2018/10/02 (TUE)

本学校友の大貫渉さんが世界フィールドアーチェリー選手権大会で日本人初のリカーブ男子個人優勝

キーワード:卒業生

OBJECTIVE.

2018年9月3日(月)~9日(日)にイタリア・コルチナで開催された第26回世界フィールドアーチェリー選手権大会において、本学校友の大貫渉さん(株式会社サガミ所属、2017年経済学部経済学科卒業)がリカーブ男子個人優勝を果たしました。同種目での優勝は日本人初の快挙です。

全日本アーチェリー連盟提供

フィールドアーチェリーは、山の中や草原など自然の地形を生かして標的を設置したコースを回って行射する競技です。弓の形状によってリカーブ、コンパウンド、ベアボウの3部門があります。

大貫さんは今大会の予選を9位で追加。準決勝ではリオオリンピック準優勝で今大会予選を1位で通過したジャン=シャルル・ヴァラドン選手(フランス)と対決、大接戦の末勝利し、その勢いのまま決勝に臨み、地元のマッシミリアーノ・マンディア選手(イタリア)を破り、見事優勝を果たしました。

大貫さんは全日本アーチェリー連盟の強化指定選手にも指定されており、2020年東京オリンピックに向けて、大貫さんの今後の活躍が期待されます。

コメント

COMMENT

株式会社 サガミ(2017年経済学部経済学科卒業)
大貫 渉さん

今回世界フィールドアーチェリー選手権大会で優勝することができて、本当に嬉しいです。昨年ワールドゲームズで銅メダルを獲得していたので、今大会ではかなり注目されていました。また、今年度は海外試合でいい成績をまだ残せていなかったので、今回こそはメダルが欲しいという思いが強かったです。ワールドゲームズと同じシュートアップ方式が採用されました。昨年その方式で銅メダルを獲得していたので、自信を持って臨むことが出来ました。
準決勝では予選1位、リオオリンピック銀メダリストであるフランスのValladont選手と戦いました。実力も知名度も実績も上の選手です。しかし臆することなく、堂々と自分の射をすることができました。決勝戦は地元イタリアのMandia選手です。準決勝でアメリカとEllisonを破りました。緊張していたので、力が入る前に速いテンポで打つという思い切りの良さが功を奏しました。

今回金メダルを獲得できたのは、多くの方の支援や協力、たくさんの応援があったからこそ獲得できました。目指すは東京オリンピックです。今回の試合で得たことを生かし、さらに活躍していきます、これからもよろしくお願い致します。

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