林 みどり(教授)

専門および現在の研究テーマ

専門:表象文化論、越境と文化翻訳、文化装置と政治、ラテンアメリカ思想文化論。
現在の研究テーマ:現代世界におけるアフェクトの政治、メディア表象、ビオポリティクスの関係性をめぐる考察。また、亡命、ツーリズム、難民、移民など、多様な越境経験のもとで生みだされる文学、映像、音楽、民族誌といったさまざまなテクストを読み解いていくことにも関心があります。

現職及び履歴

東京外国語大学大学院出身 
明治大学政治経済学部(1999〜2006)を経て、立教大学文学部文学科文芸・思想専修所属、文学研究科比較文明学専攻教授

主著書、論文等

  • 『接触と領有』(未來社)
  • 『歴史を問う──歴史が書きかえられる時』第5巻(岩波書店、共著)
  • 『津波の後の第一講』(岩波書店、共著)
  • 『哲学・社会・環境』(日本経済評論社、共著)
  • 「眼差しを占拠する──壁画とグラフィティの実践」(『立教大学ラテンアメリカ研究所報』)

比較文明学専攻へのメッセージ

ひとりの作家のひとつのテクストのたった数行の文章であれ、裏道にひっそりたたずむ画廊に飾られたエッチングであれ、小さな共同体で聞き取りするちっぽけな出来事についての語りであれ、とある短編映画のたった数秒の場面であれ、そこに触れた瞬間、全身が総毛だち陳腐な日常世界の風景に亀裂が入れられ、泡立ち、逆巻き、炸裂するエネルギーのエントロピーを身体の芯から感じる──そんな一瞬がかならずあなたのもとにも訪れるはず。
でも、注意!
そのおとないは、ただ待ち受けていただけではやってこない。日々、こちらから貪欲に求めていかなくては。


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