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院生の声

現役院生の声(1)

Q どんなきっかけで、立教大学大学院の仏文専修に来ることになりましたか。
A 私は詩人がその詩作品の中で創造した女性のイマージュについて考察したいと考えています。中心に扱うのは、シュルレアリスムの詩法を恋愛詩に取り入れたポール・エリュアールです。しかし、好対照を成しているといわれる同時代のアンドレ・ブルトンとの比較、影響を受けたとされる19世紀の詩人ジェラール・ド・ネルヴァルとの関連も考慮に入れるつもりです。つまり、近現代詩の大きな流れの中で、詩作品を元にイマージュの問題に取り組みたいと考えています。立教大学には、恋愛詩を研究されている小倉和子先生を始め、19・20世紀の詩に詳しい先生が複数おられます。したがって、自分の研究を深める環境として最適であると考え、志望させて頂きました。また、私は、大学院では自分の研究のみならず、幅広くあらゆる時代のさまざまな分野の文学を学びたいと考えていました。立教大学には中世から20世紀に至るまで、全ての時代をそれぞれに研究なされている先生方が揃っていることも魅力です。

Q 仏文専修に来て、驚いたことはありますか
A 大学院の授業の多くが、先生方の研究室で行われるということです。
中には、先生とコーヒーをいただきながらの授業もあります。

Q 良かったと思うことはどんな点ですか。
A とにかく少人数であるところです。昨年は、修士1年生のみで授業を受けることがほとんどでした。全員出席しても4人であるため、ひとりひとりが先生の目の行き届く範囲にさらされます。これは自分にとって、いい意味でのプレッシャーになりました。また、2年生になってからは、博士の先輩がフランスより帰国したということも手伝って、修士課程の先輩方や、博士課程の先輩方と一緒に授業を受ける機会が増えました。先輩方の姿は、私にとって学ばされることが多くあります。少人数であるがゆえに関係も深まり、院生同士で行う勉強会や、フランス人留学生との交流を通して、知的探究心が深まる日々です。

Q 先生たちの印象はどうですか。
A 指導教授はもちろんのこと、そうでなくとも相談をもちかけるとどの先生も親身に話を聞いて下さいます。立教は先生方の研究室と院生室が隣接しており、大変近しい関係にあります。とはいえ、私達学生の自主性に委ねられていると感じます。積極的に学ぼうとする学生に対して先生方の門戸は広く、不明な点や疑問点に関して、どんなことでも丁寧に教えて下さいます。

Q 授業についてはどうですか。
立教大学には、中世から20世紀まで、全ての時代をそれぞれに専門とされている教授が揃っています。ですから、自分の研究のみならず、幅広く学ぶことが可能です。とにかく少人数なので発表の機会も多く、つねに緊張感の中で学ぶことになります。原文で読むことを通して、フランス語での読解力が向上することに加え、自分自身の分析力や、問題発見能力が試される授業内容です。また、フランス人の先生によってフランス語で行われる授業を通して、会話力や、dissertationの書き方も学ぶことができ、フランス語の実用的な運用能力も高められると思います。

Q 設備や図書館の使い勝手はどうでしょうか。
A 立教の大学院にはそれぞれの研究科に院生室があります。院生同士が集ったり学習する場所で、私達はここで多くの時間を費やしています。また、仏文に関する書籍も豊富にあり、自由に借りる事ができます。さらに、人文図書館には院生閲覧室という、院生でさえあれば、基本的に何時まででも利用できる部屋があります。私はここを頻繁に利用していますが、とても静かで学習には最適な環境です。時間を気にすることなく打ち込むことができるので、大変便利です。

Q 留学制度はどうでしょうか。
A 2007年9月より、立教大学交換留学制度を利用して、リヨン第三大学修士課程に留学することになっています。立教大学ではフランスの大学2校との協定があり、奨学金制度も充実しています。私は、校内の奨学金のみならず、立教推薦によりJASSOの奨学生に選抜して頂き、留学期間中は毎月奨学金が支給されることとなりました。国際センターの方々は親切で、いつも丁寧に相談にのってくださり、悩み事を持ちかけると一緒に考えて下さいます。また、イベントもさかんに開催され、留学生同士の交流の機会が多く持たれています。

Q 後輩へのコメントをお願いします。
A 大学院では、学部とは異なり、自ら学ぼうとする意欲や自主性が必要となります。フランス文学に関して積極的に学びたいと考えている方にとって、立教の大学院は最適な環境です。

現役院生の声(2)

Q どんなきっかけで、立教大学大学院の仏文専修に来ることになりましたか。
A 専門にしているアントナン・アルトーの研究を続けるため、大学院への進学を希望していました。いくつかの院を受けましたが、面接で感じた自由で明るい校風に引かれ、最終的に立教に決めました。

Q 仏文専修に来て、驚いたことはありますか
A フランス文学という分野に絞って勉強をすることで、逆に自分の世界が広がったこと に驚いています。大学の授業でフランス語のテクストと真摯に向き合う一方、積極的に学外のフランス系のシンポジウム等に参加する、そうすることで、より大きな文脈のなかで改めてフランス文学というものをとらえ直すことができる。視点を変えることによって、自分たちの行っている専門性の高い研究が、実は社会のアクチュアルな問題とつながっていることに気づかされることもしばしばあります。フランス文学の研究を出発点として、自分の関心が様々な方向へと開かれていくことに興奮を覚えています。

Q 良かったと思うことはどんな点ですか。
A 院生が、立教大学のフランス文学研究科という世界に閉じこもっていない点が良いと 思います。実際、他大学の院生との共同勉強会や、フランス人の友達を誘ってのエシャンジュ(それぞれの言語を教えあう勉強会)を、院生が自主的に開いたりもしています。大学院を拠点としながらも、必ずしもそれに縛られることなく、お互いに良い刺激を与えながらそれぞれが好きなことをしている環境が心地よいです。

Q 先生たちの印象はどうですか。
A 先生通しのコミュニケーションがかなり緊密にとられているように思います。そのため、一人の院生が一人の先生につくというよりも、各院生が先生方全員によってサポートされているような感じがします。

Q 授業についてはどうですか。
フランス語で書いた小論文を目の前で添削してもらえたり、自分の解釈を十分な時間をとって発言できたりと、かなり丁寧な授業が展開されています。文学作品に対する様々なアプローチ方、また学術論文の的確な読み方を学べるのはもちろん、授業を通して総合的にフランス語力を伸ばすこともできます。僕自身、入学して以来のフランス語力の向上を実感していますし、おかげでこの春、DALF C1に合格することもできました。

Q 後輩へのコメントをお願いします
A 大学院は、自分のモチベーション次第で生活が大きく変わる世界だと思います。将来研究を続けていくにせよ、あるいは就職するにせよ、院で過ごす数年間、自分からどんどん行動していって、楽しく実り豊かなものにしてもらいたいです。

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