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教員・研究

教員紹介

法学科

岩月 直樹
Iwatsuki Naoki
教授
  • 国際法
 
岩月 直樹
法律学は不合理さと雑然さに満ちた日常世界を自分の視点で、自分の思考で理解し、捉え、そして他者に精確に伝えるための学問です。あるいは、私たちや私たちの身の回りの人が日常の中で感じているけれどもうまく表現できない思い、そうした思いを明確な言葉として伝え、対話を可能とするのが法律学であると言っても良いでしょう。私の専門は国家間の法的な問題を扱う国際法ですが、そこでもこの法律学のエッセンスは変わりません。むしろ、国際関係という国内社会とは異なる環境においてこそ、法律学の真骨頂が現れるように思います。単なる論理操作以上の知的な営みとしての法律学をぜひ学んでください。
神橋 一彦
Kanbashi Kazuhiko
教授
  • 行政法
 
神橋 一彦
大学は、学問を修める場であるとともに、将来に向けて「自分探し」をする場でもあります。大学時代、真剣に自分と向き合い、「自分探し」するかしないかで、卒業後のあり方も変わってくるようにおもいます。私は、高校を卒業する時に、恩師から、大学では「本を読め」「外国語を勉強しろ」「恋愛をしろ」と3つのことを言われました。どれほどできたかは心もとないですが、恩師が言わんとしたことは、この「自分探し」ということではなかったかとおもいます。私は、皆さんに専門の行政法の教育を行うことはもちろんですが、立教大学で皆さんと人格的な触れ合いの機会があることを、楽しみにしています。
小林 憲太郎
Kobayashi Kentaro
教授
  • 刑法
 
小林 憲太郎
法学部では主に法律の勉強をします。では具体的にどういうことをするのかというと、素人さん(←法律を知らない人)には同じようにしか見えない2つのケースの違いを見つけ、逆に彼らには全然別モノだと感じられる2つのケースの共通点を見つける練習をします。新入生にこの話をすると、「本当にそれだけ?」と疑いの目で見られるのですが、卒業する頃には分かってくるようです。私の専門は刑法ですが、手始めに新聞を片手に考えてみましょう。「3人の被害者が殺されたA事件で犯人は死刑になったのに、同人数が殺されたB事件では無期懲役にしかならなかった。両事件のどこが違うのだろうか?」
瀧川 裕英
Takikawa Hirohide
教授
  • 法哲学
 
瀧川 裕英
法学部は、一言でいうと、「つぶしがきく」学部です。社会のありとあらゆるところで、法学を学んだ学生が求められています。ではなぜ法学を学んだ学生を社会は求めるのでしょうか? その理由は法が社会の基本的なルールだからです。社会の基本的なルールを知らない学生よりも、それを学んだ学生を求めるのは当然でしょう。しかも、法学部は「お得」な学部です。法学部では法を学べるのはもちろんのこと、政治も体系的に学ぶことができます。それだけではなく、法に関する歴史や哲学・社会学、外国の法も学ぶことができます。さらに、法学は他の学問と違い、自学自習が難しいことで知られています。迷ったら法学部へ。
中村 陽一
Nakamura Yoichi
教授
  • 非営利組織論
 
中村 陽一
NPO(民間非営利組織)/NGO(非政府組織)は、政府行政組織とも民間企業とも異なる独自の組織で、21世紀社会をデザインするうえで不可欠の存在として期待と注目を集めています。その活動は、環境・福祉・まちづくり・国際協力・人権など多様なテーマと多彩な人々のネットワークによって国内外で着実に広がっており、法人格を取得したり、市民生活のための公共的・公益的な事業を展開して、ボランティア活動の枠を超える団体も増えてきました。皆さんと同じ若い世代の関心も急速に高まっているこれらの組織を、新しい仕事の場、将来の進路という意味でも見つめていきます。社会の現場と同時進行し、希望者には交流・情報交換が可能な場を設けていきます。
濱野 亮
Hamano Ryo
教授
  • 法社会学
 
私の専攻する法社会学は、法制度が社会の中でどのように機能しているのか、法にはどのような価値や限界・問題点があるのか、という観点から、法を社会学的に扱います。法が、社会の中で人々との関わりにおいて存在しているという側面に光をあてながら、法意識、訴訟、弁護士、民事紛争処理過程等のテーマをとりあげます。なかでも、紛争解決学と法曹発達史を中心に講義しています。今後、日本でも法と接触する機会が増えていかざるをえませんが、法内在的視点と法を外から分析する視点との間を往復する姿勢を身につけてもらいたいと思います。
林 美月子
Hayashi Mitsuko
教授
  • 刑事法学
 
大学で学ぶ意義のひとつは、自分の意見や立場は相対的なものに過ぎないことを知ることではないでしょうか。でも、最近は、何か社会的な問題があっても“どうでもいいじゃない”といって、もともと自分の意見のない人が多いように思います。そこでまず、自分の意見をもつことからはじめましょう。そうして、他人の意見をよくきいて、自分の意見の相対性を知った上で、もう一歩進んで、異なる意見の人を説得する、“君の意見のほうがいいな”と思わせることができるようになればいいですね。実際の裁判でも、弁護人と検察官が対立する意見を主張し、裁判官を説得しようとしているわけですよね。刑法上の様々な問題について、一緒に考えていきましょう。
原田 一明
Harada Kazuaki
教授
  • 憲法
 
原田 一明
憲法も法律学の一分野ですから、その勉強の仕方は、事実関係を確定し、それに憲法条文や関連する様々な法律を解釈し、適用するという法律学の王道が、当然のことながら、メインになります。ただ、憲法問題には、民法や刑法上の問題とは異なって、個別事案の解決を超えて、価値観が鋭く対立するという特色があります。身近な法律問題のわりには、最終的には「神々の争い」になりかねない要素を含んでいますから、政治学、歴史学などの法学隣接諸領域の学問を駆使して解決策が探られることも珍しくないのです。要するに、憲法は、法律学の入り口であるとともに、出口でもあるのです。どうですか、一緒に勉強してみませんか。
原田 昌和
Harada Masakazu
教授
  • 民法
 
原田 昌和
民法は皆さんにはなじみがないと思います。あるいは、自分は民法のお世話になったことはないぞと思っている人も多いかもしれません。ですが、たとえば、朝配達された新聞を見ていると、広告が入っていたので、電車でデパートに行って洋服をクレジットカード払いで買ったといった日常の場面でも、あたかも空気のように、民法は私たちの暮らしを支えています。幸い私たちは、民法を全く意識せずに生活していられるわけですが、ひとたび何らかのトラブルがあると、民法が私たちの生活の背後でどのように働いているのかが問題になります。私たちの日常を法律の目で覗くとどのように見えるか、興味ありませんか?
松井 秀征
Matsui Hideyuki
教授
  • 商法
 
松井 秀征
現在のわが国では、これまで以上に経済領域のもつ意味が高まっているように思われます。みなさんも、ニュースなどで経済に関する話題を少なからず耳にしていることでしょう。商法は、企業の組織、取引などに関する法ですから、このような経済の問題にもっとも密接な関連を有する法のひとつです。つまり商法を学ぶということは、法の観点から経済を見ることにほかならないのであって、それは今日のわが国においては重要な視点だろうと思われます。私としては、以上のような問題に関心を持ったみなさんのお手伝いをできれば幸いです。
内海 博俊
Uchiumi Hirotoshi
准教授
  • 民事手続法
 
内海 博俊
2人の男が、美しい指輪を取り合って譲らない。あなたはその様子を見ている。やがて2人はあなたの方を向き、血は見たくないから、どちらの物なのかあなたが決めてくれと言う。あなたはあの指輪の真の持ち主を知らないが、あなたが決めてあげなければ、2人は決闘をして傷つくことになるだろう。なので、あなたは2人の頼みを断れない。あなたが与えうるいちばんましな解決は何か?民事手続法は、平たくいえば、このような問題に答えようとする法律・学問です。若い皆さんにはあまり魅力的に映らないかもしれませんが、誰かが考えておかないと平和な社会が保てなくなる大事な問題です。一緒に考えてみませんか。
許 淑娟
Huh Sookyeon
准教授
  • 国際法
 
ある国の法を知ると、その国の社会や伝統、仕組が見えてくることがあります。私の専門の「国際法」は、国家と国家の間の法、国際社会の法です。つまり、国際法を知ることは国際社会の仕組を知ることにつながります。国際社会を具体的にイメージするのは難しいですが、日本が国際社会の一員であり、また、皆さんが日本の社会に暮らしている以上、皆さんも国際社会の一員です。皆さんの属している共同体の中で最大のものである国際社会の仕組みを知るために、国際法の知識を道具として身につけてはいかがですか。やや使い難い道具ではありますが、国際法を通じて見た景色は斬新なものだと思います。
山口 敬介
Yamaguchi Keisuke
准教授
  • 民法
 
山口 敬介
皆さんは、法律学にどのようなイメージをお持ちでしょうか?六法全書に載っている条文をひたすら覚えるものと思っていませんか?そうではありません。例えば民法では、ある人が「不注意」で他人にケガをさせてしまった場合、どのような「不注意」があれば賠償責任を負うのか、そのルールが採られているのはなぜか等を学びます。そして、種々のルールの検討を通じて、「法的な見方からは、社会(で発生する問題)はどのように捉えられるのか」を知ることができます。また、この「法的な見方」は不変ではありません。法律学にも他の学問と同様、まだ解明されていない課題が存在し、その解明が試みられています。皆さんに「法的な見方」の現状・課題の一端をお伝えできればと思います。
小川 和茂
Ogawa Kazushige
特任准教授
  • 国際ビジネス法総合
 
小川 和茂
わが国の法律を学ぶと、「外国の法律はどうなのか」とか「外国の裁判制度はどうだろう」という疑問が湧きます。これらを勉強してみると、わが国と外国との間に違いや類似した部分があることに気付きます。そうすると輸出入をする際や国際結婚をする際に、なにか問題が生じた場合、「どの国の法律が適用されるのか」とか「どのように紛争解決するのか」とか「外国法の内容」という点にも興味が湧きませんか?さらには、これらの背景にある文化・社会・歴史にも興味を持ちませんか?法律という観点から外国を理解し、それを通じてわが国の法律の理解を深める。そんな勉強をしてみましょう。
高 鉄雄
Go Cheolwoong
助教
  • 基礎文献講読
 
高 鉄雄
皆さんは新聞等でよく見かける「社会」・「個人」・「権利」などの単語が幕末以降たったの百数十年使われたに過ぎないことをご存じですか。ヨーロッパ由来の単語を日本に受け入れる際に先人たちがこれらの訳語を創りました。そこには今後の社会をどのようにするかに関する知恵や苦悩など様々な物語が含まれています。「法」を学ぶことは、まさに先人たちの物語を学ぶことです。そこには歴史・思想・文化等を共有する社会の様々な姿が含まれています。それゆえ「法」が社会と時代によって異なり得ます。先人たちから謙虚に学びながら、皆さんが活躍する今後の社会について一緒に語り合いませんか。
三代川 邦夫
Miyokawa Kunio
助教
  • 基礎文献講読
 
三代川 邦夫
法学部では、法律を学ぶわけですが、法律というと「硬直的」「仰々しい」といったイメージが湧くかもしれません。しかし、法律というのは、様々な思想・利害をもつ多数の人々が、互いに折り合いをつけるためのルールですから、むしろ様々な視点から考え、バランスの取れた結論を導き出すということが大事です。そして、法学部でやることも、条文の暗記ではなく、この多角的な分析能力を鍛えることです。社会に出て、法律の知識を使うことはほとんどありませんが、多角的な視点から分析することはむしろ日常茶飯事でしょう。色々なことに目配りのできる、そういう能力を身に着けるために、是非一緒に勉強しましょう。
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国際ビジネス法学科

浅妻 章如
Asatsuma Akiyuki
教授
  • 租税法
 
浅妻 章如
国家の側から見ると、人々から公平に租税を集めねばなりません。私人の側から見ると、人々が取引をする際、幾らの税金が課せられるかを無視して取引を仕組むことは冒険的です。租税法を学ぶことは、公と市場の両方を学ぶことを意味します。また、租税法は法学の一分野ですが、経済学の一分野である財政学・公共経済学とも深い関わりを有しています。租税法は、法学と経済学が交錯する領域でもあります。法学らしくないという印象を持たれるかもしれません。一見複雑でとっつきにくそうに見えるかもしれない租税法ですが、公的・私的・法的・経済的思索に耽ってみませんか。
角 紀代恵
Kado Kiyoe
教授
  • 民法
 
角 紀代恵
解決を迫られた問題を前にして、混沌とした現実から問題の核心を抽出し、複数の解決策を考えて、そのうちの一つを選択する。そして、その選択の理由を説得力をもって説明する。リーガル・マインドとは、このような能力のことをさすのではないでしょうか。このような能力は、どんな職業につこうと要求されるものです。したがって、裁判官・検察官・弁護士という法曹に進む以外の人にとっても法律を学ぶ意義は大きいわけです。法律を学ぶ意義は、今まで述べたことからわかるように、個別の法律に関する知識を得ることに尽きるものではないのです。
髙橋 美加
Takahashi Mika
教授
  • 商法
 
髙橋 美加
商法は主としてモノやサービスを提供する事業者の側に立って、どんな取引なら効率的でトラブルにならないのか、一人で事業をするのか組織を作ってするのか、事業をするためのお金をどうやって集めるのか、といったことを分析するため、皆さんの生活からはなじみの薄いものに感じるかもしれません。しかし現実には身近に商取引は存在するのです。身近な事例からスタートし、さらに想像力を働かせてみれば、現代社会の経済活動を構成する各種取引や、その主体となっている企業組織のありようを法的な視点から眺めることができるでしょう。皆さんが興味を持って勉強できる場を提供したいと考えています。
溜箭 将之
Tamaruya Masayuki
教授
  • 英米法
 
溜箭 将之
私の専門はアメリカの法律です。ある時、友人に聞かれました。かの国では、大統領を裁判で決め、裁判官を選挙で選ぶそうですね。本当でしょうか?本当だとしたら、そこでは、法・裁判・公平・正義について、私たちが当然と思っているものが、違った意味を持つのではないでしょうか?その背後にある理念は何なのでしょうか?大学時代は、一人一人が今までの個性を伸ばすとともに、新たな関心から新たな個性を発掘する時期です。皆さんは、様々な関心・興味を抱き、必ずしも答えがあるとは限らない疑問に取り組むことでしょう。皆さんとともに面白い疑問を発見し、答えを求めて試行錯誤したい、私はそう思っています。
東條 吉純
Tojo Yoshizumi
教授
  • 国際経済法
 
東條 吉純
「ボーダレスエコノミー」なんて言葉がありますが、あんなもん、はっきり言って嘘っぱちです。今でも国境はちゃんとありますし、国境を越えて取引されるモノ、サービス、カネ、ヒト、情報等々には、実に様々な規制の網がかかっています。これらの諸規制はそれぞれ多様な政策目的を達成するために実施されていますが、自由な貿易の流れという観点からは、障壁以外の何物でもありません。それでは、なんでもかんでも自由に取引できるようにすればそれで済むかと言えば、それも乱暴な話だと思います。さて、それではどうすればよいのでしょうか。誰も答えをもちあわせていません。皆さん一人一人が考えてくださいね。
幡野 弘樹
Hatano Hiroki
教授
  • 民法
 
幡野 弘樹
私が法律の勉強をしていて初めて「面白い!」と思ったのは、大学3年生の初夏でした。民法のゼミ(少人数制の演習)である最高裁判決について報告をし、先生や他のゼミ生と討論をしながら、「教科書や判決文に書かれていることが唯一無二の正解であるとは限らない」と気付いた時、「これはすごく面白い!」と思いました。法律学は、ある意味で正解のない学問です。世の中に生じている様々な問題を前にして、先人の知恵を借りながら、自分自身の頭で考えて、より良い解決法はないかを試行錯誤する学問です。そんな法律学の面白さを皆さんにも伝えたいといつも思っています。
早川 吉尚
Hayakawa Yoshihisa
教授
  • 国際私法
 
早川 吉尚
国際私法とは私人間、私企業間の国際的な法律関係をいかなる法(準拠法)で規律するかを定める法です。現代の国際社会はそれぞれに独自の文化を有する多くの国家から成り立っており、そうした文化の相違を反映してあい異なる法制度が国家の数だけ併存しています。こうした各国の法制度を平等な地位に置き、当該問題への密接な関連という観点から準拠法を選択しようというのが近代以降に確立していった国際私法の基本理念です。そこには、他国の法文化の尊重があります。講義やゼミナールを通じて、そうした様々な国の文化をみなさんといっしょに体験できたらと、願っています。
藤澤 治奈
Fujisawa Haruna
教授
  • 民法
 
藤澤 治奈
みなさんは、法律の勉強と聞くと、条文を調べたり暗記したりする「ちまちま」とした作業を思い浮かべるかもしれません。でも、実際のところは少し違っています。私の担当する民法を例にとれば、勉強をしているうちに、「なぜ契約を守らなくてはいけないのだろう?」「日本の金融システムはどうなっているのだろう?」といった大きな問題に向き合うことになるでしょう。大学では、講義や演習を通して、こうした法律学の奥深さに触れてみてください。
神吉 知郁子
Kanki Chikako
准教授
  • 労働法
 
神吉 知郁子
大学という「学び」の最終段階にさしかかる皆さんは、もうすぐ、「働く」ことを通じて、生活を支え、能力を発揮し、社会とつながっていくことになります。どんな仕事を選ぶにせよ、様々な場面で、ときには理不尽とも思える壁にぶつかることでしょう。そんなとき、働くひとりひとりの権利を保障し、解決の道筋を示すのが労働法です。ぜひ、社会人としての一歩を踏み出す際の羅針盤として、労働法を身につけてください。ただ知識を覚え込むのではなく、労働市場や社会構造の複雑化に応じてダイナミックに変化していく労働法と真摯に向き合えば、自分の生き方や価値観を見つめ直す契機ともなるはずです。
長谷川 遼
Hasegawa Ryo
准教授
  • 知的財産法
 
長谷川 遼
知的財産法は、著作物や発明に関する法分野です。私たちの身の回りには、漫画や映画、お掃除ロボやスマホなど、様々な著作物や発明が溢れており、日々の生活を楽しく便利にしてくれています。著作権法や特許法は、こうした有益な情報を生み出す人々に、経済的対価を得る仕組みを提供し、創作活動を促すことを目的とする法律です。しかし、やたらと権利を強化するだけでは、かえって文化や産業を委縮させてしまいます。そこで、どのように制度を設計すれば、適切なバランスを達成できるのかが問題となるわけです。社会の情報化に伴って身近になったこの分野について、みなさんと一緒に考えていければと思います。
早川 雄一郎
Hayakawa Yuichiro
准教授
  • 経済法
 
早川 雄一郎
独占禁止法は、市場競争を歪める行為を規制することなどを通じて、市場における公正で自由な競争を促進しようとする法律です。もっとも、企業の行為をやみくもに規制してよいわけではありません。企業の何らかの行動が、競争や消費者にとってプラスになるのか、マイナスになるのかを識別するのは、そう簡単ではありません。最終的には、企業の戦略的行動への理解が求められます。「なぜ、この企業はこういう行動をとるのか」についての洞察です。みなさんにはなじみの薄いところもあるでしょうが、ぜひ一緒に考えてみましょう。
サイモン ダウンズ
Simon R. Downes
特任教授
  • 法政外国語演習
 
サイモン ダウンズ
イギリスに生まれ、カリフォルニアで育ち、日本に来て25年になります。刑事司法行政とバイリンガル教育を専門としています。立教大学で私が目標としているのは、法学を楽しく学んでもらうことです。私の授業では重要な法律用語を学んでもらいますが、学生同士での議論やロールプレイング、模擬裁判などを通じて実践的に学ぶことを重視しています。扱うテーマは様々で、死刑、中絶、著作権法、生命維持装置(安楽死)、日本国憲法をめぐるさまざまな問題を取り上げています。みなさんにはこうした授業を通じて、法と政治に対する自信を身につけてもらえるものと思っています。
藥師丸 正二郎
Yakushimaru Shojiro
特任准教授
  • キャリア意識の形成
 
藥師丸 正二郎
皆さんは法学部ではどのようなことが学べると考えていますか?法学部は、法律家を目指す人だけが役立つ知識を学ぶ場所ではありません。法律は社会に存在する紛争を解決する手段でもあるため、法律を学ぶことにより、対立する当事者双方の立場から物事を捉え、利害関係を調整する能力を養うことができます。また法学部で論理的思考力を身に付けることにより、法律そのものを取り扱う職業に携わらなくても、物事を多角的な視点から分析し、筋道を立てて考える習慣を身に付けることができます。皆さんも、法学部で「法的なモノの見方」を身に付けて社会を見てみませんか。
若狭 彰室
Wakasa Amuro
助教
  • 基礎文献講読
 
若狭 彰室
「面白い」という言葉は、面が白くなる、つまり目の前が開けて、新しい風景が広がることである。学生時代にそのように教わったことがあります。新しい風景とはなんでしょうか。1つは、今まで訪れたことのない場所で観ることができるものです。しかし、それだけではありません。今いる場所をこれまでと異なる角度から眺めることで現れるものもあります。法学部では、そのような、皆さんもよく知っている普段の生活や社会に対するこれまでと違った見方を学ぶことができます。一緒に新しい風景を楽しみましょう。
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政治学科

小川 有美
Ogawa Ariyoshi
教授
  • ヨーロッパ政治論
 
小川 有美
北欧のような福祉国家には憧れるけど、日本では消費税25%なんてありえない!よく聞く言葉です。では、なぜ貧しかった北欧でそんな福祉国家がありえたのでしょう?政治に「当たり前」は実はありません。大戦を繰り返したヨーロッパがなぜEUを続けようとするのか。ディケンズの小説の頃貧困と汚染が当然だった社会がなぜ環境福祉重視となったか。政治は可能性のアートといわれますが、可能性が現実となるにはどんなアイデア、たたかい、失敗と犠牲があったか。一見遠いヨーロッパの政治を学ぶと、政治の多様な可能性がリアルに見えてきます。
川崎 修
Kawasaki Osamu
教授
  • 現代政治理論
 
川崎 修
大学は迷うところです。科目の選択や教室の場所から始まって、就職や人生の方向づけまで、大学での4年間+αは迷いの連続です。そして、君が誠実な人なら、どの大学、どの学部に行っても絶対一度ならず後悔するでしょう。そんな中で、法学や政治学を君にすすめられるとしたら、それは迷いの学問だからです。不確定な未来や予測もつかない状況の中で、それでも何とか人々の共存を守ること、そんな法学や政治学の課題に「絶対」の正解なんてありません。社会とは、不安の中で手さぐりにかかわりあう人々のシステムなのです。君が、立教法学部の4年間に、迷い方のエクスパートになるお手伝いをすることができればと思います。
倉田 徹
Kurata Toru
教授
  • アジア政治論
 
倉田 徹
20年余り前に中国語の勉強を始めたとき、私は周囲からしばしば「なぜ中国語を学ぶの?」と問われました。日本で中国やアジアに興味を持つ人は、当時はまだ多くなかったのです。今や中国語はすっかりメジャーになり、皆さんが同じ質問を受けることはないかも知れませんが、私はあえて、アジア政治を学びたいと考える皆さんに「なぜアジアを学ぶのですか」と問いたいと思います。この「なぜ」を深く追究すれば、あなたは自分が今本当に知りたいことは何なのかを、自ら発見できるかも知れないと思うのです。なぜなら、私たちがアジアを学ぶことは、他者を学ぶことでもあり、自身を知ることでもあるからです。
佐々木 卓也
Sasaki Takuya
教授
  • アメリカ政治論
 
佐々木 卓也
ひとたび社会にでますと、煩雑な日常生活に追われ、人生哲学や社会のあるべき姿といった難問を思索する時間はなかなかありません。大学時代はこうした些か抽象的で、容易に答のない問題を充分に思考し、議論できる人生の貴重な時でしょう。おそらくこれらの問題に対する明快な回答を見いだすことはできないでしょうが、少なくともそれを模索することは必要です。そのお手伝いをできればと思います。
竹中 千春
Takenaka Chiharu
教授
  • 国際政治
 
竹中 千春
私が何十年も勉強してきたのはなぜだろう。年齢を重ねてわかってきたのは、私の中にいる子どものような好奇心がそうさせたらしい、ということです。「この世界はどんなところなの?」「私はどこにいるの?」「私は何をしたいの、何をすべきなの?」それらの答えを探して、大学で勉強し、インドやネパールに行き、アメリカやイギリスも訪ね、古い公文書や新聞の山の中で文字を追い、論文を書いたり多くの人と議論したりしてきました。国際政治の授業では、そんな私の知的な冒険を題材にしながら、皆さんと現代世界を一緒に旅してみたいと思います。不思議の国のアリスのように! では、授業でお会いしましょう。
原田 久
Harada Hisashi
教授
  • 行政学
 
原田 久
なぜ、日本の公務員数は先進諸国の中で最少なのでしょうか?なぜ、日本の財政赤字は先進諸国の中で最大になったのでしょうか。なぜ、日本の省庁体制は先進諸国の中で最も変化に乏しいのでしょうか?……このように、日本の行政には数多くの「なぜ?」が存在しています。皆さんにとって、「なぜ?」はこれまで他から与えられるものでした。しかし、大学では、「なぜ?」を自ら発見することが求められます。これは大変難しい知的作業ですが、自ら発見した「なぜ?」の答えに辿り着いたときの喜びは格別です。行政学の講義を通じて、日本の行政に関する「なぜ?」を発見してください。
松浦 正孝
Matsuura Masataka
教授
  • 日本政治史
 
松浦 正孝
あなたは何か問題にぶつかった時、どうしますか。昔自分が似たような問題に直面した時にどうやって切り抜けたか思い出してみたり、どうしてこのようなことになってしまったか考えたり、他の人はどうやって乗り越えたのかを家族や友人に聞くことは、大きな助けになるでしょう。同様に、日本政治史は、現在や将来の政治・外交を考える際に、問題解決のための豊富なデータを提供します。また、なぜ現在こうなっているのか、その原因を示すだけでなく、色々な角度からの異なる見方をも教えてくれます。私は、主に日本政治史を、経済・社会などとの関係やアジアの中の日本という視点から、長期的に考えます。
松田 宏一郎
Matsuda Koichiro
教授
  • 日本政治思想史
 
松田 宏一郎
多くの社会では言葉が政治の重要なツールとなっています。日本もその例外ではありません。政治と深く関わりを持つ言葉が、歴史の様々な場面でどのように使われたかを検討することによって、政治の歴史的な研究を進めるのが政治思想史の役割だと私は考えています。たとえば「政治」という言葉自身もまた歴史の中で生まれ、多くの人に用いられて定着してきたものです。では「政治」という言葉がまだ存在しないときに、人々はどうやって「政治」について考えたり議論したりしたのでしょうか。この続きは授業の中でお話ししたいと思います。
吉岡 知哉
Yoshioka Tomoya
教授
  • 欧州政治思想史
 
吉岡 知哉
私たちは通常、いま生きている世の中のしくみやルールを一応の前提として暮らしています。しかし世の中のしくみやルールはもちろんのこと、ものの見方、考え方も、歴史的に形成されてきたものです。したがって、過去を歴史的に考察することは、現在あたかも自明であるかのように見えることがらを根本的に問い直す作業そのものであるといえるでしょう。それなくしては現在を生きることも未来を構想することもできないと思います。
安藤 裕介
Ando Yusuke
准教授
  • 欧州政治思想史
 
安藤 裕介
人間は誰しも自分独自の「レンズ」を通して世界を見ています。あなたにはあなたの、私には私のモノの見方があります。しかし、こうしたレンズの枠や型に自覚的な人はどれくらいいるでしょうか?大学の授業では皆さんの持っているレンズの限界を知ってもらったり、あるいは磨きをかけたり、あるいはお互いのレンズの屈折に悩んだりする場を提供します。ネットでどんなに新しい情報を手に入れても、自分のレンズに無自覚な人は本当の意味で視野を広げられません。また、自分と異なる他者との対話はレンズの意識的な補整にもつながります。自分一人ではできないレンズのチェック、大学という場をぜひ活用して下さい。
孫 斉庸
Sohn Jeyong
准教授
  • 政治過程論
 
孫 斉庸
日本は「課題先進国」であると言われることを聞いたことがありますか。これは、多くの国が共通の政策課題に直面するようになるなか、日本は比較的に早い段階からそのような課題を抱えてきていることを意味します。日本社会において、それぞれの課題をめぐって様々な政治アクターがいかに行動しているのか観察して得られる知見は、同じ問題を抱えている国々の政治の行方を理解する上でも大いに役に立つことになるでしょう。日本の事例から他の国々を理解する手がかりをみつけ、その比較から得られた知見をもとにさらに日本の政治過程に対する理解を深める、知的な往復作業に一緒に取り組んでみませんか。
一ノ瀬 佳也
Ichinose Yoshiya
特任准教授
  • 政治学入門
 
一ノ瀬 佳也
皆さんの中には「政治」ときくと、何か自分の手の届かないものを連想する人もいるかもしれません。自分にはおよそ関係のないことだと思われがちです。しかし、本当にそうなのでしょうか?よくよく考えてみれば、選挙に投票するだけでなく、皆さんの日常的な生活の中にも様々な政治への関与を見出すことができます。それは、議会や行政機関だけでなく、「教育」「医療」「福祉」などの幅広い分野に及んでいます。自分を取り巻いている社会の制度や仕組みに興味がありませんか?また、それらがどのような原理や原則で成り立っているのか知りたくはありませんか?一緒に政治学の知識の扉を開いていきましょう。
白鳥 潤一郎
Shiratori Junichiro
助教
  • 基礎文献講読
 
白鳥 潤一郎
様々な学部学科があるなかでなぜ法学部政治学科で学ぶのでしょうか。我々が当たり前のように享受している「自由」には覚悟と矜持が「民主」には熱意と節度が必要です。今も昔も世の中は複雑怪奇です。自らを含めた既存の考え方を疑うことが学びの第一歩です。その時々の「当たり前」は時代や地域が違えば「当たり前」ではありません。様々な「事実」の束を都合よく取捨選択するのではなく吟味するための材料にするにはどうすればよいのか。「正解」が見つからないなかで決断をするのが「政治」であり、その意味を問い続けるのが政治学の楽しさです。授業を通じて皆さんと共に考えていきたいと思っています。
永見 瑞木
Nagami Mizuki
助教
  • 基礎文献講読
 
永見 瑞木
数百年前、あるいはもっと昔に書かれたテキストを読み、過去の人々が積み重ねた議論に触れ、彼らと対話をし、さらに現代の社会を根本から問い直すこと。私がこの政治思想史という学問の魅力を知ったのは、学部時代の演習や勉強会で仲間と過ごした時間を通してです。自ら問いを見つけ、その答えを追究するという作業は、楽なものではありません。しかしある時視界が開け、それまでとは異なる風景が現れる、この知的体験は、自分の世界を広げ、そのために費やした時間とエネルギーは、人生の支えとなるはずです。大学生活では未知のものに対して臆せずに、ぜひ貪欲であってください。皆さんと一緒に議論できることを楽しみにしています。
溝口 聡
Mizoguchi So
助教
  • 基礎文献講読
 
溝口 聡
外交という言葉はニュースや新聞で頻繁に取り上げられていますが、とっつきにくいものという印象が付きまとっています。しかし、外交には対話による問題解決が重要であり、その前提条件として相手の価値観や行動様式を理解しようとする努力が不可欠です。近年、政府以外の民間団体や個人もまた国家間の相互理解や文化交流のため、様々な形で外交に関与しています。いわば、外交は皆さんにとってもより身近なものとなったと言えます。異なる思考や文化を理解することは容易ではありませんが、多様なものの見方を養うことは、これから様々な出会いのある皆さんの人生を豊かにすることだと思います。
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