2003年度

立教大学 比較文明学公開講演会
新しい総合的な「知」の可能性

日時 2003年12月8日(月)17:00~
会場 立教大学池袋キャンパス 太刀川記念館3階 多目的ホール
主催 立教大学大学院文学研究科 比較文明学専攻

プログラム

第一部 17:00~18:00 第2回立教比較文明学会 総会
研究発表~ 《占領期後期の洋装化とファッション・システム~女性雑誌『暮しの手帖』を中心に~》
田中 里尚(博士課程後期課程2年)
研究発表~ 《済州島一世女性の巫俗信仰からみた文化の表象》
金 良淑(博士課程前期課程修了)
第二部 18:00~20:00 公開シンポジウム ~「翻訳」をめぐって~
比較文明学専攻の学問・研究の基本姿勢である「境界を越えて」という本意にもとづいて、「翻訳とは何か」ということを考える。私たちは国境・言語・時代・ジャンルを超えて何を伝え合うのか。現代文明・文化の基本的な枠組みとの関連で、「ストーリー(物語)」や「考え方」や「生き方」は本当に「翻訳」可能なのだろうか…。こうした問いに対し、三人のパネリストと共に考えてみたい。

パネリスト紹介

管 啓次郎氏 (明治大学助教授)
【プロフィール】
翻訳者、エッセイスト。専攻分野は比較詩学、多言語モダニズム、南北アメリカ比較文学。現代のエグジログラフィ(移民・亡命者の文学)の翻訳に継続的に取り組んでいる。 著書:『トロピカル・ゴシップ』青土社1998、『コヨーテ読書-翻訳・放浪・批評』青土社 2003、訳書:キンケイド『川底に』平凡社1997、グリッサン『〈関係〉の詩学』河出書房新社 2000、アジェンダ『パウラ、水泡なすもろき命』国書刊行会 2002ほか多数
柴田 元幸氏 (東京大学助教授)
【プロフィール】
研究テーマは現代英語圏小説、翻訳論。 著書:『生半可な学者』白水社1992、『アメリカ文学のレッスン』講談社2000、『翻訳夜話』(村上春樹との共著)文芸春秋 2000、訳書:オースター『幽霊たち』新潮社1989、エリクソン『黒い時計の旅』福武書店1990、ミルハウザー『バーナム博物館』白水社2002ほか多数
長谷川 宏氏 (学習塾「赤門塾」主宰)
【プロフィール】
翻訳者、哲学者。ヘーゲルの著作翻訳によりドイツ政府によるレッシング翻訳賞受賞。 著書:『新しいヘーゲル』、『同時代人サルトル』、『魂のみなもとへ』(谷川俊太郎との共著)、訳書:ヘーゲル『精神現象学』、『美学講義』、『法哲学講義』、『歴史哲学講義』 ほか多数

立教大学 比較文明学講演会 <第二回>
多言語社会とカルチュラル・スタディーズ~コロンブスから「鳥の歌」まで

日時 2003年11月17日(月)17:00~19:30
会場 5215教室(立教大学池袋キャンパス・5号館2階)
講演者 本橋哲也氏(東京都立大学助教授)
【プロフィール】
東京都立大学人文学部社文学科助教授。専門分野は、カルチュラル・スタディーズ、 英米現代歌劇、東アジア冷戦体制研究。また、ポストコロニアル理論の観点からの文学、批評理論、文化表象批判。
著書に『カルチュラル・スタディーズへの招待』大修館書店など。訳書に『ディアスポラの知識人』青土社、『帝国を壊すために~戦争と正義をめぐるエッセイ』岩波新書、『キャリバンの文化史』青土社、『征服の修辞学』法政大学出版局ほか、多数。
主催 立教大学大学院文学研究科 比較文明学専攻


立教大学 比較文明学講演会 <第一回>
建築モデルネにみられる現代の根本動向

日時 2003年10月20日 17:00~19:30
会場 5号館5215教室
講演者 竹田純郎氏(金城大学教授)
【プロフィール】
専攻は哲学、解釈学。
代表著作『生きることの解釈学』(勁草書房、1994年)、『生命の哲学』(ナカニシヤ出版、2000年)など。
講演概要 21世紀を迎えた現時点から振り返ると、第一次世界大戦後から30年代初頭にかけての世界のさまざまな出来事が、現代の根本動向を予兆するものであったことに気づかされる。 第一次大戦やロシア革命、アヴァンギャルドといった世界同時的な事件は、科学技術・政治経済・芸術の全般に関わるものであった。これら全体を象徴的に表しているのが、建築モデルネ(現代建築様式)である。それゆえ建築モデルネを介して、現代の根本動向を展望して、その根本動向の哲学的意味と課題を捉える。
主催 立教大学大学院文学研究科 比較文明学専攻

ページの先頭へ