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担当者:奥村隆 教授 私という地点から社会を切り取る
奥村ゼミ
「私」というものほど、私たちにとって身近で大切なもの、でも不思議で思い通りにならないものは、ないように思います。たとえば、自尊心とかプライドとか呼ばれるものは、私たちの生きる支えですが、私たちはそれに振り回されたり悩んだりします。そして、この「私」の姿は、家族や恋人や友人との関係によって成り立ち、変化していくものですし、10年前、30年前、100年前・・・の「私」(同じ若者世代でも)や、別の社会に生きる「私」を想像すればわかるように、社会のあり方によって相違し、変貌をとげていきます。

この「私」という地点から「社会」を切り取るという作業を行うこと、これはとてもおもしろく、難しい作業です。それを直接行おうとすると、私たちがあてどもない「私」をめぐる悩みをひとり悩むのと同じ循環に入り込んでしまいますから。このゼミでは、さまざまな人々にインタビューをすることを通して、この作業を試みています。2007年度はジェンダー、愛、必要、熱中、カリスマというテーマでサブゼミを作り、研究を進めてきました。ある学生はカミングアウトした同性愛の若者たちにインタビューをいって彼らがどう自分を支えるかを聴き取り、ある学生はマッサージの仕事をする人々が必要とされたい気持ちとどう向き合っているかを探りました。学生自身が感じる違和感から出発して、それを自分だけの世界で問わないで、他者がいる別の場所に行って調べてくること、そのことで「私」と「社会」をつなぐ回路が開かれるように思います。

このゼミでは、どんなテーマであれ、「私」「他者」「関係」「社会」を問うものであれば、自由に考えることができます。それを、自分自身がこれまで生きてきた現実以外の、他者が生きる現実を知ることから始めて、3年のゼミ論文報告書刊行までと、4年の卒業論文作成の2年間をかけ、ゼミの仲間たちとともに形にすることができれば、と思っています。

ゼミ生の声

おそらく人間関係で一番小さくて身近な”私”を見つめ直すことで、大きな社会が見えてくる、そんな社会学が出来るのが奥村ゼミです。(岩田)

自由という言葉が一番似合うゼミだと思います。自分の問題意識を突き詰めていける場なので、考え、行動する力がつきます。単純に自分の好きなことができるだけかもしれません(笑)。ゼミは大学生活を確実に彩るものなので、ぜひおすすめします。(大杉)

奥村ゼミは、みんな考え事がすきで頑張り屋さんです。みんなオリジナルな考え方をもっているので、そんなみんなと一緒にいるだけでも楽しいです☆ 大変なこともありますが、大学生活充実させたい方はぜひ!!(小澤)

奥村ゼミは真剣になればなるほど面白いです。いるもは恋愛トークばかりでも授業になれば、プレッシャーも刺激も多い、やりがいのあるゼミです。自分だけの「わからない」をマジメに丁寧に人を巻き込んで論じてみたい方は是非!(川村)

奥村ゼミの魅力は、恋愛話からマジメな話まで、幅広くいろいろ話せる仲間ができることです♪ それと、ほかのゼミに比べて自分の興味に沿った研究対象を選べること!自由度が高い分、各人でこつこつ調べなきゃいけないことも多いのですが、やりがいもタップリです★(酒匂)

意見を発表するのが苦手だった私が、みんなの前で話すことが好きになれたのは絶対奥村ゼミのおかげです。オンとオフの切り替えがちゃんとできるゼミなので、馴れ合うだけではなく、勉強するだけでもなく、とてもバランスがいいと思っています。(鈴木)

奥村ゼミは一人一人が本当に知りたい、調べたいことを追求できるところが最大の魅力的だと思います。常にみんな目標を持って取り組んでいて、みんなの意見や発表を聞くのもとても楽しいですよ!「こんなこと調べたい!」という気持ちがあればきっと楽しいです。また、勉強はただ暗記するだけではない!ということがよくわかります。(高梨)

奥村ゼミは「何でも」研究できます。自分の興味のあるテーマだったら、流行、仕事、趣味、人間関係など、どんな内容でも全員で真剣に議論し、ダメ出し、助言を交わし合います。本当に自分が興味ある研究を、自由にさせてもらえることが、大変でもあり魅力でもあると思います。(田尻)

とにかく自分の興味のあること、調べたいことをとことん研究できるゼミです!奥村先生をはじめ、個性豊かなゼミ生が多く討論も盛り上がります☆色々な意見交換ができるので自分の価値観や考え方を見直すのにとてもいい場です(*^_^*) (戸井田)

本当に自分のやりたいことができる! 普段生活していて疑問に思ったり違和感を感じたり、 そんな些細なことから奥村ゼミでの研究は始まります。とても大変だけどやりがいはそれ以上にあります。(富田)

ゼミでの自ら考えて行動し答えを出す経験は、面白い発見に出会えると同時に今後の人生にも大いに役立つでしょう。…と書いてみたものの、今はテープおこしに疲弊中(TдT)まぁ楽しいゼミだと思います。(野口)

ゼミでは、社会に転がってる気になって仕方ないことを、いろんな視点と切り口で解明していってます。とにかくおもしろい人がいっぱい!個性を大切にできます。(林)

恋愛アリ、結婚アリ、殺人犯やオタク、長島監督にアツくなる人・・・これは私たちのテーマ(笑)。変わったテーマばかりで、刺激になる!合宿では夜中まで語ったり、アヒルボートに乗ったり♪そんな楽しいゼミです!(村井)

社会の中で不思議に思ったことを、インタビューなどを通して深く追究し、ゼミではそれに対して討論をします。どんな題材であっても批判はせず、みんなで真剣に考えます。課題は大変ではありますが、とてもやりがいがあって楽しいです!自分の関心のあることについてみんなで一緒に考えるチャンスなんて、一生のうちでなかなかないと思います☆(和田)

卒業論文タイトル(2008年3月卒業生)

論文
タイトル
子どもからみた親子関係/母からみ:た親子関係
スピリチュアルから見る日本人の信仰心と意識
名古屋嬢とブランド――名古屋を支える母の愛
憧れの対象としての“しょこたん”
舞妓という生き方――祇園に染まる女達
加速する感情消費社会――純愛に見る感動の変遷
ファッションが語る自己――自分軸、他人軸によって変わる人との付き合い方
衣服の下のオシャレ――下着をめぐるまなざし
キャラクターと自己――コスプレイヤーは何を表現するのか?
自己の死と他者の死――今、死と向き合って考える
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