(掲載日2012.2.7)
レポーター : 経済学部 経済学科3年次 野田 菜々子
山口 義行 教授
企画講座E「会社を引き継ぐ」という授業では、「将来実家の事業を承継するかもしれない」学生や、私のように「社会で働くとはどういうことか興味を持っている」学生に、実際に事業承継なさった経営者の方々が、毎週ゲストとして「会社を引き継ぐとは」というテーマで講演してくださいます。企業理念、ポリシーの構築サポートや、人材育成プログラムの企画設計・運営事業を行っている株式会社ストラテジック代表取締役・櫻井浩昭さんが授業コーディネーターとして、毎週経営者の方と対談形式で授業を進行しています。起業・事業承継に至るまでの学生時代や、経営者となった契機やその思い、現在の会社の理念など、経営者の方々一人ひとりのこれまでの「生き様」に迫っていきます。
授業コーディネーターを務める櫻井 浩昭 氏
(株式会社ストラテジック代表)
「働くとは? 経営者とは?」、「いかにしてバトンを引き継ぐのか?」、「変革と創造の担い手になるには?」という3つのメインテーマに沿って、社会で働くとはどういうことなのか、なぜどのようにして事業を承継したのか、社会に対して変革をもたらすには、といったことを、実際に社会活躍されている経営者の方々から直接お話を聞くことができます。テーマ別に3回ほどゲストによる講義が行われます。その後、受講者全員で講義についてグループワークによるディスカッションで振り返り、自分にとっての働くことの意義や社会で必要とされる人材、経営者の姿勢などについて理解を深めます。
この授業の最大の魅力は、経営者の方々との距離が近いことです。普段はなかなか接する機会がないような方々から、直接お話を聞き質問したり、授業後も交流を持ったりすることが可能で、普通の講義にはない貴重な出会いがあります。また、講義に来てくださる経営者の方々は、どの方も自身の会社や仕事に誇りとやりがいを持っておられて、話してくださる言葉には熱意や信念があり、心に響くキーワードが多くあります。
実在の会社の事例をもとにグループごとに
経営戦略をディスカッションする
実際に、事業を引き継ぐ、社会で働く私達にとって、経営者が持つ志や社会で必要とされる姿勢などについてお話を聞くことができ、今後の人生に役立つような考え方を学ぶことができる貴重な講義です。自分がどんな社会人になりたいか、どんな仕事をして人生を歩んでいきたいか、自らの今後について深く考える契機にもなり、私にとって、今後の自分の人生に影響を与えるような非常に有意義な講義でした。
ディスカッションにより決定した 経営戦略をプレゼンする
| 取材日 | 2011年11月28日(月)13:15~14:45 |
| 教室 | 池袋キャンパス 10号館306教室 |
■授業の目標
「将来,会社を継ぐかもしれない」または「継ぐ予定はないが,企業経営に関心がある」学生が,経営者としての問題意識や考え方について理解する。
■授業の内容
「企業経営者とはなにか」を共通テーマとし,「人材を活かす」「自社商品を発信する」「企業価値を発揮する」などについて講義する。若手経営者やコンサルタント,商品開発者など多様なゲスト講師を招き,グループディスカッションも取り入れながら双方向形式の授業を展開する。
■授業計画
1)オリエンテーション
2)人材育成とリーダーシップの秘訣
・会社と人の強みの引き出し方
・ルーチン化で企業を成長させる
3)自社商品と自社ブランディングの関係性
・自社分析とヒット商品の生み出し方
・地方の老舗をブランディングして世界に発信する
4)経営課題の解決と企業価値の最大化
・衰退業界をインターネットの力で変革する
・中小零細企業のM&Aで後継者問題を解決する
5)キーワードで事業を総括