2009.03.31
経済学部経済学科の老川慶喜教授が著書『近代日本の鉄道構想』(日本経済評論社 2008年)で「交通図書賞」を受賞しました。
交通図書賞は、財団法人交通協力会が交通新聞社(共催)、運輸調査局(後援)とともに「交通に関する優秀な図書を選定し、広くこれを推奨することにより、交通知識の普及と交通従事者の教養の向上に資する」ことを目的に、1975(昭和49)年度から実施しているもので、今年で34回目を迎えました。受賞部門は、1部「経済・経営」、2部(技術)、3部(歴史)、4部(一般)と特別賞があり、老川教授は3部の歴史部門で受賞しました。
また、老川教授はさいたま市鉄道博物館整備促進検討委員会委員長として、鉄道博物館のさいたま市への誘致の多大な貢献が認められ、2007年度の「さいたま市文化賞」も受賞しました。
【受賞の言葉:老川慶喜教授(経済学部経済学科)】
この度、2008年6月に出版した『近代日本の鉄道構想』という本で、第34回交通図書賞を受賞しました。1986年の『日本の鉄道―成立と展開―』に次ぐ2度目の受賞ですが、前回は共編著でしたので、単著としては初めての受賞です。明治期におけるさまざまな鉄道構想を経済発展との関連で分析したもので、これまでの通史的な理解とは異なった鉄道史のイメージを提示したつもりでおります。1980年ごろから書きためてきたものを、2007年度の研究休暇を利用して一書にまとめたのですが、受賞につながり大変光栄です。この本をまとめてみて、新たな課題も見つかりましたので、さらに研究を深めていきたいと思います。