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プルーストの黙示録 ―― 『失われた時を求めて』と第一次世界大戦

坂本 浩也 (著)

慶應義塾大学出版会 (2015/03)


プルーストは「大災厄」をいかに描いたか?
「戦争文学」としての『失われた時を求めて』
第一次世界大戦中、銃後にとどまったマルセル・プルーストは、新聞七紙を購読しながら、ライフワークの執筆をつづけていた。
終息の見えない戦況を目の当たりにした作家は、愛国的なプロパガンダに従事するのでもなく、反戦活動をおこなうのでもなく、長大な小説の終盤に、進行中の「戦争」を取り込むことを選択した。
そのときプルーストはどのような問題意識を抱え、どのようにして言論界への批評的介入を試みたのか?
同時代につくられた戦争の表象の総体をあらわす「戦争文化」という観点から、
『失われた時を求めて』を読みなおし、プルーストの政治的・社会的・美学的ポジションを再定義する意欲作。
分類:著書(単著) 坂本 浩也
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