修了生紹介

永岡 英則(2005年修了)

永岡 英則さん

1996年 一橋大学商学部卒業
2005年 立教大学ビジネスデザイン研究科修了
2006年 立教大学経営学研究科博士課程入学
1996年 株式会社コーポレイトディレクション入社
2000年 株式会社アクシブドットコム(現VOYAGE GROUP)入社
2011年 社名を株式会社VOYAGE GROUPに変更し、2014年7月に東京証券取引所マザーズ市場へ上場

大学院進学を決めた理由、動機

学部生(商学部)時代から経営については興味があり、コンサルティング会社に入社しました。コンサルティングを通じて、客観的に経営を考えることはしていましたが、そこからベンチャーの創業期に携わり、よりリアルな「経営の現場」に立つと、「論理として考えていること」と、「経営の現場にある現実」両方が自分の視野に入ってきました。そこで、ベンチャーの現場に立つとついつい遠ざかりがちな、俯瞰的に、一般化して、原理からたどって、演繹的に考えることを、自分なりに一定の時間を取ってやっておこう、と思ったのです。どうしても忙しい日常の仕事生活の中で、自分の意志だけでやろうとしても流されてしまう。であれば、大学院という枠組みだけ設定すれば無理してでも時間を取るようになるだろうと。結果的にはそこに仲間もいて、色々な切磋琢磨や示唆があり、思っていた以上の効果があったのですが、そこまで大きな期待はしていませんでした。

Q 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科を選択した理由

まず仕事を辞めるという選択肢はなかったので、平日夜間(週1~2日)と週末で通える大学院、かつ立地的に会社のある渋谷から通い易いところ(30分以内)という条件が必須でした。そして私の専門であるファイナンスに信頼できる真っ当な先生がいそうな大学院を考えました。最終的には、ホスピタリティー専攻があるなど、カリキュラムの幅が広く、幅広い関心に応えてもらえそう、1学年の学生数が多く良い出会いが期待できそう、というメリットを感じて、立教BDを選択しました。

本研究科で何が習得できたか、何を得られたか(知識、スキル、その他大学院生活から得られたもの)

「大学院」という場は、誰かに何かを教えてもらって、それによって得られる知識やスキルが何かに役立つという性質のものではないと思います。学術の世界で生きるのであればともかく、非常に厳しくリアルなビジネスの世界に生きる人間にとって、そのような形式知の価値はたかがしれています。むしろ講義や仲間との議論の中に多くの問題意識を自ら見出し、深く探求・思考し、自分なりにアウトプットする。そのような時間を自分に作り出すことこそに価値があるのです。そういう意味で大学院は、単なる手段にしか過ぎないですし、それを価値あるものにできるか否かは100%自分次第と言えます。立教BDは、その手段としての期待に十分応えるだけの内容が揃っていると思います。

大学院での勉強は現在の仕事、今日のあなたにどのように役立っているか。

大学院の2年間を経て、「論理として考えていること」と「経営の現場にある現実」とを行き来しながら考える訓練はだいぶできたように思います。そのことの役立ち度合いを具体的に表現することは不可能です。

別の面から言えることは、一生付き合える(であろう)仲間と出会えたこと。この価値は正にプライスレスです。更には、そのうちの一人は当社にJoinして大活躍してくれましたし、別の仲間が社長を務める会社の社外取締役に就任させて頂くという機会も得ました。これらも私の人生にとっては非常に大きな「何か」を生み出しています。

今後のキャリアプラン、展望

現在CFOを務める株式会社VOYAGE GROUPを更に発展させていくこと。
長期的には「CFOとはいかにあるべきか」について探求し、普及させること。