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担当者:関礼子 准教授  環境の時代を生きる
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環境社会学では、「私」と同じ時代を生きている人の、それぞれの日常、それぞれの世界に出会います。「私」とは異なる環境のなかで、人はどんな環境を守り育んでいるのでしょう。環境社会学の扉をたたくと、環境と環境問題について「何も知らなかった自分」に出会う旅が始まります。
フィールドの出会いのなかで「私」を知ること。そこを基点にして環境を考えてゆくのが関ゼミです。

フィールド演習紹介

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人間が生きるために環境は必要だ。人間だけでなく、あらゆる動植物のゆりかごとして自然を守らなくてはならない。――疑いの余地がないことだ。では、「私」にとってはどうか。

関ゼミでは、夏に恒例のゼミ調査合宿がある。フィールドに浸かって環境を考える。環境汚染の被害を被った人びと、自然とかかわりながら生業を営む人びと、開発に悲鳴をあげる自然を守ろうとする人びと、自然の豊かさを持続可能にしようとエコ・ツーリズムを構想する人びと。出会うたびに「私」に問いが突きつけられる。

「私」にとっての環境とは何か。生まれ育った土地や友人と遊んだ公園の風景、家族で訪れた思い出の場所。記憶は「私」が「私」であるためのアイデンティティ。その記憶が自然のなかに、環境のなかに見出される。

フィールドでの調査合宿は、「この環境を守る」という意志を、他人事ではなく、「私」との関係で考える契機になるはずだ。

ゼミ生の声

山口 由紀
環境問題とは?自然破壊、温暖化、ごみ問題、環境保護・・
こう聞かれて思い浮かべるのはこういう言葉でしょう。
しかしその裏には、人々の暮らしがあり、知恵があり、地域の活動がありました。
国や政府の試みがあり、法律の支えがありました。
表面だけを見ていては気づかない、たくさんの想いがそこにはあります。
環境問題は人々の歴史や文化とは切っても切り離せない関係なのです。
だからこそ難しく、だからこそ面白い。
同じ問題を目の前にしても同じ解釈にならないのが環境問題です。
私たち13人でさえ、研究テーマは誰一人とも重なりません。

夏にはフィールド調査で沖縄を訪れました。
事前にある程度勉強はしていたものの、実際に現場に足を運んでみないとわからなかった場面に数多く出会いました。
なぜ自然を守るのか?なぜ伝統を守るのか?
そこで暮らす人々と同じように過ごすことで、少しだけその気持ちがわかった気がします。
それは文献からでは絶対にわからないこと。

私たちは、環境問題という切り口からたくさんの“想い”に出会っています。
環境問題とは?今でも問い続けています。

鈴木 麻里江
私たち関ゼミは「環境」について学んでいます。
「環境」といっても文化活動や自然保護、公害問題…と素材はとても膨大です。

社会の活動は、1つの問題を通して見えてくるものがたくさんあります。沖縄でのフィールドワークにおいて、私たちの班はエコツーリズムについて調査しました。現地の様々な方から話を聞き、そして先生からのアドバイスを受け、異なる研究テーマの班の意見を聞く。エコツーリズムから、環境保全だけではなく地域文化や人間関係、政治のことまで見えてきました。

今後は、沖縄でのフィールドワークを通して持った自分なりの興味・関心を各々テーマとし、学んでいきます。自ら考え、学び、調べ…そして先生にお尻を叩かれながら、満足あるゼミ活動を行っていきたいです。
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