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基礎文献講読

ピックアップ 『基礎文献講読・基礎演習』

基礎文献講読・基礎演習

基礎文献講読と基礎演習は、法学部が1年次生向けに用意している、大学における学び方を身につけるための授業です。法学部では、ある問題について関連する本や資料を調べ、報告を準備し、議論を行うことで理解を深め、自分の考えをまとめることを通じて学んでいきます。基礎文献講読では、そうした調査、検討、そしてレポートの作成といった大学での学修を進めるための技術や方法を、少人数のゼミナール形式の授業を通じて身につけるとともに、法や政治に関する専門的な用語を理解し、そうした専門用語を用いて論理を組み立てる方法に慣れることを目的としています。基礎演習(法学基礎演習、政治学基礎演習)は、基礎文献講読で身につけた学修方法を法学政治学の専門的な問題に応用し、より専門的な学修を自ら行うことができるようになることを目指します。

政治学の「古典」を通して、骨太の思考力を身につける

担当:永見 瑞木 助教 Nagami Mizuki

授業風景

法学や政治学を学ぶにあたり、「古典」とよばれる、時代を超えて多くの人々に読み継がれてきた書物を読んでみることは、大切なアプローチです。過去の人々が目の前の政治や社会についてさまざまに巡らした思考に触れることは、自分のものの見方をいったん突き放し、問い直すことを可能にします。そして今の社会の抱える問題についても、考えるための多くのヒントを与えてくれることでしょう。

本の読み方は目的に応じて様々な方法がありますが、時間をかけて精確に読む態度は、あらゆる学問において基礎となります。とりわけ政治学においては、自由、平等、市民、権力、主権など、普段何気なく用いる言葉について改めて注意を向けてみることは重要です。いずれも長い歴史的経験のなかで鍛え上げられてきた言葉だからです。

こうした視点から、私の授業では、共通のテキストを全員があらかじめ丁寧に読んでくることを前提に、報告者は自分が読み取り、考察したことを口頭で発表する練習を行います。さらに他の参加者との議論を通じてテキストの理解を一層深めていきます。今回は「古代ギリシアから考える政治学」をテーマに、古代ギリシア史家であるフィンリーの『民主主義 ‒ 古代と現代』とプラトンの対話篇を輪読しました。政治指導者と民衆、国益、合意、党派対立、言論の自由と検閲、真理と弁論術など、登場するトピ ックスは、いずれも現代の民主政治の抱える問題とも決して無縁ではありません。これらはいずれも決して気軽に読める類の本ではありませんが、だからこそ読む側の思考力が鍛えられるのです。

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