザイン研究科修了生[博士],名古屋短期大学 客員教授,フリーアナウンサー)
講師略歴

【講師】(登壇順)
■ 中村陽一
21世紀社会デザイン研究科・法学部教授,社会デザイン研究所所長。社会デザイン学会副会長,日本NPO学会発起人・前理事。㈱新評論,日本生協連を経て,非営利シンクタンク・消費社会研究センター設立,代表。東京大学社会情報研究所客員助教授,都留文科大学文学部助教授,同教授を経て,現職。多数のNPO,ソーシャルビジネスなどの運営やサポートなど,現場と往復しつつ実践的研究,基盤整備,政策提言に取り組む。

■ 梅本龍夫
21世紀社会デザイン研究科特任教授,経営コンサルタント。NTT,ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド,シュローダー・ピーティーヴィ・パートナーズ㈱,㈱サザビーを経て,独立(経営コンサルタント)。㈱サザビーにてIPO主導,IR責任者。商号・商標訴訟タスクフォース責任者。同社「第2創業」(企業再活性化)プロジェクト総責任者,合弁事業スターバックス・コーヒー・ジャパンの立上げ総責任者。金融機関主催の経営者塾にて次世代経営者を育成する。

■ 石川治江
21世紀社会デザイン研究科客員教授,NPO法人ケア・センターやわらぎ代表理事,社会福祉法人にんじんの会理事長。外資系企業に秘書として勤務後,福祉の道に進む。87年,非営利の民間福祉団体「ケア・センターやわらぎ」を立ち上げ,事務局長に就任。97年,「やわらぎ」を母体に社会福祉法人「にんじんの会」を設立し,同会理事長も務める。99年に「やわらぎ」をNPO法人化,現在にいたる。著書『介護はプロに,家族は愛を』など。

■稲葉剛 
21世紀社会デザイン研究科特任准教授,認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事,一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事,住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人。1994年より東京・新宿を中心に路上生活者の支援活動に関わる。2001年,自立生活サポート・もやいを設立し,幅広い生活困窮者への相談・支援活動に取り組む。

■長有紀枝
21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授,認定NPO法人難民を助ける会理事長,認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム理事。外資系企業を経て,1991年より難民を助ける会に勤務。緊急人道支援,地雷対策,地雷禁止条約策定交渉などに携わる。国連中央緊急対応基金(CERF)諮問委員,相馬市復興会議顧問会議委員なども務める。

■長坂俊成
21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授,一般社団法人東日本大震災デジタルアーカイブス支援センター代表理事,一般社団法人協働プラットフォーム代表理事。㈱住信基礎研究所,独立行政法人防災科学技術研究所社会防災システム研究領域主任研究員・プロジェクト・ディレクターなどを経て,現職。地域社会の課題解決や公民協働,知識創造,リスクガバナンスを支えるeコミュニティプラットフォームを提唱し,その開発と普及に取り組む。

【総合司会】
■山岡三子
21世紀社会デザイン研究科博士課程後期課程修了(社会デザイン学博士)。宝塚歌劇団出身,退団後キャスターに転身し,フリーアナウンサーとして活躍。現在,名古屋短期大学客員教授。NHK-BS:ワールドステーション22 キャスター,NHK:おはよう5 キャスター日本テレビ:ズームインサタデー 司会,TBS:ニュースコール キャスター,テレビ東京:医食同源,TBSラジオ:CUBEなどに出演。

内容
 課題が山積する現代社会にイノベーションを起こし,社会を具体的に変えていくための方法として,ソーシャルデザイン,コミュニティデザインなど,社会デザインへの注目と関心が高まっている。なかでも,いまとは確実に異なっていく未来の生き方・働き方を真剣に考えようとする学生や若い世代の関心は強い。
 本講演会では,いまなぜ社会デザインなのか,それはこれからの時代の生き方・働き方にどう関わってくるのか,豊かな現場経験から将来を考え続ける講師陣と,学生をはじめとする次世代との対話の場を創造したい。そのため,ショーケース的な問題提起とミニパネルの形式で,ソーシャルイノベーション,経営組織戦略,社会起業家,格差と貧困,難民問題,災害とリスクガバナンスなど多彩なアプローチから,未来の生き方・働き方を掘り下げていくこととする。

公開シンポジウム

「ハウジングファーストと社会デザイン―フランスと日本の実践から 」

 2015年11月14日(土)14:00~17:00 (13:30開場)  参加費無料/申込不要
主催
21世紀社会デザイン研究科・社会デザイン研究所
協力
認定NPO法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン
会場
立教大学 池袋キャンパス 5号館1階 5123教室
講師
【講師】
ヴァンサン・ジェエラール 氏(世界の医療団フランス本部,精神科医)
阪井 ひとみ 氏(阪井土地開発株式会社代表取締役,NPO 法人おかやま入居支援センター理事)
森川すいめい 氏(認定NPO法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン東京プロジェクト担当,精神科医)
【司会】
稲葉 剛(21世紀社会デザイン研究科特任准教授,認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事)
講師略歴

■ ヴァンサン・ジェエラール
フランス人精神科医。イェール大学博士号。アメリカでの修学後,フランスに戻り,精神障害を抱えるホームレスの為のハウジングファーストプログラムを世界の医療団マルセイユで実行。効果が認められ,2011年から,フランス初の公的なハウジングファーストプログラム「アン・シェ・ソワ・ダボー」のコーディネーターとして活躍。現在は,フランス南部の都市マルセイユを拠点とする。

■ 阪井ひとみ
阪井土地開発株式会社代表取締役。NPO 法人おかやま入居支援センター理事。住まいが見つからないことが理由で,長期の入院生活をおくる精神障害者らのために,19年前から入居支援を行っている。2014年,第10 回精神障害者自立支援活動賞(通称:リリー賞)支援者部門及び「シチズン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。国土交通省「安心居住研究会」や厚生労働省「長期入院精神障がい者の地域移行に向けた検討会」外部有識者。

■ 森川すいめい
精神科医。鍼灸師。医療法人社団翠会みどりの杜クリニック院長。老年期の内科・精神科の往診や外来診療を行う。2003年にホームレスを支援する団体「TENOHASI(てのはし)」を立ち上げ,08年NPO法人化,理事として東京・池袋で炊き出しや医療相談などを行っている。09年より認定NPO法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン東京プロジェクトの代表を務める。著書に『漂流老人ホームレス社会』(朝日新聞出版)

内容
 「ハウジングファースト」とは,住まいを失った人への支援において,安心して暮らせる住まいを確保することを最優先とする考え方のことです。
 「ハウジングファースト」は,欧米のホームレス支援の現場では一般的になりつつあり,重度の精神障害を抱えるホームレスへの支援でも有効であることが実証されています。
 しかし,日本では住まいの確保よりも生活訓練や就労支援等を優先するという考え方が根強くあるため,住まいのない高齢者や障害者の地域生活移行支援が進まない要因になっています。
 今年5月には,川崎市の簡易宿泊所で火災が発生し,高齢の生活保護利用者を中心に10名が犠牲となる惨事になりましたが,その背後には日本の福祉政策における住宅軽視の傾向があったことは否定できません。
 本シンポジウムでは,フランスで「ハウジングファースト」に基づくホームレス支援を実践しているNGO「世界の医療団」の担当者をお招きし,実践について報告していただきます。また,民間団体によって東京都豊島区や岡山市で行われている生活困窮者への居住支援事業についても,それぞれの地域で実践をされている方からご報告をいただき,「ハウジングファースト」の日本における実現の可能性について探りたいと思います。

公開シンポジウム

「フォーラム 認知症カフェを考える2015  ~暮らしの中、支え合う地域を目指して~ 」

2015年11月8日(日)13:30~16:30 事前申込要
主催
立教大学社会デザイン研究所、朝日新聞社、朝日新聞厚生文化事業団
後援
厚生労働省、公益社団法人認知症の人と家族の会
会場
立教大学 池袋キャンパス タッカーホール
講師
【パネリスト】
水谷忠由 氏(厚生労働省認知症・虐待防止室長)
川北雄一郎 氏(京都認知症カフェ連絡会事務局長)
明石光子 氏(川崎市宮前区「土橋カフェ」運営)
高橋瑞穂 氏(千葉県市原市「認知症カフェかさね」代表) 
【コーディネーター】
武地一 氏(京都大学医学部付属病院神経内科講師、オレンジカフェ コモンズ運営)
講師略歴

■水谷忠由
厚生労働省認知症・虐待防止室長。 
■武地一
京都大学医学部付属病院神経内科講師。京都大学医学部卒。京大大学院修了。医学博士。福井赤十字病院、ドイツ・ザール大学生理学研究所などを経て、1999年に京大病院に「もの忘れ外来」を開設。2012年9月から京都市上京区でオレンジカフェを運営。
■川北雄一郎
京都認知症カフェ連絡会事務局長。一般財団法人宇治市福祉サービス公社事務局次長、社会福祉士。
■明石光子
医療法人花咲会レストア川崎地域包括支援センター長、看護師、主任ケアマネジャー、 認知症ケア専門士。
■高橋瑞穂
千葉県市原市の認知症カフェ「かさね」代表。市原市の有限会社ほほえみケアセンター介護専門員。

内容
認知症カフェはさらなる広がりをみせており、1月に発表された国家戦略「新オレンジプラン」でも全国への普及がうたわれた。こうした現状を踏まえ認知症カフェ実践者らを集め、カフェの実例紹介にとどまらず、課題や展望などについてパネル討論も行う。認知症カフェ同士の情報共有や意見交換の場の必要性も提起し、カフェの横のつながりの形成に資するような内容を目指し、今後を見据えた展望と課題に重点をおいたフォーラムにしたいと考える。
詳細はこちら
申込方法
事前申込要。申込はこちら
はがき、ファックス、メールのいずれかで「認知症カフェ参加希望」と明記し、名前、性別、年齢、住所、電話番号、所属を書いて、〒104-8011朝日新聞社CSR推進部「認知症カフェを考える」係、FAX:03-3541-8999、Mail:csr-t@asahi.com、10/13(火)必着。後日参加証を送付。

公開シンポジウム

「福島原発事故対応から学ぶ 
  ~緊急時対応のありかたと復興に向けた社会デザイン~ 」

2015年9月20日(日)13:00~16:00  参加費無料/事前申込要 (先着順)
主催
21世紀社会デザイン研究科・社会デザイン研究所
共催
一般社団法人日本リスク研究学会・リスクガバナンス研究タスクグループ
会場
立教大学 池袋キャンパス 8号館1階 8101教室
講師
【第1部】 講 演
   鈴木 浩 氏 (福島大学名誉教授)
   村山武彦 氏 (東京工業大学大学院総合理工学研究科環境理工学創造専攻教授)
   関澤 純 氏 (NPO法人食品保健科学情報交流協議会理事長)
【第2部】 パネルディスカッション
   鈴木 浩 氏 (福島大学名誉教授)
   村山武彦 氏 (東京工業大学大学院総合理工学研究科環境理工学創造専攻教授)
   関澤 純 氏 (NPO法人食品保健科学情報交流協議会理事長)
   コーディネーター 長坂俊成(21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
*上記の講師のほか、当日、福島の方々にゲストコメンテーターとして参加していただく予定です。
講師略歴

● 鈴木 浩(福島大学名誉教授)
1944年生まれ。東北大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了(工学博士)、特定非営利活動法人・超学際的研究機構代表理事、(公財)地球環境戦略研究機関シニアフェロー。専門は都市・地域計画。東北大学工学部助手、国立小山高専助教授、福島大学行政社会学部教授、同大学共生システム理工学類教授などを経て現職。主な著書・論文に鈴木浩「原発災害と復興政策のあり方」(岡田編 『震災復興と自治体』、自治体研究社、pp.283-305、2013)、鈴木浩「福島復興の課題と展望」(大西・城所・瀬田編著『東日本大震災復興まちづくり最前線』、学芸出版、pp.76-95、2013)

● 村山武彦(東京工業大学大学院総合理工学研究科環境理工学創造専攻教授)
1960年生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科社会工学専攻修了(工学博士)、専門は社会工学、環境政策・計画。東京工業大学工学部助手、福島大学行政社会学部助教授、早稲田大学理工学部教授などを経て現職。主な著書・論文に村山武彦、小野聡、十時義明「除染に対する自治体の取り組みとリスクコミュニケーション」(『環境情報科学』44(2)、印刷中、2015)、村山武彦「除染対策と合意形成」
(『建築雑誌』129(1655)、42-43、2014)、村山武彦「低頻度大規模災害への対応を検討する視点」(『日本リスク研究学会誌』22(1)、5-8、2012)

● 関澤 純(NPO法人食品保健科学情報交流協議会理事長)
1944年生まれ。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了(農学博士)。専門は食品・環境化学物質のリスク評価・コミュニケーション。東京都公害研究所、ニューヨーク州立大学、国立医薬品食品衛生研究所、徳島大学総合科学部教授を経て現職。主な著書・論文に関澤 純『リスク評価の目的明確化と有用性の検討による食品安全ガバナンスの向上, 日本リスク研究学会誌, 24(3)11-119 (2014)』、Sekizawa J. 『Other aspects of BSE issues in East Asian countries Risk Analysis 33 (11) 1952-1957(2013) 』ほか

● 長坂俊成(21世紀社会デザイン研究科教授・社会学部教授)
1962年生まれ。筑波大学大学院経営・政策科学研究科修了(法学修士)。専門はリスクガバナンス。慶應義塾大学大学院政策メディア研究科特別助教授、独立行政法人防災科学技術研究所主任研究員を経て現職。主な著書・論文に『記憶と記録 ― 311まるごとア-カイブス』(岩波書店・2012)ほか

内容
リスク学の中心的課題は、起きうるリスクの科学的な予測と適切な対応の選択肢提示および執行の組み合わせと言える。1999年JCO事故を受け原子力災害特別措置法ができ、内閣総理大臣の緊急事態宣言、情報の一元管理や避難勧告などが定められた。しかし “過酷事故は起きず多重防護は万全”との安全神話のため、福島原発事故では想定外事象が重なり対応に深刻な不備を生じ、期限や行先不明の住民避難は混乱を極め要介護者や病者の置き去り、情報秘匿による過剰被ばくも起きた。
事故後4年経過して、なお10万人を超える避難者が生活と将来の不安を抱えており、間一髪で東日本全滅の危機を脱しえた理由も未解明で事故現場の正確な状況も把握できない中、廃炉は30年以上後とされ確実な技術的保証がないままに、私たちは次に大地震が来たら何が起きるか分からない状況下にある。
リスク対応についてはコストとのトレードオフ説が強いが、原発事故は現在のわが国最大の技術リスクと言え、取り返しのつかない事態がありうる。原子力災害対策指針の改定が進められているが、緊急事態対応の新区分提案が中心で住民避難の具体的な指針はない。
原発事故の処理と福島の復興・住民の安全と安心は切り離せない関係にあり、前者の解決策の明確な計画提示と住民を主人公とする福島の生活とコミュニティー再建の具体化の見通しを重ね合わせて考える機会としたい。
申込方法
どなたでも自由に参加いただけます。参加費無料・要申込(先着順)
所属、氏名、e-mail アドレスを記載の上、以下専用アドレスへメールをお送り下さい。
申込専用アドレス:21ckouenkai@rikkyo.ac.jp
(※8/1(土)~9/20(日)までの夏季休業期間は開室曜日・時間共に不定期となりご対応が遅くなる可能性がございます。 また、8/8(土)~8/19(土)は完全閉室となりご対応できません。何卒ご了承ください。)

公開シンポジウム

「 終戦から70年 ドラマ『カーネーション』に見る私たちの過去・現在そして未来

    ~ 脚本家・渡辺あや氏をお迎えして 」

2015年8月27日(木)18:30~20:30
主催
21世紀社会デザイン研究科・社会デザイン研究所
会場
立教大学 池袋キャンパス 11号館 地下AB01教室
講師
【講師】 渡辺 あや 氏(脚本家)
【司会・聞き手】長 有紀枝(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
【挨拶】冒頭に,中村陽一21世紀社会デザイン研究科委員長による挨拶と渡辺あや氏の作品に関する解説あり。
講師略歴

渡辺 あや(脚本家)
島根県在住。1970年生まれ。甲南女子大学卒業。家族の赴任に伴いドイツで5年間を過ごし帰国後,脚本家としての活動を開始。

主な作品は以下の通り。
【映画】
ジョゼと虎と魚たち(2003年)、 メゾン・ド・ヒミコ(2005年)、 天然コケッコー(2007年)、
ノーボーイズ,ノークライ(2009年)、 カントリーガール(2010年)、 合葬(2015年)

【テレビ】
火の魚(2009年,NHK広島)、 その街のこども(2010年,NHK大阪)
カーネーション(2011年 - 2012年,NHK大阪 連続テレビ小説)、 ロング・グッドバイ(2014年 ,NHK)

【受賞歴】
第62回毎日映画コンクール 脚本賞(『天然コケッコー』)
第36回放送文化基金賞 脚本賞(『火の魚』,『その街のこども』)
第61回芸術選奨新人賞 放送部門(『その街のこども』)
第33回ヨコハマ映画祭 脚本賞(『その街のこども』)

内容
東日本大震災が発生した2011年の下半期、NHK朝の連続テレビ小説として放送されたドラマ『カーネーション』は、大阪岸和田を舞台に,デザイナー小篠三姉妹の母・小篠綾子氏をモデルに大正末期から,平成までの80年あまりを描いた一代記です。
岸和田の人々にとって,生きることそのものを具現化するような重要性をもつ「だんじり祭り」を基調に,女性の生き方,服を作るという行為に込めた思い,親子関係,老いと死の問題などを扱ったドラマで、震災後の日本の社会に大きな反響を呼びました,同時に戦争の描き方が大きな話題を呼んだ作品でもあります。
日中戦争・太平洋戦争と男たちの出征・戦死,心を病む人々,空襲,原爆,戦災孤児の犯罪や「パンパン」となった幼馴染の姿,耐久生活などを通じて,戦中・戦後の混乱期を生きる人々の様子,戦争の加害と被害など,「普通の人」にとっての戦争が印象的に描かれました。
終戦から70年を迎える本年8月,立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科では,このドラマ『カーネーション』を題材に,脚本家・渡辺あや氏をお迎えし,本シンポジウムを開催します。
そもそも戦争というのは,私たち一人ひとりにとってどのような出来事であるのか,戦争の記憶が薄れていく中で,私たちは,戦争をどのように捉え,記憶し、どのように未来につなげていくのか,参加者の皆さんと考える機会としたいと思います。
実際のドラマを視聴していない方々のために,冒頭45分ほどでドラマ『カーネーション』のダイジェスト版を放映します。どうぞお誘いあわせの上、ご参加ください。

申込不要/無料

公開講演会
マナmamaカレッジ キックオフイベント

「マナmama100人会議」
※ご好評につき、定員に達しましたので締め切らせていただきました。たくさんのお申込みをありがとうございました。

2015年7月19日(日)13:00~16:30 (開場12:30) ※受付の混雑が予想されるため10分前にはお越し下さい。
共催
21世紀社会デザイン研究科、㈱ベネッセコーポレーション、豊島区
会場
立教大学 池袋キャンパス 太刀川記念館 3階会議室
講師
【ワールドカフェ・ファシリテーター】
古瀬正也 氏 (古瀬ワークショップデザイン事務所代表)
【司会・講師】
萩原なつ子 (立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授・社会学部教授/認定特定非営利活動法人日本NPOセンター副代表理事)
講師略歴
・古瀬正也(ふるせまさや)
 駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部卒業。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 修了。社会デザイン学修士(MBA)。2010年、全国47都道府県でワールド・カフェを開催し、約1200名が 参加。現在、フリーランスのワークショップデザイナー/ファシリテーターとして全国各地で活躍中。
・萩原なつ子(はぎわらなつこ)
(財)トヨタ財団アソシエイト・プログラム・オフィサー、宮城県環境生活部次長、武蔵工業大学環境情報 学部助教授を経て、2006年より現職。専門は環境社会学、ジェンダー研究、市民活動論。広範なネット ワークを生かして、様々な分野においてユニークで斬新なイベントを仕掛けている。としま100人女子 会では総監督を務める。
内容
 立教大学、ベネッセ、豊島区では、新しい学びを得て、楽しく充実する毎日をおくりたい女性のために、来春「マナmamaカレッジ」を開講する予定です。
 この「マナmama100人会議」は、立教大学、ベネッセ、豊島区との協働で行います。近い将来、三者連携・協働のもと、女性が就職、結婚、出産、育児、仕事と子育ての両立、子どもを教育するうえで必要な知識や、女性を取り巻く社会環境に関する知識など、女性の活躍につながるきっかけを提供するための講座「マナmamaカレッジ」開講に向けたキックオフイベントです。
 カフェでおしゃべりするように、ご自身が学んでみたいこと、学んでみたかったこと、仕事のこと、子育てのことなどを 自由に語り合いましょう。 あなたの声が「マナmamaカレッジ」につながっていきます。 まずは、気軽にママ会でおしゃべりしてみませんか?

●ミニ講義 講師 萩原なつ子
「知っている? 数字と法律で見る女性を取り巻く社会環境」
●ワールド・カフェ ファシリテーター 古瀬正也 氏
「みんなが考える‘女性が活躍できる社会’のためにこんな学びの場があったらいいな」
 ワールド・カフェ方式のワークショップで,カフェでおしゃべりするように、あなたが学んでみたいこと、仕 事のこと、子育てのこと、生き方などを、自由に語りあいませんか? その中で寄せられた声を「マナ mamaカレッジ」のカリキュラムに反映させていきます。
参加条件
18歳以上の女性
※お子様をお連れの方は、事前予約にて託児サービス(無料)を先着30名までご利用できます。
下記URLでお申込み下さい。1歳~未就学児のみ。ご病気のお子さまはお預かりできません。
受付期間
6月10日(水)~6月30日(火)
※上記期間中でも、定員になり次第締め切りとさせていただきます。お早めにお申し込みください。
定員
ご好評につき、定員に達しましたので締め切らせていただきました。たくさんのお申込みをありがとうございました。
100名(要申込・先着順)

公開シンポジウム

もうひとつの「シリア邦人人質殺害事件」検証
「シリアにおける邦人人質殺害事件を検証する ~ ジャーナリズムの立場から」

2015年6月26日(金)18:30~21:00
主催
21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所
共催
立教大学社会学部
協力
特定非営利活動法人難民を助ける会【AAR Japan】
会場
立教大学 池袋キャンパス 8号館8202教室
講師
【パネリスト】
野中 章弘氏(アジアプレス・インターナショナル代表,早稲田大学政治経済学術院教授)
七沢 潔 氏(NHK放送文化研究所・上級研究員)
白川 徹 氏(フリージャーナリスト・21世紀社会デザイン研究科博士課程前期課程在籍中)
【コメント】
砂川 浩慶氏(立教大学社会学部メディア社会学科准教授)
【コーディネーター】
長 有紀枝(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
講師略歴

・野中 章弘(アジアプレス・インターナショナル代表,早稲田大学政治経済学術院教授)
1953年兵庫県生まれ。関西学院大学経済学部卒。87年,アジアプレス・インターナショナル設立,同代表。元立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任教授(2007年~2012年)。13年より,早稲田大学政治経済学術院教授。80年代初頭より,インドシナ紛争,アフガン内戦,エチオピア飢餓,ビルマの少数民族のゲリラ闘争,チベット,東ティモール独立闘争,中国・朝鮮半島情勢,アフガン空爆,イラク戦争など,おもにアジアの社会問題を取材。03,04年度朝日新聞紙面審議会委員。第3回『放送人グランプリ特別賞』受賞。NHKを中心にニュース,ドキュメンタリーを200本以上制作。著書・編著に『ジャーナリズムの可能性』(2005年岩波書店),『メディアが変えるアジア』(2001年岩波書店),『ビデオ・ジャーナリスト入門』(1996年はる書房),『アジアTV革命』(1993年三田出版会),『沈黙と微笑―タイ・カンボジア国境から』(1981年創樹社)など。

・七沢 潔 (NHK放送文化研究所・上級研究員)
1957年静岡県生まれ。1981年早稲田大学政治経済学部卒業後,NHK入局。ディレクターとして沖縄,原発,戦争,イスラム世界などをテーマにドキュメンタリー番組を制作。モンテカルロ国際テレビ映像祭特別賞,日本新聞協会賞(1992年)などを受賞。2004年からNHK放送文化研究所研究員。 2011年の福島第一原発事故後,ETV特集『ネットワークでつくる放射能汚染地図』を制作,日本ジャーナリスト会議大賞,石橋湛山記念・早稲田ジャーナリズム大賞,文化庁芸術祭テレビドキュメンタリー部門大賞,ドイツ世界映像祭銀賞,シカゴ国際映画祭銀賞などを受賞。著書に『東海村臨界事故への道ー払われなかった安全コスト』(2005年岩波書店),『原発事故を問うーチェルノブイリから,もんじゅへ』(1996年岩波新書) ,『チェルノブイリ食糧汚染』(1988年講談社)。
後藤健二さんとNHK・ETV特集「越冬・アフガニスタン」(2001年)を制作。また紛争地で取材する日本人フリージャーナリストに題材をとりETV特集「戦場から伝えるもの」(2004年)を制作した。

・白川 徹 (フリージャーナリスト・21世紀社会デザイン研究科博士課程前期課程在籍中)
1984年東京都生まれ。オーストラリア留学を経て,2006年からアフガニスタンを中心に取材を続ける。2008年には「対テロ戦争」を任務とするアフガニスタン東部の米軍基地のルポを行い,新聞,雑誌,テレビに寄稿した。

・砂川 浩慶(立教大学社会学部部メディア社会学科准教授)
1963年沖縄・宮古島生まれ。1986年早稲田大学教育学部卒業後、日本民間放送連盟入社。20年にわたり、放送制度、著作権、機関紙記者、地上デジタル放送などを担当。2006年メディア社会学科開設とともに、立教大学に着任、現職。2011年からメディア総合研究所所長。研究テーマはメディア産業・制度、ジャーナリズムなど。主な論考に『放送法を読みとく』(2009、編著、商事法務)、「民間放送-産業化と自主自立の狭間で」(2011、『表現の自由Ⅱ-状況から』、尚学社)、「安倍政権の“メディア規制”の履歴」(2013年5月号、『放送レポート』、メディア総合研究所)など。

・長 有紀枝(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
1963年東京に生まれ、茨城県で育つ。1987年早稲田大学政治経済学部卒業、1990年同大学院政治学研究科修士課程終了後、民間企業勤務を経て1991年より2003年まで国際協力NGO難民を助ける会(AAR)勤務。紛争下の人道支援や地雷対策に携わる。2007年東京大学大学院博士後期課程修了。2008年よりAAR理事長。2009年に立教大学着任、2010年より現職。著書に『スレブレニツァーあるジェノサイドをめぐる考察』(東信堂2009年)『入門 人間の安全保障』(中央公論新社2012年)など。

内容
2015年5月21日,内閣官房副長官(事務)を委員長とする「邦人殺害テロ事件の対応に関する検証委員会」による検証報告書が公開されました。
本学の長有紀枝(21世紀社会デザイン研究科教授)が外部の有識者5名の一人としてこのプロセスに参画しましたが,本検証委員会は,政府の対応を検証するもので,事件の全容の解明やフリージャーナリストであった後藤健二氏のIS支配地域への入域の理由や背景などを含めた議論を目的としたものではありません。
世界情勢がめまぐるしく変化する昨今、本学関係者を含む一般市民に注意を喚起し,類似の事件の再発防止に寄与するとともに,政府の検証委員会による検証報告を,市民,特にメディアの視点から補完する目的で,本シンポジウムを開催します。
(※イスラム教への誤解が広がらないよう,「イスラム国」ではなく「IS」の呼称を用いています。)
参加方法
参加費無料・要申込
所属、氏名、e-mail アドレス、シンポジウム開催日を記載の上、以下専用アドレスへメールをお送り下さい。
申込専用アドレス:humanity@rikkyo.ac.jp

公開パネルディスカッション・分科会

パネルディスカッション 『地方創生と日本の未来』
分科会『フィールドワークからの気付きと学びのシェア』

2015年6月21日(日)13:30~20:00
主催
立教大学社会デザイン研究所
共催
東北オープンアカデミー実行委員会
協賛
ゴールドマンサックス、日経Bizアカデミー
会場
池袋キャンパス タッカーホール,12号館第1~4会議室
講師
【第1部】パネルディスカッション「地方創成と日本の未来」
パネリスト:高橋 博之 氏(NPO法人東北開墾 代表理事「東北食べる通信」編集長)
       高橋 大就 氏(一般社団法人東の食の会事務局代表)
       須田 善明 氏(宮城県女川町長)
       藤沢 烈 氏(一般社団法人RCF復興支援チーム 代表理事)
コーディネーター:林 篤志 氏(合同会社paramita代表 ・土佐山アカデミー Co-Founder)
【第2部】 分科会「フィールドワークから気付きと学びのシェア」
講師略歴

・高橋 博之(たかはし ひろゆき)
 NPO法人東北開墾 代表理事「東北食べる通信」編集長。岩手県花巻市生まれ。農家や漁師が自分で 値段を決められない日本の食べものづくりの仕組みに疑問を感じ、5年間岩手 県会議員を勤めるが、 現場の思いをそのまま汲み取ることができない政治の世界に限界を感じて引退。「自称」漁師の右腕 などを経験した2年にわたる被災地放浪の後、2013年にNPO法人東北開墾を設立。毎号東北の志あ る生産者を特集する“史上初の食べもの付き情報誌”東北食べる通信を創刊からわずか1年で購読会 員数1300人超のユニークなオピニオン誌に育てあげる。今年の春には同様の試みを全国に広げるべ く、日本食べる通信リーグを創設。
・高橋 大就(たかはし たいじゅ)
 一般社団法人東の食の会事務局代表。1975年生まれ。スタンフォード大学院卒。1999年に外務省に 入省。2003年から2005年にかけて在米国日本大使館で日米安全保障問題を担当。2008年、外務省を 退職し、マッキンゼー・アンド・カン パニーに入社。2011年、震災直後からマッキンゼー社を休職、 NPOに参加し東北で支援活動に従事する傍ら、東の食の会の立ち上げに関わる。2011年6月東の食 の会発足と共に事務局代表に就任。同年8月、正式にマッキンゼー社を退社し、オイシックス株式会社 海外事業部長に就任。
・須田 善明(すだ よしあき)
 宮城県女川町長。1972年、女川町に生まれる。父は元女川町長の故 善二郎氏。明治大学卒業後、株 式会社電通東北を経て、1999年宮城県議会議員に初当選。3期を務めた後、2011年11月より女川町 長として現在に至る。東日本大震災による津波で家を失い、母、妻、長男、長女と仮設住宅に居住。
・藤沢 烈 (ふじさわ れつ)
 一般社団法人RCF復興支援チーム 代表理事。一橋大学卒業後、飲食店経営、マッキンゼー・アンド・ カンパニーを経て独立。「100年続く事業を創る」をテーマに講演・コンサルティング活動に従事。創業 前の若者に1億円投資するスキームを企画運営し、話題を呼ぶ。「雇われ経営参謀」として500人以上 の経営・企業相談を受けてきた。2011年3月11日の東日本大震災を機に、コンサルティングは休止。震 災復興を支援する一般社団法人RCF復興支援チームを設立。
・林 篤志 (はやし あつし)
 合同会社paramita代表 ・土佐山アカデミー Co-Founder。合同会社paramita代表。プロデューサー。愛 知県生まれ。豊田高専卒業。2009年、東京・世田谷「自由大学」共同設立。2011年、高知・土佐山「土 佐山アカデミー」を創業するなど、学びの場づくりや地域に人が巡り続けるための仕組みづくりを数多く 行う。地域・自治体のプロデュース、企業ブランディングなども手がける。 

内容
東日本大震災から約4年が経過し、いたるところで土地の整備やハードの建設が進んでいます。復興公営住宅への移設もはじまり、まちは機能の本格的な再生へと動く見込みとなっています。その際の鍵になるのがソフトの整備です。雇用がなければまちから人が離れてしまう。事業者がいなければ商店街はシャッター通りに戻ってしまう。
高齢化や人口減少、地域経済の衰退など、多くの課題は未解決のまま、厳しい状況を迎えることになります。震災によって高齢化・人口減少、そして産業の衰退が加速した東北は、10 年後、20 年後の日本の地域社会を先取りしている課題先端地域です。
いまの東北が抱える課題は、必ず日本の地域社会にも訪れる時がくる、それは確実です。
メディアでの報道も限定的なものとなってきた今、改めて東北に関わることの意味とその可能性を広く共有することで、東北から日本の未来をともにつくり、磨きあげていく仲間を募っていくために東北各地でのフィールドワークを実施します。
本カンファレンスではフィールドワーク参加者が各地での学びを持ち寄り,今後東北とどのような関わりが出来るのか議論を展開していきたいと考えています。

公開講演会・パネルディスカッション

『13歳からの男子の“性”を考える』

2015年6月20日(土)14:00~17:30
主催
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科
共催
立教大学社会デザイン研究所
会場
池袋キャンパス 11号館A301教室
講師
【第1部】 基調講演『男子の性の現状と課題』
・村瀬 幸浩 氏(日本思春期学会名誉会員、“人間と性”教育研究協議会幹事)
【第2部】子ども会議『思春期の子どもたちが大人に求める関わり方』
・染矢 明日香 氏(NPO法人ピルコン理事長)
・思春期の子どもたち
【第3部】パネルディスカッション『これから必要な性の学びについて』
・岩切 準 氏(特定非営利活動法人夢職人 代表理事)
・内田 洋介 氏(慈愛会今村病院泌尿器科医部長, 鹿児島大学非常勤講師)
・金子 由美子氏(『季刊セクシュアリティ』編集長, 日本思春期学会理事, 公立中学校養護教諭)
・染矢 明日香 氏(NPO法人ピルコン理事長)
・渡辺 真由子 氏(メディアジャーナリスト)
・コーディネーター 山口 いわお 氏(NPO法人JASH 日本性の健康協会代表、看護師、八千代市思春期保健ネットーワーク委員)
講師略歴

・村瀬 幸浩
私立和光高等学校保健体育科教諭として25年間勤務、この間総合学習科を兼務し、「人間と性」を担当。その後、一橋大学や津田塾大学等で「セクソロジー」の講師を20年余にわたり務めた。自分と相手の性を尊重する「柔らかな関係づくり」を提唱。『男子の性教育―柔らかな関係性づくりのために』『男性解体新書』『性のこと、わが子と話せますか?』他著書多数。

・染矢 明日香
  慶應義塾大学在学中にピルコンを設立し、2013年NPO法人化。性教育・ライフプランニングプログラムやコンテンツの開発と普及を行う。大学生ボランティアを中心に身近な目線で性の健康を伝えるLILYプログラムでは、のべ2,000名以上の中高生に届け、思春期からの正しい性知識の向上と対等なパートナーシップの意識醸成に貢献している。

・岩切 準
  東洋大学大学院社会学研究科社会心理学専攻修士課程修了。2004年から東京都東部エリアを中心に、子どもや青少年を対象とした社会教育事業に取り組む。国内の「子どもの貧困」の問題に取り組む公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン理事。子どもと若者の成長を支えるウェブマガジン「ひみつ基地」編集長。

・内田 洋介
  泌尿器科医の立場から地元高校生への性教育講演や、幼い男の子のお母さん達への「おちんちん講座」などを行う。所属学会は日本泌尿器科学会(専門医、指導医)、日本性機能学会(専門医)、日本性科学会(認定セックスセラピスト)、日本性感染症学会(認定医)、日本思春期学会、GID学会など。NPO法人JASH 日本性の健康協会会員。

・金子 由美子
  中学校の養護教諭として三十数年、保健室で思春期の生徒たちの「からだ・こころ・性」の成長を見守り、発達の支援を行う。現在“人間と性”教育研究協議会編集『季刊セクシュアリティ』の編集長を務め、現職の養護教諭だからこそのリアルを追求し、「子どもの性」の現実に焦点を当てた編集を心掛けている。

・渡辺 真由子
  青少年の「性」や「ネットいじめ」、ジェンダー問題を15年以上にわたり取材し、メディア・リテラシーの観点から対応策を提言。豊富な取材経験に基づく、青少年心理の分析に定評。「人間の尊厳が重んじられる社会」の構築へ向け、著書の執筆や講演を精力的に行なう他、新聞連載・テレビのコメンテーターを多数務める。

・山口 いわお
 自身・パートナーの不育症や産後クライシスの体験から日本の性のあり方に着目し、NPO法人JASH 日本性の健康協会を設立。教科書や統計では学べない「当事者の声」を発信し、明るく楽しくまじめに性について話せる社会の実現を目指す。講演会では自らの体験を交えつつ男子の性について伝えている。ふたりの男児の父。

内容
昨今、思春期の子どもたちに関わる性の問題は、性行動の若年化、若年妊娠・中絶、性感染症にとどまらず、メディアでの性情報の氾濫や関係性不足も深刻化しています。インターネットやコミュニケーション技術が急速に発達する一方で、子どもの貧困や少子化といった社会課題も見据えた望ましい性教育・ケアのあり方について、当事者も含めて議論される機会はほとんどありません。
本シンポジウムは、染矢明日香・みすこそ著『マンガで学ぶ13歳からの男子のこころ・からだ・性(仮題)』の出版を記念し、当事者である思春期の子どもたちと、教育や医療に関わる専門家と共に、これからの日本において子どもたちに本当に必要な“性”の学びについて議論を深めます。第1部では、思春期学会名誉会員であり、長年に渡り高校・大学で性教育の実践を行ってきた村瀬幸浩氏より、男子を取り巻く性の現状と課題についての基調講演の後、第2部では、子ども会議として当事者である思春期の子どもたちを招き、NPO法人ピルコン理事長染矢明日香氏と大人に求める関わり方について議論します。続く第3部では、教育に関わる有識者を招いてのパネルディスカッションを行い、次世代に向けた性と生に関わる日本の課題について、学校、家庭、地域を含めた多角的な視点から解決策を探っていきます。

公開講演会

『いまあらためて社会デザインを考える:危機の中の社会統合~ともに生きる条件とは何か』

2015年5月23日(土)13:40~16:30
主催
21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所、社会デザイン学会
会場
池袋キャンパス マキムホールM301教室
講師
浪岡新太郎 氏(講演とパネル討論) 明治学院大学准教授
藤巻 秀樹 氏(講演とパネル討論) 北海道教育大学教授
坂本 文武 氏(講演とパネル討論) 21世紀社会デザイン研究科准教授
笠原 清志 氏(モデレーター) 跡見学園女子大学教授
講師略歴

・浪岡新太郎(なみおか しんたろう)
明治学院大学国際学部准教授。立教大学法学部助手(政治学)、外務省専門調査員(在フランス日本国大使館)を経て現職。日本平和学会理事、エクサンプロヴァンス政治学院大学院担当招聘教授 (2012.及び2014年)。専門は政治社会学、比較政治学、平和研究。論文として「福島の農家にとっての損害賠償を巡る政治」(仏語論文、in Ebisu, CNRS/MFJ, 2012.)、「ムスリム女性でありフランス市民であること」(松本悠子・粟屋利江編『人の移動と文化の交差(ジェンダー史叢書第7巻)』 明石書店、2011年)、「宗教・参加・排除」(宮島喬編 『移民の社会的統合と排除』 東京大学出版会、2009年)等、多数。
・ 藤巻 秀樹(ふじまき ひでき)
北海道教育大学教授、日本経済新聞大阪経済部、同社会部、パリ支局長、国際部次長、経済解説部次長、神戸支局長、編集委員を経て現職。専門は移民・多文化共生問題、欧州政治・経済。著書に『移民列島ニッポン―多文化共生社会を生きる』(藤原書店、2012年)。共著として『絆の風土記』(日本経済新聞出版社、2012年)等がある。論文として『日本は多文化共生社会を実現できるか』(移民政策研究第5号、2013年)、『日韓・日中関係悪化と在日韓国・中国人』(移民政策研究第7号、2015年5月刊行予定)。
・ 坂本 文武(さかもと ふみたけ)
本学大学院21世紀社会デザイン研究科准教授
・ 笠原 清志(かさはら きよし)
跡見学園女子大学マネジメント学部教授、同マネジメント研究科教授。立教大学社会学部教授、立教大学経営学部教授、同大学院経営学研究科教授を経て現職。この間、北京大学現代日本研究コース主任教授、組織学会理事、立教大学総長補佐・副総長等を歴任。著書として「産業化と社会的統合」(駿河台出版社、1986年)、「社会主義と個人」(集英社新書、2009年)、監訳「貧困からの自由」(イアン・スマイリー著、明石書店、2010年)等多数

内容
私たちは一人で生きることができない。ところが、21世紀に入り、ともに生きることの困難を思い知らせる出来事が地球的な規模で頻発している。中東やアフリカでの戦闘、拉致、居住地や共同体の破壊、住処を追われて海を渡ろうとする難民の遭難、欧州でのテロ事件と排外主義…そして頻発する巨大災害。これらの出来事を私たちは他人事のように眺めてきたが、まさしく他人事のように眺めてきたことによって21世紀の文明社会の危機は取り返しのつかない事態に直面してはないか。しかし、いま私たちに求められているのは、「オオカミが来た…」的な警鐘をならすのではなく、いかにして皆が共に無事に生きられる世界を作っていくか、そのための条件は何なのか、について地道に思索を深めることではないか。
21世紀社会デザイン研究科は2002年の設置以来、地球規模の危機管理の必要を唱えて研究教育活動を展開してきたが、目的を共有する社会デザイン学会との共催でシリーズ「いまあらためで社会デザインを考える」を企画。 今回はシリーズの序章として「社会統合」を中心テーマに、宗教、ジェンダー、貧困、移民、等に関わる課題をとりあげ、講演とパネル討論を行う。
具体的には、浪岡新太郎氏に欧州の移民問題を通して見える女性の社会的条件とイスラムの関係について、藤巻秀樹氏には日本における多文化共生の現状と課題について、また、坂本文武氏には社会学の視点から共同体論におけるコミュニティ概念の変遷と今後の課題についての講演していただき、モデレーターの笠原清志氏にはバングラデシュにおける貧困解決の努力の事例を念頭に討論の道案内をしていただく。

2014年度までの開催内容はこちら

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公開講演会情報 | 21世紀社会デザイン研究科 | 立教大学大学院
立教大学

公開講演会

研究科主催の様々な公開講座やシンポジウムを定期的に開催しています。本研究科の教員のほか学外から多様なスペシャリストを講師やシンポジストとしてお招きしています。
一般の方も参加しやすいよう、土曜日や平日の夕方の時間帯を中心に開催しています。入場料は無料です。
イベントのメールでの案内をご希望の方はこちらからお申し込みください。

<公開講演会に関するお問い合わせ先>
立教大学21世紀社会デザイン研究科委員長室
TEL. 03-3985-2181/(月~金)11:00〜18:00

2015年度の公開講演会

公開シンポジウム

「ボスニア・ヘルツェゴビナは今 ~ デイトン和平合意・スレブレニツァから20年」

 2015年12月4日(金)18:30~21:00  参加費無料/申込不要
主催
21世紀社会デザイン研究科,社会デザイン研究所
協力
特定非営利活動法人難民を助ける会
会場
立教大学 池袋キャンパス 11号館AB01教室
講師
【講師】
柴 宜弘 氏  (城西国際大学特任教授・東京大学名誉教授)
木村元彦 氏  (ノンフィクション作家、ビデオ・ジャーナリスト)
橋本敬市 氏  (国際協力機構(JICA)国際協力専門員・平和構築担当)
吉楽 禄 氏  (NHK報道局社会番組部ディレクター)
【講師兼司会】
長 有紀枝 (立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
講師略歴

■ 柴 宜弘(しば・のぶひろ):城西国際大学特任教授・東京大学名誉教授
1946年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科西洋史学博士課程修了。 1975~77年、ベオグラード大学哲学部歴史学科留学。敬愛大学経済学部、東京大学教養学部を経て、1994年東京大学大学院総合文化研究科教授(2010年退官)。 専攻は東欧地域研究、バルカン現代史。主な著書に『バルカンの民族主義』(山川出版社1996年)、『ユーゴスラヴィア現代史』(岩波新書1996年)、『新装版 図説 バルカンの歴史』(河出書房新社2015年)など。他に共著、編著、論文多数。

■ 木村 元彦(きむら・ゆきひこ):ノンフィクション作家
1962年愛知県生まれ。主な著書に、サッカーと旧ユーゴスラヴィア情勢を織り交ぜた3部作『誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡』(東京新聞出版社1998年)、『悪者見参 ユーゴスラビアサッカー戦記』(集英社2000年)、『オシムの言葉』(集英社2005年)。他に『終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ』(集英社2005年)、インタビュー・解説に明石康『「独裁者」との交渉術』(集英社2010年)、サッカーボスニア代表を描いた「オシム 終わりなき闘い」(NHK出版2015年)などがある。ビデオ・ジャーナリストとして2014年NHKドキュメンタリー「オシム 73歳の闘い」「民族共存へのキックオフ」でボスニアを取材。

■ 橋本 敬市(はしもと・けいいち):国際協力機構(JICA)国際協力専門員・平和構築担当
1960年大阪府生まれ。大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程修了(国際公共政策博士)。新聞記者、在オーストリア日本大使館専門調査員、上級代表事務所(OHR)政治顧問を経て、2002年より現職。主要著作に『紛争と復興支援 平和構築に向けた国際社会の対応』(分担執筆、有斐閣2004年)、「ボスニア・ヘルツェゴヴィナにおける和平プロセス―国際社会による強権的介入」(『国際問題』2003年7月)など。

■ 吉楽 禄(きらく・さち): NHK報道局社会番組部ディレクター
1982年新潟県生まれ。一橋大学大学院法学研究科修了。2006年NHK入局。広島局報道番組部を経て現職。2015年7月放送のNHKドキュメンタリー「NEXT未来のために『虐殺の町で生きる~スレブレニツァ 母たちの20年』」担当ディレクター。核・戦争、東日本大震災、子どもの人権などのテーマを中心に番組を制作。

■ 長 有紀枝(おさ・ゆきえ):立教大学21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授
1963年東京に生まれ、茨城県で育つ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程修了。1991年より2003年まで国際協力NGO難民を助ける会(AAR)勤務。ボスニア紛争時、駐在員として難民・避難民支援に従事。2008年よりAAR理事長。2009年に立教大学着任、2010年より現職。著書に『スレブレニツァ あるジェノサイドをめぐる考察』(東信堂2009年)、「スレブレニツァで何が起きたか」、石田勇治・武内進一編『ジェノサイドと現代世界』所収(勉誠出版2011年)など。

内容
 終戦から70 年を迎えた今年は、第二次世界大戦後、欧州最大の紛争とされるボスニア・ヘルツェゴビナの紛争終結と、ボスニア紛争末期にスレブレニツァで発生したジェノサイド(集団殺害)から20 年の節目にあたる年でもあります。
当初内戦として始まり、次第に国際的武力紛争に発展したボスニア紛争は、1992 年の勃発以来3 年半の間に、戦前の人口440 万人の内、人口の5%を超える約25万人が死亡、180 万人が難民・国内避難民となり、行方不明者数千名といわれる凄惨を極めた紛争です。また紛争末期、国連の安全地帯に指定され、国連PKO のオランダ部隊によって防御されていた人口4万あまりの小都市スレブレニツァでは、セルビア人勢力の攻撃により、7月11日の陥落以来約10日間に、ムスリム人男性約7500名が行方不明となり、その多くが処刑される事件が発生しました。国際刑事裁判においてルワンダに続き、史上2例目のジェノサイド判決がでた事件です。
本シンポジウムは、スレブレニツァ・ジェノサイドと、ボスニア紛争を終結に導いたデイトン和平合意から20年のボスニア・ヘルツェゴビナの現在を、①バルカン研究の第一人者である歴史学者と、②旧ユーゴやボスニアのサッカー協会の統一と分裂を追ってきたノンフィクション作家、③ボスニアの帰還民の自立支援や平和構築プログラムにJICA の立場から関わってきた専門家、④スレブレニツァ20周年を取材しドキュメンタリー番組を制作したジャーナリスト、⑤スレブレニツァ・ジェノサイド発生時、NGO 職員として現地におり、その後研究者としてそのメカニズムの解明と国際司法による裁きを研究してきた本学教員の目から分析し、複合国家ユーゴスラヴィアの「縮図」といわれた多民族の共存社会でありながら、現代史に名を刻んだ凄惨な紛争を経験した社会の、移行期をめぐる課題、和解や共生がいかなる道を辿っているのか、EU 加盟問題の影響も含め、明らかにしようとするものです。
問い合わせ先
立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科 研究科委員長室
TEL. 03-3985-2181/(月~金)11:00〜18:00

公開シンポジウム

「未来の生き方・働き方を真剣に見つめたい<あなた>のために
 ―ようこそ社会デザインの世界へ 」

 2015年11月19日(木)18:30〜21:30  参加費無料/申込不要
主催
21世紀社会デザイン研究科,社会デザイン研究所
会場
立教大学 池袋キャンパス 本館 1202教室
講師
【講師】(登壇順)
中村陽一 (21世紀社会デザイン研究科・法学部教授)
梅本龍夫 (21世紀社会デザイン研究科特任教授,日本におけるスターバックスコーヒー立ち上げ総責任者)
石川治江 (21世紀社会デザイン研究科客員教授,NPO法人ケア・センターやわらぎ代表理事)
稲葉剛 (21世紀社会デザイン研究科特任准教授,認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい共同設立者・理事)
長有紀枝 (21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
長坂俊成 (21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
【総合司会】
山岡三子 (21世紀社会デザイン研究科修了生[博士],名古屋短期大学 客員教授,フリーアナウンサー)
講師略歴

【講師】(登壇順)
■ 中村陽一
21世紀社会デザイン研究科・法学部教授,社会デザイン研究所所長。社会デザイン学会副会長,日本NPO学会発起人・前理事。㈱新評論,日本生協連を経て,非営利シンクタンク・消費社会研究センター設立,代表。東京大学社会情報研究所客員助教授,都留文科大学文学部助教授,同教授を経て,現職。多数のNPO,ソーシャルビジネスなどの運営やサポートなど,現場と往復しつつ実践的研究,基盤整備,政策提言に取り組む。

■ 梅本龍夫
21世紀社会デザイン研究科特任教授,経営コンサルタント。NTT,ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド,シュローダー・ピーティーヴィ・パートナーズ㈱,㈱サザビーを経て,独立(経営コンサルタント)。㈱サザビーにてIPO主導,IR責任者。商号・商標訴訟タスクフォース責任者。同社「第2創業」(企業再活性化)プロジェクト総責任者,合弁事業スターバックス・コーヒー・ジャパンの立上げ総責任者。金融機関主催の経営者塾にて次世代経営者を育成する。

■ 石川治江
21世紀社会デザイン研究科客員教授,NPO法人ケア・センターやわらぎ代表理事,社会福祉法人にんじんの会理事長。外資系企業に秘書として勤務後,福祉の道に進む。87年,非営利の民間福祉団体「ケア・センターやわらぎ」を立ち上げ,事務局長に就任。97年,「やわらぎ」を母体に社会福祉法人「にんじんの会」を設立し,同会理事長も務める。99年に「やわらぎ」をNPO法人化,現在にいたる。著書『介護はプロに,家族は愛を』など。

■稲葉剛 
21世紀社会デザイン研究科特任准教授,認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事,一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事,住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人。1994年より東京・新宿を中心に路上生活者の支援活動に関わる。2001年,自立生活サポート・もやいを設立し,幅広い生活困窮者への相談・支援活動に取り組む。

■長有紀枝
21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授,認定NPO法人難民を助ける会理事長,認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム理事。外資系企業を経て,1991年より難民を助ける会に勤務。緊急人道支援,地雷対策,地雷禁止条約策定交渉などに携わる。国連中央緊急対応基金(CERF)諮問委員,相馬市復興会議顧問会議委員なども務める。

■長坂俊成
21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授,一般社団法人東日本大震災デジタルアーカイブス支援センター代表理事,一般社団法人協働プラットフォーム代表理事。㈱住信基礎研究所,独立行政法人防災科学技術研究所社会防災システム研究領域主任研究員・プロジェクト・ディレクターなどを経て,現職。地域社会の課題解決や公民協働,知識創造,リスクガバナンスを支えるeコミュニティプラットフォームを提唱し,その開発と普及に取り組む。

【総合司会】
■山岡三子
21世紀社会デザイン研究科博士課程後期課程修了(社会デザイン学博士)。宝塚歌劇団出身,退団後キャスターに転身し,フリーアナウンサーとして活躍。現在,名古屋短期大学客員教授。NHK-BS:ワールドステーション22 キャスター,NHK:おはよう5 キャスター日本テレビ:ズームインサタデー 司会,TBS:ニュースコール キャスター,テレビ東京:医食同源,TBSラジオ:CUBEなどに出演。

内容
 課題が山積する現代社会にイノベーションを起こし,社会を具体的に変えていくための方法として,ソーシャルデザイン,コミュニティデザインなど,社会デザインへの注目と関心が高まっている。なかでも,いまとは確実に異なっていく未来の生き方・働き方を真剣に考えようとする学生や若い世代の関心は強い。
 本講演会では,いまなぜ社会デザインなのか,それはこれからの時代の生き方・働き方にどう関わってくるのか,豊かな現場経験から将来を考え続ける講師陣と,学生をはじめとする次世代との対話の場を創造したい。そのため,ショーケース的な問題提起とミニパネルの形式で,ソーシャルイノベーション,経営組織戦略,社会起業家,格差と貧困,難民問題,災害とリスクガバナンスなど多彩なアプローチから,未来の生き方・働き方を掘り下げていくこととする。
問い合わせ先
立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科 研究科委員長室
TEL. 03-3985-2181/(月~金)11:00〜18:00

公開シンポジウム

「ハウジングファーストと社会デザイン―フランスと日本の実践から 」

 2015年11月14日(土)14:00~17:00 (13:30開場)  参加費無料/申込不要
主催
21世紀社会デザイン研究科・社会デザイン研究所
協力
認定NPO法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン
会場
立教大学 池袋キャンパス 5号館1階 5123教室
講師
【講師】
ヴァンサン・ジェエラール 氏(世界の医療団フランス本部,精神科医)
阪井 ひとみ 氏(阪井土地開発株式会社代表取締役,NPO 法人おかやま入居支援センター理事)
森川すいめい 氏(認定NPO法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン東京プロジェクト担当,精神科医)
【司会】
稲葉 剛(21世紀社会デザイン研究科特任准教授,認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事)
講師略歴

■ ヴァンサン・ジェエラール
フランス人精神科医。イェール大学博士号。アメリカでの修学後,フランスに戻り,精神障害を抱えるホームレスの為のハウジングファーストプログラムを世界の医療団マルセイユで実行。効果が認められ,2011年から,フランス初の公的なハウジングファーストプログラム「アン・シェ・ソワ・ダボー」のコーディネーターとして活躍。現在は,フランス南部の都市マルセイユを拠点とする。

■ 阪井ひとみ
阪井土地開発株式会社代表取締役。NPO 法人おかやま入居支援センター理事。住まいが見つからないことが理由で,長期の入院生活をおくる精神障害者らのために,19年前から入居支援を行っている。2014年,第10 回精神障害者自立支援活動賞(通称:リリー賞)支援者部門及び「シチズン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。国土交通省「安心居住研究会」や厚生労働省「長期入院精神障がい者の地域移行に向けた検討会」外部有識者。

■ 森川すいめい
精神科医。鍼灸師。医療法人社団翠会みどりの杜クリニック院長。老年期の内科・精神科の往診や外来診療を行う。2003年にホームレスを支援する団体「TENOHASI(てのはし)」を立ち上げ,08年NPO法人化,理事として東京・池袋で炊き出しや医療相談などを行っている。09年より認定NPO法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン東京プロジェクトの代表を務める。著書に『漂流老人ホームレス社会』(朝日新聞出版)

内容
 「ハウジングファースト」とは,住まいを失った人への支援において,安心して暮らせる住まいを確保することを最優先とする考え方のことです。
 「ハウジングファースト」は,欧米のホームレス支援の現場では一般的になりつつあり,重度の精神障害を抱えるホームレスへの支援でも有効であることが実証されています。
 しかし,日本では住まいの確保よりも生活訓練や就労支援等を優先するという考え方が根強くあるため,住まいのない高齢者や障害者の地域生活移行支援が進まない要因になっています。
 今年5月には,川崎市の簡易宿泊所で火災が発生し,高齢の生活保護利用者を中心に10名が犠牲となる惨事になりましたが,その背後には日本の福祉政策における住宅軽視の傾向があったことは否定できません。
 本シンポジウムでは,フランスで「ハウジングファースト」に基づくホームレス支援を実践しているNGO「世界の医療団」の担当者をお招きし,実践について報告していただきます。また,民間団体によって東京都豊島区や岡山市で行われている生活困窮者への居住支援事業についても,それぞれの地域で実践をされている方からご報告をいただき,「ハウジングファースト」の日本における実現の可能性について探りたいと思います。
問い合わせ先
立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科 研究科委員長室
TEL. 03-3985-2181/(月~金)11:00〜18:00

公開シンポジウム

「フォーラム 認知症カフェを考える2015  ~暮らしの中、支え合う地域を目指して~ 」

2015年11月8日(日)13:30~16:30 事前申込要
主催
立教大学社会デザイン研究所、朝日新聞社、朝日新聞厚生文化事業団
後援
厚生労働省、公益社団法人認知症の人と家族の会
会場
立教大学 池袋キャンパス タッカーホール
講師
【パネリスト】
水谷忠由 氏(厚生労働省認知症・虐待防止室長)
川北雄一郎 氏(京都認知症カフェ連絡会事務局長)
明石光子 氏(川崎市宮前区「土橋カフェ」運営)
高橋瑞穂 氏(千葉県市原市「認知症カフェかさね」代表) 
【コーディネーター】
武地一 氏(京都大学医学部付属病院神経内科講師、オレンジカフェ コモンズ運営)
講師略歴

■水谷忠由
厚生労働省認知症・虐待防止室長。 
■武地一
京都大学医学部付属病院神経内科講師。京都大学医学部卒。京大大学院修了。医学博士。福井赤十字病院、ドイツ・ザール大学生理学研究所などを経て、1999年に京大病院に「もの忘れ外来」を開設。2012年9月から京都市上京区でオレンジカフェを運営。
■川北雄一郎
京都認知症カフェ連絡会事務局長。一般財団法人宇治市福祉サービス公社事務局次長、社会福祉士。
■明石光子
医療法人花咲会レストア川崎地域包括支援センター長、看護師、主任ケアマネジャー、 認知症ケア専門士。
■高橋瑞穂
千葉県市原市の認知症カフェ「かさね」代表。市原市の有限会社ほほえみケアセンター介護専門員。

内容
認知症カフェはさらなる広がりをみせており、1月に発表された国家戦略「新オレンジプラン」でも全国への普及がうたわれた。こうした現状を踏まえ認知症カフェ実践者らを集め、カフェの実例紹介にとどまらず、課題や展望などについてパネル討論も行う。認知症カフェ同士の情報共有や意見交換の場の必要性も提起し、カフェの横のつながりの形成に資するような内容を目指し、今後を見据えた展望と課題に重点をおいたフォーラムにしたいと考える。
詳細はこちら
申込方法
事前申込要。申込はこちら
はがき、ファックス、メールのいずれかで「認知症カフェ参加希望」と明記し、名前、性別、年齢、住所、電話番号、所属を書いて、〒104-8011朝日新聞社CSR推進部「認知症カフェを考える」係、FAX:03-3541-8999、Mail:csr-t@asahi.com、10/13(火)必着。後日参加証を送付。
問い合わせ先
朝日新聞社CSR推進部 TEL. 03-5540-7630 (平日)10:00~18:00

公開シンポジウム

「福島原発事故対応から学ぶ 
  ~緊急時対応のありかたと復興に向けた社会デザイン~ 」

2015年9月20日(日)13:00~16:00  参加費無料/事前申込要 (先着順)
主催
21世紀社会デザイン研究科・社会デザイン研究所
共催
一般社団法人日本リスク研究学会・リスクガバナンス研究タスクグループ
会場
立教大学 池袋キャンパス 8号館1階 8101教室
講師
【第1部】 講 演
   鈴木 浩 氏 (福島大学名誉教授)
   村山武彦 氏 (東京工業大学大学院総合理工学研究科環境理工学創造専攻教授)
   関澤 純 氏 (NPO法人食品保健科学情報交流協議会理事長)
【第2部】 パネルディスカッション
   鈴木 浩 氏 (福島大学名誉教授)
   村山武彦 氏 (東京工業大学大学院総合理工学研究科環境理工学創造専攻教授)
   関澤 純 氏 (NPO法人食品保健科学情報交流協議会理事長)
   コーディネーター 長坂俊成(21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
*上記の講師のほか、当日、福島の方々にゲストコメンテーターとして参加していただく予定です。
講師略歴

● 鈴木 浩(福島大学名誉教授)
1944年生まれ。東北大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了(工学博士)、特定非営利活動法人・超学際的研究機構代表理事、(公財)地球環境戦略研究機関シニアフェロー。専門は都市・地域計画。東北大学工学部助手、国立小山高専助教授、福島大学行政社会学部教授、同大学共生システム理工学類教授などを経て現職。主な著書・論文に鈴木浩「原発災害と復興政策のあり方」(岡田編 『震災復興と自治体』、自治体研究社、pp.283-305、2013)、鈴木浩「福島復興の課題と展望」(大西・城所・瀬田編著『東日本大震災復興まちづくり最前線』、学芸出版、pp.76-95、2013)

● 村山武彦(東京工業大学大学院総合理工学研究科環境理工学創造専攻教授)
1960年生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科社会工学専攻修了(工学博士)、専門は社会工学、環境政策・計画。東京工業大学工学部助手、福島大学行政社会学部助教授、早稲田大学理工学部教授などを経て現職。主な著書・論文に村山武彦、小野聡、十時義明「除染に対する自治体の取り組みとリスクコミュニケーション」(『環境情報科学』44(2)、印刷中、2015)、村山武彦「除染対策と合意形成」
(『建築雑誌』129(1655)、42-43、2014)、村山武彦「低頻度大規模災害への対応を検討する視点」(『日本リスク研究学会誌』22(1)、5-8、2012)

● 関澤 純(NPO法人食品保健科学情報交流協議会理事長)
1944年生まれ。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了(農学博士)。専門は食品・環境化学物質のリスク評価・コミュニケーション。東京都公害研究所、ニューヨーク州立大学、国立医薬品食品衛生研究所、徳島大学総合科学部教授を経て現職。主な著書・論文に関澤 純『リスク評価の目的明確化と有用性の検討による食品安全ガバナンスの向上, 日本リスク研究学会誌, 24(3)11-119 (2014)』、Sekizawa J. 『Other aspects of BSE issues in East Asian countries Risk Analysis 33 (11) 1952-1957(2013) 』ほか

● 長坂俊成(21世紀社会デザイン研究科教授・社会学部教授)
1962年生まれ。筑波大学大学院経営・政策科学研究科修了(法学修士)。専門はリスクガバナンス。慶應義塾大学大学院政策メディア研究科特別助教授、独立行政法人防災科学技術研究所主任研究員を経て現職。主な著書・論文に『記憶と記録 ― 311まるごとア-カイブス』(岩波書店・2012)ほか

内容
リスク学の中心的課題は、起きうるリスクの科学的な予測と適切な対応の選択肢提示および執行の組み合わせと言える。1999年JCO事故を受け原子力災害特別措置法ができ、内閣総理大臣の緊急事態宣言、情報の一元管理や避難勧告などが定められた。しかし “過酷事故は起きず多重防護は万全”との安全神話のため、福島原発事故では想定外事象が重なり対応に深刻な不備を生じ、期限や行先不明の住民避難は混乱を極め要介護者や病者の置き去り、情報秘匿による過剰被ばくも起きた。
事故後4年経過して、なお10万人を超える避難者が生活と将来の不安を抱えており、間一髪で東日本全滅の危機を脱しえた理由も未解明で事故現場の正確な状況も把握できない中、廃炉は30年以上後とされ確実な技術的保証がないままに、私たちは次に大地震が来たら何が起きるか分からない状況下にある。
リスク対応についてはコストとのトレードオフ説が強いが、原発事故は現在のわが国最大の技術リスクと言え、取り返しのつかない事態がありうる。原子力災害対策指針の改定が進められているが、緊急事態対応の新区分提案が中心で住民避難の具体的な指針はない。
原発事故の処理と福島の復興・住民の安全と安心は切り離せない関係にあり、前者の解決策の明確な計画提示と住民を主人公とする福島の生活とコミュニティー再建の具体化の見通しを重ね合わせて考える機会としたい。
申込方法
どなたでも自由に参加いただけます。参加費無料・要申込(先着順)
所属、氏名、e-mail アドレスを記載の上、以下専用アドレスへメールをお送り下さい。
申込専用アドレス:21ckouenkai@rikkyo.ac.jp
(※8/1(土)~9/20(日)までの夏季休業期間は開室曜日・時間共に不定期となりご対応が遅くなる可能性がございます。 また、8/8(土)~8/19(土)は完全閉室となりご対応できません。何卒ご了承ください。)
問い合わせ先
立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科 研究科委員長室
TEL. 03-3985-2181/(月~金)11:00〜18:00
※夏季休業期間の委員長室開室日は以下の通りです。(時間は11:00~18:00)
8月開室日:8/5、7、19、21、26、28
9月開室日:9/2、4、16、18、9/23~は通常通り開室いたします。

公開シンポジウム

「 終戦から70年 ドラマ『カーネーション』に見る私たちの過去・現在そして未来

    ~ 脚本家・渡辺あや氏をお迎えして 」

2015年8月27日(木)18:30~20:30
主催
21世紀社会デザイン研究科・社会デザイン研究所
会場
立教大学 池袋キャンパス 11号館 地下AB01教室
講師
【講師】 渡辺 あや 氏(脚本家)
【司会・聞き手】長 有紀枝(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
【挨拶】冒頭に,中村陽一21世紀社会デザイン研究科委員長による挨拶と渡辺あや氏の作品に関する解説あり。
講師略歴

渡辺 あや(脚本家)
島根県在住。1970年生まれ。甲南女子大学卒業。家族の赴任に伴いドイツで5年間を過ごし帰国後,脚本家としての活動を開始。

主な作品は以下の通り。
【映画】
ジョゼと虎と魚たち(2003年)、 メゾン・ド・ヒミコ(2005年)、 天然コケッコー(2007年)、
ノーボーイズ,ノークライ(2009年)、 カントリーガール(2010年)、 合葬(2015年)

【テレビ】
火の魚(2009年,NHK広島)、 その街のこども(2010年,NHK大阪)
カーネーション(2011年 - 2012年,NHK大阪 連続テレビ小説)、 ロング・グッドバイ(2014年 ,NHK)

【受賞歴】
第62回毎日映画コンクール 脚本賞(『天然コケッコー』)
第36回放送文化基金賞 脚本賞(『火の魚』,『その街のこども』)
第61回芸術選奨新人賞 放送部門(『その街のこども』)
第33回ヨコハマ映画祭 脚本賞(『その街のこども』)

内容
東日本大震災が発生した2011年の下半期、NHK朝の連続テレビ小説として放送されたドラマ『カーネーション』は、大阪岸和田を舞台に,デザイナー小篠三姉妹の母・小篠綾子氏をモデルに大正末期から,平成までの80年あまりを描いた一代記です。
岸和田の人々にとって,生きることそのものを具現化するような重要性をもつ「だんじり祭り」を基調に,女性の生き方,服を作るという行為に込めた思い,親子関係,老いと死の問題などを扱ったドラマで、震災後の日本の社会に大きな反響を呼びました,同時に戦争の描き方が大きな話題を呼んだ作品でもあります。
日中戦争・太平洋戦争と男たちの出征・戦死,心を病む人々,空襲,原爆,戦災孤児の犯罪や「パンパン」となった幼馴染の姿,耐久生活などを通じて,戦中・戦後の混乱期を生きる人々の様子,戦争の加害と被害など,「普通の人」にとっての戦争が印象的に描かれました。
終戦から70年を迎える本年8月,立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科では,このドラマ『カーネーション』を題材に,脚本家・渡辺あや氏をお迎えし,本シンポジウムを開催します。
そもそも戦争というのは,私たち一人ひとりにとってどのような出来事であるのか,戦争の記憶が薄れていく中で,私たちは,戦争をどのように捉え,記憶し、どのように未来につなげていくのか,参加者の皆さんと考える機会としたいと思います。
実際のドラマを視聴していない方々のために,冒頭45分ほどでドラマ『カーネーション』のダイジェスト版を放映します。どうぞお誘いあわせの上、ご参加ください。

申込不要/無料
問い合わせ先
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科委員長室
TEL. 03-3985-2181  (月~金) 11:00~18:00
※夏季休業期間の委員長室開室日は以下の通りです。(時間は11:00~18:00)
8月開室日:8/5、7、19、21、26、28
9月開室日:9/2、4、16、18、9/23~は通常通り開室いたします。

公開講演会
マナmamaカレッジ キックオフイベント

「マナmama100人会議」
※ご好評につき、定員に達しましたので締め切らせていただきました。たくさんのお申込みをありがとうございました。

2015年7月19日(日)13:00~16:30 (開場12:30) ※受付の混雑が予想されるため10分前にはお越し下さい。
共催
21世紀社会デザイン研究科、㈱ベネッセコーポレーション、豊島区
会場
立教大学 池袋キャンパス 太刀川記念館 3階会議室
講師
【ワールドカフェ・ファシリテーター】
古瀬正也 氏 (古瀬ワークショップデザイン事務所代表)
【司会・講師】
萩原なつ子 (立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授・社会学部教授/認定特定非営利活動法人日本NPOセンター副代表理事)
講師略歴
・古瀬正也(ふるせまさや)
 駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部卒業。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 修了。社会デザイン学修士(MBA)。2010年、全国47都道府県でワールド・カフェを開催し、約1200名が 参加。現在、フリーランスのワークショップデザイナー/ファシリテーターとして全国各地で活躍中。
・萩原なつ子(はぎわらなつこ)
(財)トヨタ財団アソシエイト・プログラム・オフィサー、宮城県環境生活部次長、武蔵工業大学環境情報 学部助教授を経て、2006年より現職。専門は環境社会学、ジェンダー研究、市民活動論。広範なネット ワークを生かして、様々な分野においてユニークで斬新なイベントを仕掛けている。としま100人女子 会では総監督を務める。
内容
 立教大学、ベネッセ、豊島区では、新しい学びを得て、楽しく充実する毎日をおくりたい女性のために、来春「マナmamaカレッジ」を開講する予定です。
 この「マナmama100人会議」は、立教大学、ベネッセ、豊島区との協働で行います。近い将来、三者連携・協働のもと、女性が就職、結婚、出産、育児、仕事と子育ての両立、子どもを教育するうえで必要な知識や、女性を取り巻く社会環境に関する知識など、女性の活躍につながるきっかけを提供するための講座「マナmamaカレッジ」開講に向けたキックオフイベントです。
 カフェでおしゃべりするように、ご自身が学んでみたいこと、学んでみたかったこと、仕事のこと、子育てのことなどを 自由に語り合いましょう。 あなたの声が「マナmamaカレッジ」につながっていきます。 まずは、気軽にママ会でおしゃべりしてみませんか?

●ミニ講義 講師 萩原なつ子
「知っている? 数字と法律で見る女性を取り巻く社会環境」
●ワールド・カフェ ファシリテーター 古瀬正也 氏
「みんなが考える‘女性が活躍できる社会’のためにこんな学びの場があったらいいな」
 ワールド・カフェ方式のワークショップで,カフェでおしゃべりするように、あなたが学んでみたいこと、仕 事のこと、子育てのこと、生き方などを、自由に語りあいませんか? その中で寄せられた声を「マナ mamaカレッジ」のカリキュラムに反映させていきます。
参加条件
18歳以上の女性
※お子様をお連れの方は、事前予約にて託児サービス(無料)を先着30名までご利用できます。
下記URLでお申込み下さい。1歳~未就学児のみ。ご病気のお子さまはお預かりできません。
受付期間
6月10日(水)~6月30日(火)
※上記期間中でも、定員になり次第締め切りとさせていただきます。お早めにお申し込みください。
定員
ご好評につき、定員に達しましたので締め切らせていただきました。たくさんのお申込みをありがとうございました。
100名(要申込・先着順)
問い合わせ先
ベネッセたまひよ マナmama100人会議運営事務局
t-toiawase@mail.benesse.co.jp

公開シンポジウム

もうひとつの「シリア邦人人質殺害事件」検証
「シリアにおける邦人人質殺害事件を検証する ~ ジャーナリズムの立場から」

2015年6月26日(金)18:30~21:00
主催
21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所
共催
立教大学社会学部
協力
特定非営利活動法人難民を助ける会【AAR Japan】
会場
立教大学 池袋キャンパス 8号館8202教室
講師
【パネリスト】
野中 章弘氏(アジアプレス・インターナショナル代表,早稲田大学政治経済学術院教授)
七沢 潔 氏(NHK放送文化研究所・上級研究員)
白川 徹 氏(フリージャーナリスト・21世紀社会デザイン研究科博士課程前期課程在籍中)
【コメント】
砂川 浩慶氏(立教大学社会学部メディア社会学科准教授)
【コーディネーター】
長 有紀枝(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
講師略歴

・野中 章弘(アジアプレス・インターナショナル代表,早稲田大学政治経済学術院教授)
1953年兵庫県生まれ。関西学院大学経済学部卒。87年,アジアプレス・インターナショナル設立,同代表。元立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任教授(2007年~2012年)。13年より,早稲田大学政治経済学術院教授。80年代初頭より,インドシナ紛争,アフガン内戦,エチオピア飢餓,ビルマの少数民族のゲリラ闘争,チベット,東ティモール独立闘争,中国・朝鮮半島情勢,アフガン空爆,イラク戦争など,おもにアジアの社会問題を取材。03,04年度朝日新聞紙面審議会委員。第3回『放送人グランプリ特別賞』受賞。NHKを中心にニュース,ドキュメンタリーを200本以上制作。著書・編著に『ジャーナリズムの可能性』(2005年岩波書店),『メディアが変えるアジア』(2001年岩波書店),『ビデオ・ジャーナリスト入門』(1996年はる書房),『アジアTV革命』(1993年三田出版会),『沈黙と微笑―タイ・カンボジア国境から』(1981年創樹社)など。

・七沢 潔 (NHK放送文化研究所・上級研究員)
1957年静岡県生まれ。1981年早稲田大学政治経済学部卒業後,NHK入局。ディレクターとして沖縄,原発,戦争,イスラム世界などをテーマにドキュメンタリー番組を制作。モンテカルロ国際テレビ映像祭特別賞,日本新聞協会賞(1992年)などを受賞。2004年からNHK放送文化研究所研究員。 2011年の福島第一原発事故後,ETV特集『ネットワークでつくる放射能汚染地図』を制作,日本ジャーナリスト会議大賞,石橋湛山記念・早稲田ジャーナリズム大賞,文化庁芸術祭テレビドキュメンタリー部門大賞,ドイツ世界映像祭銀賞,シカゴ国際映画祭銀賞などを受賞。著書に『東海村臨界事故への道ー払われなかった安全コスト』(2005年岩波書店),『原発事故を問うーチェルノブイリから,もんじゅへ』(1996年岩波新書) ,『チェルノブイリ食糧汚染』(1988年講談社)。
後藤健二さんとNHK・ETV特集「越冬・アフガニスタン」(2001年)を制作。また紛争地で取材する日本人フリージャーナリストに題材をとりETV特集「戦場から伝えるもの」(2004年)を制作した。

・白川 徹 (フリージャーナリスト・21世紀社会デザイン研究科博士課程前期課程在籍中)
1984年東京都生まれ。オーストラリア留学を経て,2006年からアフガニスタンを中心に取材を続ける。2008年には「対テロ戦争」を任務とするアフガニスタン東部の米軍基地のルポを行い,新聞,雑誌,テレビに寄稿した。

・砂川 浩慶(立教大学社会学部部メディア社会学科准教授)
1963年沖縄・宮古島生まれ。1986年早稲田大学教育学部卒業後、日本民間放送連盟入社。20年にわたり、放送制度、著作権、機関紙記者、地上デジタル放送などを担当。2006年メディア社会学科開設とともに、立教大学に着任、現職。2011年からメディア総合研究所所長。研究テーマはメディア産業・制度、ジャーナリズムなど。主な論考に『放送法を読みとく』(2009、編著、商事法務)、「民間放送-産業化と自主自立の狭間で」(2011、『表現の自由Ⅱ-状況から』、尚学社)、「安倍政権の“メディア規制”の履歴」(2013年5月号、『放送レポート』、メディア総合研究所)など。

・長 有紀枝(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
1963年東京に生まれ、茨城県で育つ。1987年早稲田大学政治経済学部卒業、1990年同大学院政治学研究科修士課程終了後、民間企業勤務を経て1991年より2003年まで国際協力NGO難民を助ける会(AAR)勤務。紛争下の人道支援や地雷対策に携わる。2007年東京大学大学院博士後期課程修了。2008年よりAAR理事長。2009年に立教大学着任、2010年より現職。著書に『スレブレニツァーあるジェノサイドをめぐる考察』(東信堂2009年)『入門 人間の安全保障』(中央公論新社2012年)など。

内容
2015年5月21日,内閣官房副長官(事務)を委員長とする「邦人殺害テロ事件の対応に関する検証委員会」による検証報告書が公開されました。
本学の長有紀枝(21世紀社会デザイン研究科教授)が外部の有識者5名の一人としてこのプロセスに参画しましたが,本検証委員会は,政府の対応を検証するもので,事件の全容の解明やフリージャーナリストであった後藤健二氏のIS支配地域への入域の理由や背景などを含めた議論を目的としたものではありません。
世界情勢がめまぐるしく変化する昨今、本学関係者を含む一般市民に注意を喚起し,類似の事件の再発防止に寄与するとともに,政府の検証委員会による検証報告を,市民,特にメディアの視点から補完する目的で,本シンポジウムを開催します。
(※イスラム教への誤解が広がらないよう,「イスラム国」ではなく「IS」の呼称を用いています。)
参加方法
参加費無料・要申込
所属、氏名、e-mail アドレス、シンポジウム開催日を記載の上、以下専用アドレスへメールをお送り下さい。
申込専用アドレス:humanity@rikkyo.ac.jp
問い合わせ先
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科委員長室
TEL. 03-3985-2181  (月~金) 11:00~18:00

公開パネルディスカッション・分科会

パネルディスカッション 『地方創生と日本の未来』
分科会『フィールドワークからの気付きと学びのシェア』

2015年6月21日(日)13:30~20:00
主催
立教大学社会デザイン研究所
共催
東北オープンアカデミー実行委員会
協賛
ゴールドマンサックス、日経Bizアカデミー
会場
池袋キャンパス タッカーホール,12号館第1~4会議室
講師
【第1部】パネルディスカッション「地方創成と日本の未来」
パネリスト:高橋 博之 氏(NPO法人東北開墾 代表理事「東北食べる通信」編集長)
       高橋 大就 氏(一般社団法人東の食の会事務局代表)
       須田 善明 氏(宮城県女川町長)
       藤沢 烈 氏(一般社団法人RCF復興支援チーム 代表理事)
コーディネーター:林 篤志 氏(合同会社paramita代表 ・土佐山アカデミー Co-Founder)
【第2部】 分科会「フィールドワークから気付きと学びのシェア」
講師略歴

・高橋 博之(たかはし ひろゆき)
 NPO法人東北開墾 代表理事「東北食べる通信」編集長。岩手県花巻市生まれ。農家や漁師が自分で 値段を決められない日本の食べものづくりの仕組みに疑問を感じ、5年間岩手 県会議員を勤めるが、 現場の思いをそのまま汲み取ることができない政治の世界に限界を感じて引退。「自称」漁師の右腕 などを経験した2年にわたる被災地放浪の後、2013年にNPO法人東北開墾を設立。毎号東北の志あ る生産者を特集する“史上初の食べもの付き情報誌”東北食べる通信を創刊からわずか1年で購読会 員数1300人超のユニークなオピニオン誌に育てあげる。今年の春には同様の試みを全国に広げるべ く、日本食べる通信リーグを創設。
・高橋 大就(たかはし たいじゅ)
 一般社団法人東の食の会事務局代表。1975年生まれ。スタンフォード大学院卒。1999年に外務省に 入省。2003年から2005年にかけて在米国日本大使館で日米安全保障問題を担当。2008年、外務省を 退職し、マッキンゼー・アンド・カン パニーに入社。2011年、震災直後からマッキンゼー社を休職、 NPOに参加し東北で支援活動に従事する傍ら、東の食の会の立ち上げに関わる。2011年6月東の食 の会発足と共に事務局代表に就任。同年8月、正式にマッキンゼー社を退社し、オイシックス株式会社 海外事業部長に就任。
・須田 善明(すだ よしあき)
 宮城県女川町長。1972年、女川町に生まれる。父は元女川町長の故 善二郎氏。明治大学卒業後、株 式会社電通東北を経て、1999年宮城県議会議員に初当選。3期を務めた後、2011年11月より女川町 長として現在に至る。東日本大震災による津波で家を失い、母、妻、長男、長女と仮設住宅に居住。
・藤沢 烈 (ふじさわ れつ)
 一般社団法人RCF復興支援チーム 代表理事。一橋大学卒業後、飲食店経営、マッキンゼー・アンド・ カンパニーを経て独立。「100年続く事業を創る」をテーマに講演・コンサルティング活動に従事。創業 前の若者に1億円投資するスキームを企画運営し、話題を呼ぶ。「雇われ経営参謀」として500人以上 の経営・企業相談を受けてきた。2011年3月11日の東日本大震災を機に、コンサルティングは休止。震 災復興を支援する一般社団法人RCF復興支援チームを設立。
・林 篤志 (はやし あつし)
 合同会社paramita代表 ・土佐山アカデミー Co-Founder。合同会社paramita代表。プロデューサー。愛 知県生まれ。豊田高専卒業。2009年、東京・世田谷「自由大学」共同設立。2011年、高知・土佐山「土 佐山アカデミー」を創業するなど、学びの場づくりや地域に人が巡り続けるための仕組みづくりを数多く 行う。地域・自治体のプロデュース、企業ブランディングなども手がける。 

内容
東日本大震災から約4年が経過し、いたるところで土地の整備やハードの建設が進んでいます。復興公営住宅への移設もはじまり、まちは機能の本格的な再生へと動く見込みとなっています。その際の鍵になるのがソフトの整備です。雇用がなければまちから人が離れてしまう。事業者がいなければ商店街はシャッター通りに戻ってしまう。
高齢化や人口減少、地域経済の衰退など、多くの課題は未解決のまま、厳しい状況を迎えることになります。震災によって高齢化・人口減少、そして産業の衰退が加速した東北は、10 年後、20 年後の日本の地域社会を先取りしている課題先端地域です。
いまの東北が抱える課題は、必ず日本の地域社会にも訪れる時がくる、それは確実です。
メディアでの報道も限定的なものとなってきた今、改めて東北に関わることの意味とその可能性を広く共有することで、東北から日本の未来をともにつくり、磨きあげていく仲間を募っていくために東北各地でのフィールドワークを実施します。
本カンファレンスではフィールドワーク参加者が各地での学びを持ち寄り,今後東北とどのような関わりが出来るのか議論を展開していきたいと考えています。
問い合わせ先
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科委員長室
TEL. 03-3985-2181  (月~金) 11:00~18:00

公開講演会・パネルディスカッション

『13歳からの男子の“性”を考える』

2015年6月20日(土)14:00~17:30
主催
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科
共催
立教大学社会デザイン研究所
会場
池袋キャンパス 11号館A301教室
講師
【第1部】 基調講演『男子の性の現状と課題』
・村瀬 幸浩 氏(日本思春期学会名誉会員、“人間と性”教育研究協議会幹事)
【第2部】子ども会議『思春期の子どもたちが大人に求める関わり方』
・染矢 明日香 氏(NPO法人ピルコン理事長)
・思春期の子どもたち
【第3部】パネルディスカッション『これから必要な性の学びについて』
・岩切 準 氏(特定非営利活動法人夢職人 代表理事)
・内田 洋介 氏(慈愛会今村病院泌尿器科医部長, 鹿児島大学非常勤講師)
・金子 由美子氏(『季刊セクシュアリティ』編集長, 日本思春期学会理事, 公立中学校養護教諭)
・染矢 明日香 氏(NPO法人ピルコン理事長)
・渡辺 真由子 氏(メディアジャーナリスト)
・コーディネーター 山口 いわお 氏(NPO法人JASH 日本性の健康協会代表、看護師、八千代市思春期保健ネットーワーク委員)
講師略歴

・村瀬 幸浩
私立和光高等学校保健体育科教諭として25年間勤務、この間総合学習科を兼務し、「人間と性」を担当。その後、一橋大学や津田塾大学等で「セクソロジー」の講師を20年余にわたり務めた。自分と相手の性を尊重する「柔らかな関係づくり」を提唱。『男子の性教育―柔らかな関係性づくりのために』『男性解体新書』『性のこと、わが子と話せますか?』他著書多数。

・染矢 明日香
  慶應義塾大学在学中にピルコンを設立し、2013年NPO法人化。性教育・ライフプランニングプログラムやコンテンツの開発と普及を行う。大学生ボランティアを中心に身近な目線で性の健康を伝えるLILYプログラムでは、のべ2,000名以上の中高生に届け、思春期からの正しい性知識の向上と対等なパートナーシップの意識醸成に貢献している。

・岩切 準
  東洋大学大学院社会学研究科社会心理学専攻修士課程修了。2004年から東京都東部エリアを中心に、子どもや青少年を対象とした社会教育事業に取り組む。国内の「子どもの貧困」の問題に取り組む公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン理事。子どもと若者の成長を支えるウェブマガジン「ひみつ基地」編集長。

・内田 洋介
  泌尿器科医の立場から地元高校生への性教育講演や、幼い男の子のお母さん達への「おちんちん講座」などを行う。所属学会は日本泌尿器科学会(専門医、指導医)、日本性機能学会(専門医)、日本性科学会(認定セックスセラピスト)、日本性感染症学会(認定医)、日本思春期学会、GID学会など。NPO法人JASH 日本性の健康協会会員。

・金子 由美子
  中学校の養護教諭として三十数年、保健室で思春期の生徒たちの「からだ・こころ・性」の成長を見守り、発達の支援を行う。現在“人間と性”教育研究協議会編集『季刊セクシュアリティ』の編集長を務め、現職の養護教諭だからこそのリアルを追求し、「子どもの性」の現実に焦点を当てた編集を心掛けている。

・渡辺 真由子
  青少年の「性」や「ネットいじめ」、ジェンダー問題を15年以上にわたり取材し、メディア・リテラシーの観点から対応策を提言。豊富な取材経験に基づく、青少年心理の分析に定評。「人間の尊厳が重んじられる社会」の構築へ向け、著書の執筆や講演を精力的に行なう他、新聞連載・テレビのコメンテーターを多数務める。

・山口 いわお
 自身・パートナーの不育症や産後クライシスの体験から日本の性のあり方に着目し、NPO法人JASH 日本性の健康協会を設立。教科書や統計では学べない「当事者の声」を発信し、明るく楽しくまじめに性について話せる社会の実現を目指す。講演会では自らの体験を交えつつ男子の性について伝えている。ふたりの男児の父。

内容
昨今、思春期の子どもたちに関わる性の問題は、性行動の若年化、若年妊娠・中絶、性感染症にとどまらず、メディアでの性情報の氾濫や関係性不足も深刻化しています。インターネットやコミュニケーション技術が急速に発達する一方で、子どもの貧困や少子化といった社会課題も見据えた望ましい性教育・ケアのあり方について、当事者も含めて議論される機会はほとんどありません。
本シンポジウムは、染矢明日香・みすこそ著『マンガで学ぶ13歳からの男子のこころ・からだ・性(仮題)』の出版を記念し、当事者である思春期の子どもたちと、教育や医療に関わる専門家と共に、これからの日本において子どもたちに本当に必要な“性”の学びについて議論を深めます。第1部では、思春期学会名誉会員であり、長年に渡り高校・大学で性教育の実践を行ってきた村瀬幸浩氏より、男子を取り巻く性の現状と課題についての基調講演の後、第2部では、子ども会議として当事者である思春期の子どもたちを招き、NPO法人ピルコン理事長染矢明日香氏と大人に求める関わり方について議論します。続く第3部では、教育に関わる有識者を招いてのパネルディスカッションを行い、次世代に向けた性と生に関わる日本の課題について、学校、家庭、地域を含めた多角的な視点から解決策を探っていきます。
問い合わせ先
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科委員長室
TEL. 03-3985-2181  (月~金) 11:00~18:00

公開講演会

『いまあらためて社会デザインを考える:危機の中の社会統合~ともに生きる条件とは何か』

2015年5月23日(土)13:40~16:30
主催
21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所、社会デザイン学会
会場
池袋キャンパス マキムホールM301教室
講師
浪岡新太郎 氏(講演とパネル討論) 明治学院大学准教授
藤巻 秀樹 氏(講演とパネル討論) 北海道教育大学教授
坂本 文武 氏(講演とパネル討論) 21世紀社会デザイン研究科准教授
笠原 清志 氏(モデレーター) 跡見学園女子大学教授
講師略歴

・浪岡新太郎(なみおか しんたろう)
明治学院大学国際学部准教授。立教大学法学部助手(政治学)、外務省専門調査員(在フランス日本国大使館)を経て現職。日本平和学会理事、エクサンプロヴァンス政治学院大学院担当招聘教授 (2012.及び2014年)。専門は政治社会学、比較政治学、平和研究。論文として「福島の農家にとっての損害賠償を巡る政治」(仏語論文、in Ebisu, CNRS/MFJ, 2012.)、「ムスリム女性でありフランス市民であること」(松本悠子・粟屋利江編『人の移動と文化の交差(ジェンダー史叢書第7巻)』 明石書店、2011年)、「宗教・参加・排除」(宮島喬編 『移民の社会的統合と排除』 東京大学出版会、2009年)等、多数。
・ 藤巻 秀樹(ふじまき ひでき)
北海道教育大学教授、日本経済新聞大阪経済部、同社会部、パリ支局長、国際部次長、経済解説部次長、神戸支局長、編集委員を経て現職。専門は移民・多文化共生問題、欧州政治・経済。著書に『移民列島ニッポン―多文化共生社会を生きる』(藤原書店、2012年)。共著として『絆の風土記』(日本経済新聞出版社、2012年)等がある。論文として『日本は多文化共生社会を実現できるか』(移民政策研究第5号、2013年)、『日韓・日中関係悪化と在日韓国・中国人』(移民政策研究第7号、2015年5月刊行予定)。
・ 坂本 文武(さかもと ふみたけ)
本学大学院21世紀社会デザイン研究科准教授
・ 笠原 清志(かさはら きよし)
跡見学園女子大学マネジメント学部教授、同マネジメント研究科教授。立教大学社会学部教授、立教大学経営学部教授、同大学院経営学研究科教授を経て現職。この間、北京大学現代日本研究コース主任教授、組織学会理事、立教大学総長補佐・副総長等を歴任。著書として「産業化と社会的統合」(駿河台出版社、1986年)、「社会主義と個人」(集英社新書、2009年)、監訳「貧困からの自由」(イアン・スマイリー著、明石書店、2010年)等多数

内容
私たちは一人で生きることができない。ところが、21世紀に入り、ともに生きることの困難を思い知らせる出来事が地球的な規模で頻発している。中東やアフリカでの戦闘、拉致、居住地や共同体の破壊、住処を追われて海を渡ろうとする難民の遭難、欧州でのテロ事件と排外主義…そして頻発する巨大災害。これらの出来事を私たちは他人事のように眺めてきたが、まさしく他人事のように眺めてきたことによって21世紀の文明社会の危機は取り返しのつかない事態に直面してはないか。しかし、いま私たちに求められているのは、「オオカミが来た…」的な警鐘をならすのではなく、いかにして皆が共に無事に生きられる世界を作っていくか、そのための条件は何なのか、について地道に思索を深めることではないか。
21世紀社会デザイン研究科は2002年の設置以来、地球規模の危機管理の必要を唱えて研究教育活動を展開してきたが、目的を共有する社会デザイン学会との共催でシリーズ「いまあらためで社会デザインを考える」を企画。 今回はシリーズの序章として「社会統合」を中心テーマに、宗教、ジェンダー、貧困、移民、等に関わる課題をとりあげ、講演とパネル討論を行う。
具体的には、浪岡新太郎氏に欧州の移民問題を通して見える女性の社会的条件とイスラムの関係について、藤巻秀樹氏には日本における多文化共生の現状と課題について、また、坂本文武氏には社会学の視点から共同体論におけるコミュニティ概念の変遷と今後の課題についての講演していただき、モデレーターの笠原清志氏にはバングラデシュにおける貧困解決の努力の事例を念頭に討論の道案内をしていただく。
問い合わせ先
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科委員長室
TEL. 03-3985-2181  (月~金) 11:00~18:00

2014年度の開催内容はこちら

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