2010年12月に行った下町まちあるき
(浅草)
みなさんの暮らす地域社会(コミュニティ)では、中心商店街の衰退、限界集落による過疎問題、路上生活者の増加、など様々な社会問題が発生しています。こうした問題を誰が、どのように解決しているのでしょうか?西山ゼミは、身近なところに存在しているが、あまり注目することの少ないコミュニティの研究を通して、社会のしくみや生き方の方向性を考えていきます。
近年、政府や行政、企業だけでなく、ボランティアやNPO/NGOなどの市民活動団体が公共サービスの担い手として注目されています。これらの組織は、自発的に柔軟に問題を発見し、その解決に取り組んでいます。とりわけまちづくりやコミュニティ形成に対しては、行政と企業、市民が協力するパートナーシップ(協働)の役割分担について考えていく必要性が高まっています。ゼミの大きなテーマは、まちづくり、市民活動の展開、行政との協働、都市政策など、コミュニティで発生する問題を幅広く扱います。
ゼミでやること
西山ゼミでは基本文献の講読によってコミュニティに関する共通認識を確認した上で、障害者の自立支援や福祉政策、農村の地域再生、創造都市政策など、コミュニティをめぐる最先端の問題を取り上げ、それぞれが研究発表を行いました。どのような問題が発生し、それを解決するためにどのような活動が生み出されているのか、自ら考える力を高め、それをまとめるトレーニングを中心に行っています。
またそれだけでなくコミュニケーション能力を高めるために討論の時間をとり、相手に対してわかりやすく自分の意見を述べること、相手の意見をふまえて自分の意見を述べること、相手に対して論理的に反論することなどの練習を行いました。様々な社会問題、地域問題に対して、自らの考えを論理的にまとめ(logical thinking)、コミュニケーションを図るトレーニングを重視します。
フィールドワークの実施
楽しいゼミのメンバーです!
2010年度には、2度にわたるフィールドワークを行い、労働者の町として有名な横浜寿町、東京の山谷、下町文化が根付く浅草、ジェントリフィケーションを促す再開発が進む豊洲、佃島などを訪れました。こうしたフィールドワークを通してコミュニティの現実について目を向けることを目的としています。
西山ゼミの三ヵ条
1. コミュニケーション能力を高めよう!
2. 明るく、楽しいゼミにしよう!
3. ほう(報告)れん(連絡)そう(相談)を大切に!
ゼミ生の声
今まで知らなかった町や人と出会えました。
自ら発言すること、他者の意見をしっかり聞くことが身に付きました。
西山ゼミに入ったことで、大学生活が更に充実しました!とにかく楽しいです!
荒井玲奈(4年生)
西山先生は生徒一人一人に親身になってくれたので、自分の研究テーマについて掘り下げて考えることができました☆毎週ディスカッションでは全員が発言するので、自分の意見をしっかり言えるようになります!半期に1回フィールドワークに行ってとても楽しいです♪
真剣にゼミ活動をしたい人にはすごくおすすめです(o^^o)
安井沙樹(4年生)
西山ゼミでは地域社会についてのことを多く学びます。普段私たちが何気なく歩いている街にも、些細な発見や疑問点を見出だすことができるとても魅力的なゼミだと思います。
できて間もないゼミですが、親しみやすく楽しいゼミですよ!
篠原衣織(4年生)
コミュニティ研究から都市問題まで、色々触れられる視野が広がるゼミです。まだやりたいものが決まってない人はぜひ!
遠藤篤(4年生)
自分の関心を大切に!
少子高齢化などを背景に教育、雇用、福祉といった様々な分野で問題が表出しています。それらの問題から自分の関心のある事象を、各地での取り組みを参照しながら研究できるのが西山ゼミの特徴です。他の人の研究から刺激を受けることもあり、仲良く、和気あいあいとした雰囲気があります。また、少人数でのディスカッションは毎回白熱し、意見を伝え、的確に反論する訓練にもなっています。学外研究の町歩きでは、普段ではなかなか気付かないようなことに気付け、五感が鋭くなっていくのを実感できます。
郡司幸太(4年生)