「世界的な金融危機の下での弁護士のアドバイス」
~世界的な金融危機の拡大と日本企業の海外ビジネスの新たな展開~
第21回法務研究科特別セミナーは、以下の要領で、立教大学ビジネスロー研究所が協力する上記副題の立教大学法学部・現代GPシンポジウムを法務研究科院生・OB・OGに開放する形で開催される。
サブプライムローン問題に端を発した米国の金融危機は、現在、世界的な広がりをみせ、世界経済に大きな暗雲をもたらしている。何故、このような事態が発生してしまったのであろうか。サブプライムローンとは何で、そこにはいかなる問題があったのであろうか? 危機を生み出した米国のインベストメント・バンクでは、いったい何が行われていたのであろうか? 他方、1990年代にバブル後の金融危機を経験したわが国の金融機関・証券会社は、幸いにも今回は相対的に傷が浅かった。そのため、幾つかの日本の金融機関・証券会社は逆に、弱体化した外国のインベストメント・バンク、巨大証券会社へのM&Aを進め、これを海外ビジネスの新たな展開の契機としようとしている。しかし、そこに危険性はないのか? 新たな落とし穴はないのか?
本セミナーでは、非常に早い段階からサブプライムローン問題による世界的な金融危機の到来を予言・警告してきた国際ジャーナリスト、海外の巨大インベストメント・バンクの業態変化を見つめてきたわが国の銀行家OB、そして、上記のような日本の金融機関・証券会社の国際M&Aに法的な立場からアドバイスを行っている弁護士の三名をパネリストに迎え、以上の問題をわかりやすく解説してもらうとともに、これから生じ得る問題に徹底的な議論を加えていただく。世界的な金融危機の下、ビジネスローの分野で働く弁護士は、どのように活動し、日本の企業にどのようなアドバイスが求められているのか。著名な研究者・実務家の最先端の議論が聞けるまたとない機会であり、奮って参加されたい。
なお、参加希望の者は、法務研究科事務室で必ず事前に参加登録をすること。 |