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8月5日(金)、オープンキャンパスで体験授業が行なわれました(浜崎准教授「異文化を見つける、他者について考える-ことばを学ぶと見えること」)。

2011年09月01日

8月5日、オープンキャンパスで体験授業が行なわれました。異文化コミュニケーション学部の授業は浜崎准教授が担当された「異文化を見つける、他者について考える-ことばを学ぶと見えること」。8月4日のレポートに加え、簡単に体験授業の内容を掲載します。

体験授業「異文化を見つける、他者について考える-ことばを学ぶと見えること」(浜崎准教授)

異文化コミュニケーションは、「文化」と「文化」の出会いの場で生じるコミュニケーションです。しかし、「文化」というものは「日本文化」、「アメリカ文化」、「韓国文化」というような1つのパッケージになっているものではありません。日本の中にも、世代や職業、地域や環境によって異なる文化を持っています。-このように「文化」について考えることから体験授業は始まりました。

次に、異なる文化をもっている人と意思疎通をする、ということは、どういうことなのか、という問題が提起されました。「メッセージ」(何を伝えたいか)と「ことば」(どのように伝えるか)は、同じものではない。同じメッセージを伝えるためにも、相手によって、場によって、文化によって、違う表現を使う必要があるということ、また、同じことばも、文脈によって、異なるメッセージをもちうるということが、例とともに説明されました。このような「ことば」と「メッセージ」の関係を作る文脈を、広い意味での「ことばのルール」と呼ぶことができること、しかし、このルールは、明文化されたものではなく、常に変化し、また新しく作られること、そして、この、それぞれ異なる「ルール」に敏感になることが、コミュニケーションをするための重要な要素であることを学びました。

DSC00183.JPGのサムネール画像異文化を「理解」するためには、いくつかの段階があるということです。まずは自分で得た知識と実体験を結び付けて、異なる文化のルールを真似てみること。外国語の能力を含め、そのスキルを磨くことはとても大切です。しかし、この学部で勉強するのはそのひとつ先-比較と考察も含みます。比較するにはそのルールの背景にある文化や歴史を理解することが重要です。さらに、相手と比較するなかで、自分達のもつルールを客観視し、それを異文化の人に伝える力をつけること、そして、それぞれを尊重したあたらしいルールを作る方法を模索することだ、というお話も伺いました。

異なる言語や文化を持つEUでは、社会のそれぞれの人が複数の言語を学ぶことで互いの言語・文化を理解していこうという複数言語主義(Plurilingualism)という理念をうたっているということを学びました。「異文化コミュニケーション学部では、複数の言葉を学ぶことで複数の視点、未知の視点を想像する柔軟さを身に付けることを目指しています。みなさんも、一緒に国際教養人を目指しましょう。」という先生からのメッセージで、盛況のうちに体験授業は終了となりました。

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