講演会情報

2014年度公開講演会情報

公開シンポジウム First International Symposium on the History of Interpreting(第1回国際通訳史シンポジウム)
第1回 「データとは何か?」
<立教・異文化コミュニケーション学会第11回大会基調講演>
第2回 歩く家、告げ口する動物たち:非人間の主体化をめぐる文化人類学
第3回 視聴覚翻訳における非言語要素の役割―機能主義的翻訳研究の立場から―
第4回 製品開発・宣伝広告の最前線:「オノマトペ」から定量化する質感と感性
第5回 <最終講義>「立教大学での17年——全カリから独研異文化まで

2014年度公開シンポジウム

題目 First International Symposium on the History of Interpreting(第1回国際通訳史シンポジウム)
日時 2014年5月24日(土)10:00~20:30、5月25日(日)10:30~17:00
発表者

Icíar Alonso-Araguás 氏(スペイン・サラマンカ大学翻訳通訳学部上級講師)
Jesús Baigorri-Jalón 氏(スペイン・サラマンカ大学翻訳通訳学部准教授)
Paul Cohen 氏(カナダ・トロント大学歴史学部准教授)
Mike Shi-chi Lan 氏(台湾・国立中正大学歴史学部准教授)
Rachel Lung 氏(香港・嶺南大学翻訳通訳学部准教授)
Anthony Pym 氏(スペイン・ロビラ=イ=ビルジリ大学教授、翻通訳・異文化間研究博士課程ディレクター、欧州翻訳学会会長)
David Sawyer 氏(米国・メリーランド大学コミュニケーション学部通訳翻訳大学院ディレクター。元国務省翻訳局ヨーロッパ言語長)
武田 珂代子(本学異文化コミュニケーション研究科・学部教授)
鳥飼 玖美子(本学異文化コミュニケーション研究科特任教授)

趣旨 The First International Symposium on the History of Interpretingは、通訳史に焦点を置き、欧米・アジア各地から通訳翻訳研究者および歴史家が参加する国際的・学際的催しで、他に類のない学術会議である。
通訳史に関する研究成果を共有し議論する中で、世界のさまざまな地域や文化における歴史上の通訳者の経歴、役割、社会的地位などを比較分析し、異文化接触および仲介に関する理論構築や、通訳をめぐる今日的課題との関連性について考察する場となる。また、翻訳史の研究方法に関する昨今の議論に照らし、通訳史の研究で特に有効と考えられるアプローチについて検討する。特定の地域、分野、時代を専門とする歴史の専門家が、翻訳通訳学に足場を置きながら通訳に関する歴史的事象に取り組む研究者と学際的議論を交わすことで、新たな視点や多様な研究アプローチを共有し、広範な学問分野に貢献できることを目指している。
基調発表では、日本語、中国語、スペイン語、フランス語、英語に関わる地域の歴史と文化を扱うため、幅広い対象者への情報提供が期待できる。サラマンカ大学提供の写真を用い、「写真で見る過去100年の通訳者」を会場で展示する。
※使用言語:英語(日英同時通訳あり)
場所 池袋キャンパス 太刀川記念館3階 多目的ホール
東京都豊島区西池袋3-34-1(JR池袋駅西口から徒歩約7分)
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
対象 異文化コミュニケーション研究科学生、本学学生、教職員、校友、一般
※入場無料
申込み 要事前申込
本シンポジウムのWEBサイト(英文)からお申込みください
http://www2.rikkyo.ac.jp/web/historyofinter/
お問い合わせ先 武田珂代子(運営責任者)
historyofinter@rikkyo.ac.jp
主催 異文化コミュニケーション研究科異文化コミュニケーション専攻
共催 異文化コミュニケーション学部
サラマンカ大学Alfaquequeグループ
後援 日本通訳翻訳学会
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題目

「データとは何か?」
<立教・異文化コミュニケーション学会第11回大会基調講演>

日時 2014年5月31日(土)15:30〜17:30
講師

箕浦康子氏(お茶の水女子大学名誉教授)

講師略歴 箕浦康子氏
大学卒業後11年間京都家庭裁判所調査官を務めた後に留学。カナダのヴィクトリア大学よりM.A.(社会学)、UCLAよりPh.D.(文化人類学)を授与される。岡山大学文学部、東京大学教育学部、お茶の水女子大学文教育学部で教鞭をとる。 関心は、文化間移動、人間の発達や教育の問題を心理学・文化人類学の視点を統合しながら研究すること。主な著書は、『子供の異文化体験−人格形成過程の心理人類学的研究』(1984、増補改訂版、2003)、『文化のなかの子ども』(1990)、『地球市民を育てる教育』(1997)、『フィールドワークの技法と実際:マイクロ・エスノグラフィー入門』(1999)、『フィールドワークの技法と実際Ⅱ:分析・解釈編』(2009)。英文著作としては、“A sensitive period for the incorporation of a cultural meaning system: A study of Japanese children growing up in the United States.”(Ethos, 20(3), 1992). “The development of ethnographic studies of schooling in Japan.” (In Kathryn M. Anderson-Levitt (ed.) Anthropologies of Education: A Global Guide to Ethnographic Studies of Learning and Schooling, Berghahn Books, 2012).
趣旨

われわれは、質問紙を配ってデータをとるとか、実験でデータを集めるとかと言うが、それはMethodのこと、本講演では、さまざまなデータ収集の基盤となっているmethodologyのことを取り上げる。研究者として訓練を受けるうちに、それぞれの学問分野で支配的なメタアプローチが刷り込まれてしまい、一定のmethodologyの上に立って研究を進めていることをあまり自覚していない。そうした無自覚性を自覚するための1時間ほどのグループワークを入れながら、人文・社会科学の領域で流布している3つのメタアプローチ、論理実証主義的アプローチ、解釈的アプローチ、批判的アプローチの違いについて検討する。

場所 池袋キャンパス14号館5階D501教室
東京都豊島区西池袋3-34-1(JR池袋駅西口から徒歩約7分)
http://univ.rikkyo.ac.jp/access/index.html
対象 異文化コミュニケーション研究科学生、本学学生、教職員、校友、一般市民
申込み 事前申込不要
お問い合わせ先 独立研究科事務室 TEL 03-3985-3321
主催 異文化コミュニケーション研究科異文化コミュニケーション専攻
共催 立教・異文化コミュニケーション学会
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題目

歩く家、告げ口する動物たち:非人間の主体化をめぐる文化人類学

日時 2014年10月18日(土)16:30〜18:00
講師

奥野克巳氏(桜美林大学リベラルアーツ学群教授)

講師略歴 奥野克巳氏:
桜美林大学リベラルアーツ学群教授。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、社会学博士。専門は、文化人類学、宗教人類学、比較文化学。主に人類という尺度に拠りながら、「人間とは何か」について探究する文化人類学のエッセンスを伝え、人類の多様な文化のあり方について理解してもらうとともに、生まれ育ったなじみ深い文化の価値観を相対化させることに力点を置いて研究・教育活動を行っている。
主要著書:
『文化人類学(放送大学教材)』(共著)、2014.
『人と動物の人類学』(共編著)春風社、2012.
『人と動物、駆け引きの民族誌』(単編著)はる書房、2011.
『文化人類学のレッスン:フィールドからの出発』(共編著)学陽書房、2011.
『セックスの人類学(シリーズ来たるべき人類学)』(共編著)春風社、2009.
『医療人類学のレッスン:病いの文化を探る』(共編著)学陽書房、2007
『帝国医療と人類学』(単著)春風社、2006.
趣旨

環境問題の根源に、自然を非主体化(客体化)する近代的な思考の問題があるという認識論的な議論が、環境思想とその周辺でなされている。非主体化とは、コミュニケーション主体として自然を定位することを拒む思考のことであるが、近年、文化人類学においては動物/人間関係を再考する動きのなかで、動物の主体化をめぐる議論が多様に展開されている。動物が人間にとってのコミュニケーション対象、主体性を帯びた存在、「動物が話す」存在であることを、文化人類学の観点から具体的に提起していただく。

場所 池袋キャンパス11号館2階A203教室
東京都豊島区西池袋3-34-1(JR池袋駅西口から徒歩約7分)
http://univ.rikkyo.ac.jp/access/index.html
対象 異文化コミュニケーション研究科学生、本学学生、教職員、校友、一般市民
申込み 事前申込不要
お問い合わせ先 独立研究科事務室 TEL 03-3985-3321
主催 異文化コミュニケーション研究科異文化コミュニケーション専攻
共催 立教大学ESD研究所
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題目

視聴覚翻訳における非言語要素の役割
―機能主義的翻訳研究の立場から―

日時 2014年12月13日(土)13:30〜15:00
講師

藤濤 文子氏(神戸大学大学院国際文化学研究科・教授)

講師略歴 藤濤 文子 氏
神戸大学大学院国際文化学研究科・教授。専門は翻訳研究。大阪外国語大学外国語学部卒業。大阪外国語大学外国語学研究科修士。博士(学術)。1980年代から西洋、特にドイツにおけるトランスレーション・スタディーズに注目し、ドイツ語圏で影響力を持った機能主義的アプローチを基に、様々なジャンルにおける翻訳行為の研究を続けている。2006年、第三回日本独文学会賞を受賞。日本通訳翻訳学会理事。日本独文学会、阪神ドイツ文学会会員。著書に『翻訳行為と異文化間コミュニケーション:機能主義的翻訳理論の諸相』(2007年)、共著に『日本の翻訳論—アンソロジーと改題』(2010年)、『翻訳研究キーワード』(2013年)などがある。
趣旨

同一のコミュニケーション状況において、何を言語化して表現し、何を言外の文脈や非言語チャネルで伝えるかは言語文化により異なるものであり、それについての知識は異文化間でコミュニケーションを行う上で重要である。言語と非言語の両チャネルが含まれる視聴覚メディアにおいて、翻訳によって言語と非言語で担う情報にどのような差が生まれるのか。こうした現象について、特に非言語要素に着目して例示するとともに、機能主義的翻訳研究の立場から考察を加える。

場所 池袋キャンパス15号館(マキムホール)2階 M201教室
東京都豊島区西池袋3-34-1(JR池袋駅西口から徒歩約7分)
http://univ.rikkyo.ac.jp/access/index.html
対象 異文化コミュニケーション研究科学生、本学学生、教職員、校友、一般市民
申込み 事前申込不要
お問い合わせ先 独立研究科事務室 TEL 03-3985-3321
主催 異文化コミュニケーション研究科異文化コミュニケーション専攻
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題目 製品開発・宣伝広告の最前線:
「オノマトペ」から定量化する質感と感性
日時 2014年12月20日(土)15:30〜17:30
講師

坂本 真樹 氏(電気通信大学大学院 情報理工学研究科総合情報学専攻 准教授)

講師略歴 坂本 真樹 氏
東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(学術)。東京大学助手、電気通信大学電気通信学部情報通信工学科講師を経て、2004年4月同学部人間コミュニケーション学科助教授、2007年4月同学科准教授、2011年4月より現職。専門は認知科学、認知言語学、感性工学。認知言語学の理論的枠組みで、言語知識の相互作用(比喩)、 五感の相互作用(共感覚)の分析を行うとともに、その知見を工学的に応用した研究を手がけている。 著書に、『女度を上げるオノマトペの法則』(リットーミュージック、2013)、共著書に『メタファー研究の最前線』(楠見孝編、ひつじ書房、2007)、『オノマトペ研究の射程 ― 近づく音と意味』(篠原和子・宇野良子編、ひつじ書房、2013)、その他共著書、論文、産学共同研究、招待講演、受賞多数。
趣旨

見たり、触れたりするものから感じたことを表す際に用いられる、「ふわふわ」「さらさら」などの「オノマトペ」は、製品の特徴を直感的に伝えるものである。よって、製品開発・宣伝広告において、オノマトペは顧客の要望を把握したり、顧客にはたらきかけたりするための重要な情報を伝達する媒体となる。 本講演では、オノマトペが喚起するイメージを利用して開発し、実際に企業で活用されているいくつかの工学的技術を紹介する。同時に、このことを通じて、認知言語学の基礎研究や認知科学の実験手法をどのように応用することができるか、その可能性について幅広く検討する。

場所 池袋キャンパス11号館2階A203教室
東京都豊島区西池袋3-34-1(JR池袋駅西口から徒歩約7分)
http://univ.rikkyo.ac.jp/access/index.html
対象 異文化コミュニケーション研究科学生、本学学生、教職員、校友、一般市民
申込み 事前申込不要
お問い合わせ先 独立研究科事務室 TEL 03-3985-3321
主催 異文化コミュニケーション研究科異文化コミュニケーション専攻
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題目 <最終講義>「立教大学での17年——全カリから独研異文化まで
日時 2015年3月14日(土)16:00〜17:30
講師

鳥飼 玖美子 氏(異文化コミュニケーション研究科特任教授)

講師略歴 鳥飼 玖美子 氏
立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特任教授。立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科教授(研究科委員長)、東京大学大学院教育学研究科学校教育高度化専攻客員教授を経て、2011年から現職。日本学術会議連携会員。1971年4月から1992年9月までの約20年間、ラジオ番組「百万人の英語」の講師を務め、現在はNHK「ニュースで英会話」全体監修およびテレビ講師として活躍。上智大学外国語学部卒業、コロンビア大学大学院修士課程修了。サウサンプトン大学大学院人文学研究科博士課程修了(Ph.D.)。文部科学省大学設置審議会委員、日本ユネスコ国内委員会委員等を経て、内閣府政府広報アドバイザー、国土交通省交通政策審議会(観光分科会)委員など。
また、立教学院英語研究会を牽引し、小中高大学間におけるカリキュラムの連続性と有効性について探求。それぞれの学校の独自性を活かしつつ、立教学院内の英語の一貫連携教育の発展に貢献なされた。(『英語の一貫教育へ向けて』鳥飼 玖美子・寺崎 昌男 (監修) 立教学院英語教育研究会 (編集)(東進堂,2012)参照)。
主な著書に、『歴史をかえた誤訳』(新潮文庫,2001),『「プロ英語」入門 通訳者が実践している英語練習法』(講談社インターナショナル, 2001),『TOEFL・TOEICと日本人の英語力 資格主義から実力主義へ』(講談社現代新書, 2002),『危うし! 小学校英語』(文春新書, 2006),『通訳者と戦後日米外交』(みすず書房, 2007),Voices of the Invisible Presence: Diplomatic Interpreters in Post-World War II Japan (Amsterdam: John Benjamins, 2009),『「英語公用語」は何が問題か』(角川, 2010),『国際共通語としての英語』(講談社新書, 2011),『異文化コミュニケーション学への招待』(みすず書房,2011),『戦後史の中の英語と私』(みすず書房, 2013). 他に、翻訳書、編著書、論文多数。
趣旨

立教大学において全学共通カリキュラムが発足した1997年に着任し全カリ英語教育に関わり、2002年には独立研究科である異文化コミュニケーション研究科を立ち上げ今日に至るまでを振り返り、異文化コミュニケーション、通訳翻訳、そして言語教育について、立教で学んだこと、考えたこと、摸索したことをふまえて、将来への参考に資したい。

場所 池袋キャンパス11号館地下AB01教室
東京都豊島区西池袋3-34-1(JR池袋駅西口から徒歩約7分)
http://univ.rikkyo.ac.jp/access/index.html
対象 異文化コミュニケーション研究科学生、本学学生、教職員、校友、一般市民
申込み 事前申込不要
お問い合わせ先 独立研究科事務室 TEL 03-3985-3321
主催 異文化コミュニケーション研究科異文化コミュニケーション専攻
備考 最終講義後に懇親会がございます(要事前予約)。詳細はこちらから。
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