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社会学部現代文化学科の福永真弓助教、「日本社会学会第7回奨励賞」受賞

2008.12.16

社会学部現代文化学科の福永真弓助教の研究論文『鮭の記憶の語りから生まれる言説空間と正統性―米国カリフォルニア州マトール川流域を事例に―』が「日本社会学会第7回奨励賞」を受賞しました。

日本社会学会(The Japan Sociological Society)は、社会学の研究を促進しその発展普及を図ることを目的とする全国的な研究者組織です。今日では、地域別および専門分野別の学会組織と連携し、また国際的な連携協力をも進めながら、社会学研究の発展と普及、社会学教育の充実などを目指す活動を継続しています。
日本社会学会奨励賞は、日本社会学会が将来性に富む優れた研究業績を顕彰するために設けたものです。
(日本社会学会ホームページより)

【受賞の言葉:福永真弓(本学社会学部現代文化学科助教)】
思いがけず、社会学において権威ある賞をいただきまして、大変光栄に思うと同時に、賞の重さをかみしめているところです。受賞した論文は、米国でのフィールドワークをもとに、「鮭の記憶」を軸に、地域の人々が主体となって流域資源を管理する仕組みと、自らが主体となるための正統性を作り上げていくダイナミズムを描き、資源をめぐる地域社会ガバナンスの可能性を論じたものです。特に、記憶が集合的記憶として人々の間に位置づけられていく場となった言説空間に着目しながら議論を進めています。
環境の時代、という言葉が使われて久しいですが、実際に、日常生活の中でどのように生態系と向き合い、誰が守り手や支え手となっていくのか、その実践は手探りの部分が多いのが実情です。今後も少しでも「現場」を支えられるよう、また社会学という学問に貢献できるよう、あらためて身を引き締めて研鑽したいと思います。




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