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2011年3月に卒業された新校友の皆様へ

共に喜びを分かち合うはずであった卒業式が、この度の東日本大震災の影響で挙行することができませんでした。そこで、卒業式に代えて16万7千人の卒業生で構成される立教大学校友会を代表し、新たなる旅立ちに立ち向かう若人に励ましの言葉と祝意を送りたいと思います。そして、心を込めて今日までサポートされて来られたご家族、保証人の皆様に対して、敬意を表したいと思います。

皆様が、社会人として一歩を踏み出す矢先に起きたこの度の東日本大震災は、広範囲にわたり、被災された方々と共に日本国民全体にとって経済的にも精神的にも大きな負担となっております。しかし、被災された方々をはじめ、被災地において様々な分野でボランティア活動に従事されている若人、老若男女問わず後方支援で協力に従事してくださる方々の言動に接すると、「ここで諦める日本国民ではないぞ」と心強く胸が熱くなってまいります。

さて、皆様は大学4年間を通して、教養を高めながら、それぞれの学部の専門分野を様々な角度からアプローチをしてマスターされました。また、学業と共に課外活動を通じて得た友人、そして、絆の大切さを感じ取られたと思います。同時に、自立心の育成、相手の不得意な部分を補いながらの共生を目指したキリスト教の精神に基づく教育を自然に受けられ、心の豊かさも学び取られたと思います。これらの財産を大切にしながら、皆様が選んだそれぞれの道を歩まれることを期待しております。そして、活動の蓄積は、社会変革の一翼を担う力となり、必ずや日本の復興につながると信じております。

社会で信頼された卒業生諸先輩の皆様の、多方面にわたり、国内はもとより世界を股にかけた獅子奮迅の活躍ぶりは非常に高い評価を受けております。また、諸先輩には良識有る、質の高い方が多くおられます。皆様は、そうした校友のネットワークにこれから育くまれる機会も多いかと思います。それは、皆様にとって目先の利益ではなく、長い人生にきっと役立つことと思われます。

是非、母校である立教大学をいつまでも忘れることなく、校友との交わりを大切にしながら、よりよい人生、よりよい社会生活を送ってくださることを願っております。

2011年4月6日  立教大学校友会会長
江草 忠敬


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