ある日のゼミ風景
平等と言われた日本社会も、ホームレスやフリーターが増える一方、ヒルズ族やセレブが話題となるなど、格差が目立つ社会となってきました。このゼミでは、社会階層研究や人々の価値観の変化、外国人問題、環境問題など、現代社会のさまざまな現象をとりあげ、社会現象が起こるメカニズムの解明に取り組みます。現実社会を分析できる人材を育成することがゼミの目的です。とくに、大規模な社会調査実施と、データ分析能力を重視します。できるだけ学際的に幅広く、かつ現実的、実証的に、研究を行うことが望まれます。これらを通して「データを分析して仕事を進める総合的能力」を身につけ、大学卒業後に生かすことができます。
批判的精神を養うことがゼミの最大の目的です。本や事典、教員の言うことなどが常に正しいとは限らず、現在の科学では分からないこともたくさんあります。ゼミでは、学術論文や学術書をもとに発表と討論の他、各種統計データ(マクロデータ)の収集と分析、実際の社会調査データ(ミクロデータ)の分析結果をもとにした討論、ゼミ論や卒論作成を行います。全学年合同での論文構想発表を中心としたゼミ合宿を年1度実施する他、ゲストスピーカー企画や、何度かのゼミコンパで、学年を超えた交流をし、楽しくかつ活発に学生達が活躍しています。
特徴、卒論や就職
ゼミ合宿 軽井沢にて
データ分析の訓練や、実証性な現実社会の分析能力を重視することがゼミの特徴です。卒論は、世界十数カ国の調査データを統計的に分析したもの、自分で 800人以上の学生に統計的な調査をしたもの、大学外で社会人数十人に仕事と価値観などについて深くインタビューしたものなど、手法は様々です。目的に応じて手法を選ぶことこそが重要で、このゼミでは、特定の手法に限定しません。最新のデータ分析を行う人もいますし、卒論も十分な成果を挙げています。新聞社、大手コンサルティング会社、調査会社、通信会社、日銀や民間金融機関まで、就職が驚くほどいいのもこのゼミの特徴の一つです。ただし当然ながら、成果が出るのはやる気があって自主的に取り組み人です。先生の言うとおりに行動するのでなく、自分でテーマと研究計画を決めて進んでいく人が歓迎されます!
詳しくは村瀬ゼミホームページを見てください。
http://www2.rikkyo.ac.jp/~murase/seminar.htm
ゼミ生の声
このゼミの面白さは、日本全体を調査対象として、日本社会の仕組みを解明していけるところだと思います。様々な視点で分析を進めていく中で、思いもよらない結果が見えてきたりしますので、飽きることがありません!!(A)
全国レベルの調査データを使って自分の研究をすすめることができます。 …というとカタく聞こえますが、自分の興味のままにでかいデータをまわす作業は意外と楽しいものです!パソコンが苦手な私でも、作業中は「おれ、賢くなったなー」と自分に酔うこともしばしば。また、OB・OGとの飲み会や他大ゼミとの合同ゼミなど、人の交流もさかんなゼミです。昨年は上智のゼミと合同合宿をして、友達を増やすとともに性質の違うゼミの刺激を受けることができました。(Y)
このゼミの醍醐味は社会調査データをもとに自分の中にある問いを解明していけるという事です。なので、ありのままの社会を忠実にとらえることができます。
また、みんなon,offしっかりしている事がこのゼミの特徴です。やる時はみんなしっかりやります。でも、飲み会など遊ぶときはおもいっきり遊ぶので、大学生活をより充実させたものにすることが出来ます。(T)
このゼミでは、分析する力をつけることができます。自分の興味あることについて立てた仮説を、データを使って分析しながら考えていくことができるので、論理的で説得力のある考え方が身に付きます。表やグラフを作ったり統計調査データを分析する能力は、社会に出てからも役に立つと思うので、オススメです!(A)
このゼミは統計データを使って自分の好きな社会の事象を分析することができます。前期では社会階層に関する文献を読んで討論を行い、階層格差について見識を広めます。その上で夏以降自分が興味のあることを自由に選んで、全国規模の統計データを扱い分析していきます。探究心が強い人は是非村瀬ゼミに来てください。(F)