立教大学大学院|法務研究科

カリキュラムの特徴

カリキュラムの理念

カリキュラムの理念

立教法科大学院は、前例となる規範がない法律問題が生じた場合でも法曹として妥当な法理論を構成して解決策を導き出せるように、応用の効く基礎力の養成を重視しています。その基礎力とは、条文や法制度、判例規範を実務法律家として正しく理解できる力であり、紛争における事実関係から法的に重要な事実を抽出して、紛争解決の法理論を構成できる力です。さらに、社会の一般常識を適切に認識できる洞察力と人間へのあたたかいまなざしも含んでいます。
時代がどのように変化しても、裁判官、検察官、弁護士として対応できる、応用の効く基礎力を養えるようにカリキュラムを編成しています。

カリキュラムの科目構成

カリキュラムの科目構成

カリキュラムは、主に4つの科目群から構成しています。幅広い法律を法曹として適切に扱う力を固める法律基本科目をはじめ、法律実務を遂行する上で欠かせないスキルを養う実務基礎科目、法律理解の幅を広げる基礎法学・隣接科目、専門分野を築く展開・先端科目です。
特に、立教法科大学院では、法律基本科目と展開・先端科目を深く理解して、応用の効く基礎力を養えるように、4つの科目群とは別に演習科目を設置しているのが特色です。選択科目Ⅱとして、実務演習科目、特別演習科目、発展演習科目、特殊講義・演習科目等を設置しています。

反復学修し、応用の効く基礎を養う演習科目

演習科目は、基礎知識を確認する授業、基礎知識を応用力に高める授業、応用力をさらに発展させる授業へと段階的に発展していきますが、いずれの授業も各法分野における基本的な原理や原則に立ち返ることを重視しています。判例のない新しい事案に対しても基本的な原理や原則を応用することで適切に対処できる、応用の効く基礎力を身につけることができます。

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学期と授業時間

授業は1年を2学期に分けるセメスター制で行われ、4月からの学期を春学期、9月からの学期を秋学期と呼びます。各科目は2単位とし春学期または秋学期で完結するスタイルをとっており、学修しやすくなっています。
「模擬裁判(民事)」「模擬裁判(刑事)」「エクスターンシップ」は、学修効果を上げるために履修期間は特別に定めています。

1限目 2限目 3限目 4限目 5限目 6限目
9:00~10:30 10:45~12:15 13:15~14:45 15:00~16:30 16:40~18:10 18:20~19:50

成績評価

各科目の成績は、一部を除き、100点満点による評価を行い、60点以上を合格、60点未満および欠席を不合格としています。合否は絶対評価で判定し、合格者の成績は相対評価で判定しています。成績は、試験、平常点などの成績評価の割合を科目ごとに定めて決定します。
法律基本科目では、進級制度の運用のため、GP(Grade Point)を定めています。学期末試験終了後に成績評価の講評を発表しています。成績評価の公正性を示すとともに、学生自らが学修の達成度を確認できるように配慮しています。
また、異議申立制度として成績評価調査制度が設けられています。

評 価 相対評価の割合 GP
100~90点 S 30% 4
89点~80点 A 3
79点~70点 B 40% 2
69点~60点 C 30% 1
59点~0点(不合格) D   0
欠席(不合格)   0
法律基本科目
GPA計算方法
(Sの修得単位数×4)+(Aの修得単位数×3)+(Bの修得単位数×2)+(Cの修得単位数×1)
GPA算出対象科目の総履修登録単位数(D・欠を含む)

進級制の概要

学修成果の向上を図ることを目的に、GPAによる進級制度を設けています。

●進級要件

〈1〉1年次から2年次への進級 〈2〉2年次から3年次への進級
1年次配当の【法律基本科目】のGPAが1.3以上であること。1.3未満の者は2年次に進級できません。 2年次配当の【法律基本科目】のGPAが1.3以上であること。1.3未満の者は3年次に進級できません。

●法律基本科目の単位認定

(1)春学期科目の成績発表は春学期末に行いますが、正式な単位認定は原則として学年末に行います。
(2)進級が認められない場合は、すでに合格している科目も含めて、当該年度に履修した法律基本科目の単位の認定はしません。ただし、すでに合格した再履修による法律基本科目の単位、および法律基本科目以外の科目の単位は認定されます。

●進級できない場合

(1)進級できなかった場合は、当該年度に認定されなかった法律基本科目を翌年度に再履修します。
(2)上位年次の配当科目は履修できません。
(3)履修条件は留め置かれた年次における配当科目と履修登録上限が適用されます。
(4)進級要件の(1)または(2)による原級留置が2回に達した場合は、当該年度末に除籍となります。

●修了要件単位

科目区分 必要単位数
必修科目 法律基本科目 66 単位
実務基礎科目(必修) 8 単位
選択必修科目 基礎法学・隣接科目 4 単位
実務基礎科目(選択必修) 2 単位
選択科目 展開・先端科目、基礎法学・隣接科目(選択必修科目の必要単位数を超えて履修したもの) 20単位
実務演習科目(選択)、特別演習科目、発展演習科目、特殊講義・演習科目、他大学院科目、実務基礎科目(選択必修科目の必要単位数を超えて修得したもの)、および選択科目Ⅰ(必要単位数(20単位)を超えて修得したもの) 2 単位以上
合計 102単位以上

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