社会を知り、自分を探す
社会学部が扱うテーマの広さ、多彩さは群を抜いています。そして、それらの多くは日常生活に密着したものです。家族、就職や仕事、都市やコミュニティ、消費生活、宗教、新聞、雑誌、テレビ、携帯電話やインターネット・・・社会学部はそれらすべてを扱っています。このように生活に密着したテーマだけではなく、差別と格差、ジェンダー、高齢化、環境問題、マイノリティ問題など、さまざまな社会問題に取り組んでいます。
社会学部は、さらにコミュニケーションやアイデンティティなど、自己と社会の接点に関する問題にも目を向けています。 日常生活の側から、社会問題の発生した現場から、自己と社会の接点からなど、切り口はさまざまですが、社会をより調和の取れた、より住みやすいものにしていくよう、さまざまな研究を行なっているのが社会学です。そして、その社会学を中心に、さまざまな最新の研究成果を授業に反映させているのが社会学部なのです。
社会学部ではこれらさまざまな分野の研究成果を通じて、また社会理論や社会調査法の学習を通じて、現代社会の中に研究課題を発見、分析し、それについて発言・提言する力を養います。
立教の社会学部は三つの学科に分かれています。 社会学部創設以来の歴史をもつ社会学科は、オーソドックスな社会学を基礎として、自己とアイデンティティ、差別と逸脱、家族、高齢社会、ジェンダー、公共性、政策、社会階層、労働など、さまざまな社会領域を扱います。現代文化学科は、「文化」をキーワードに、グローバル化による文化の移動と交錯、文化を発生させる拠点としての都市、環境問題と文化の相互関係、消費生活、現代の宗教、ポピュラーカルチャーなどを扱います。メディア社会学科は、ジャーナリズム、マスコミ、情報社会や情報産業といった分野に加えて、インターネット以降の双方向化するメディア・コミュニケーションのあり方についても扱っています。
このように三学科に分かれてはいますが、ほとんどの講義は学科に関係なく受講できます。三学科合せた授業内容は極めて豊富で、われわれは、全国の社会学部の中でおそらく最も充実したものと自負しています。
社会学部で現代社会について学ぶことは、視野を大きく広げ、現代社会に生きる自分を見つめ直すものとなることでしょう。
社会学部で学ぶことは、本当に自分がしたいこと、すべきことを見つけ、新しい自分を作ることでもあるのです。

