
立教学院の職員採用に、ご関心をお寄せいただきありがとうございます。
人生の中の多くの時間を充てることになる職業の選択は、職業観の変化や雇用の流動化が進みつつあるとはいえ、極めて大きな選択行為の一つであるといえます。職業の選択にあたっては、参画したいと考える組織(職務)に対して心血を注ぐ覚悟を持つことができるか、そしてその中で「自己実現」を図っていくことができるか、が重要な点となります。したがって、組織(職務)を視る時は、その表面的な部分にとらわれることなく、内実にしっかりと目を向け、自身の職業観や人生観等との擦り合わせを行い、そこが大切な人生の時間を送る場として相応しいかを点検することが不可欠となります。
組織には成立の理念があり、その理念に基づき職務活動が展開され、その理念が組織の、そして構成員一人ひとりの基本的考え方・姿勢を形づくっています。それは、組織風土とも言えるものですが、それぞれの組織が持つ固有のものであり、一つとして同じものはありません。組織風土が自分に合っているかの視点もまた職業選択にあたっての重要な点となります。
この採用案内をご覧いただいた皆様には、まず、立教学院の内実にしっかりと目を向け、人生の時間を充てる価値のある場であるかを判断していただきたいと思います。その上で、立教学院の成立理念(建学の精神)に共感し、その発展のために持てる力のすべてを出し尽くしたいとの思いを強くされた方のご応募をお待ちしています。
立教学院は、時代の大きな転換期の中で、社会・人類の平和と発展、真の豊かさの確かな実現に向けて、学校という教育機関に期待されている「教育」、「研究」、「社会貢献」の使命を果たすべく、教員と職員が一つとなって、日々、努力を続けています。
立教学院の建学の精神は「キリスト教に基づく教育」です。この精神に基づき、立教学院は、学生・生徒・児童一人ひとりをかけがえのない存在としてとらえ、一人ひとりの個性を尊重するとともに、「自ら育ちたい」とする人間の持つ成長への根源的な意思を大切にし、そのための支援には力を惜しまない伝統を堅持してきました。そして、そのことは異質なものを排除せず本質を見極めようとする姿勢と自己を絶対化しない謙虚さ、他者の痛みを理解し思いやる行動、自主・自律の精神を育んできました。
立教学院には、様々な部局・部署があり、職員の業務内容も多種多様ですが、職員は、どのような業務に就こうとも、立教学院のあらゆる営みは学生・生徒・児童を大切にする基本姿勢に向いているという自覚とその基本姿勢の具現化に向けてあらゆる努力を怠らないという強い意志を保持していなければなりません。
また、立教学院は、教員と職員の協働による組織運営体制が敷かれています。職員は、教員の単なる補助者ではなく、自らの果たすべき役割は何かを常に追求しつつ、教員と共に、立教学院の発展に責任的に貢献していかなければなりません。
職員の業務領域は、教育・研究支援、学生支援(生徒支援、児童支援)、経営管理に大別することができます。職員には、各領域において高い専門性と教育機関としての誠実な業務姿勢を有することが求められますが、業務にあたる基本的能力としては、解決すべき問題点や課題を主体的に見つけ出し、その改革・改善案を企画立案し、実行に移していくことのできる能力が必要とされます。 また、立教学院では、一人の卓越した能力に依存するのではなく、多様な価値観を尊重し、多くの人間の力を結集し融合させることで、問題解決に向けての大きな力を導き出し、その力をもって困難な課題の解決にあたるという「組織力」を重視しています。職員一人ひとりが不断の努力を惜しまず、協働と協調の中から、より高い次元の「道」を切り開いていくこと、これが立教学院の業務姿勢です。
私たちは、立教学院の良き伝統を未来につなげ、学院のさらなる発展に、真摯に取り組むことのできる仲間を求めます。