(掲載日2010.07.03)
レポーター : 社会学部現代文化学科4年次 照内 涼太
小池 靖 准教授
この講義は、毎回「心理主義」(心理学的・心理療法的・カウンセリング的な知識や態度が社会全体に広がる様子)に関する異なったテーマを取り上げて分析し、そのテーマに関するビデオを見て、最後にコメントペーパーに簡単な感想や実体験について書くという流れになっています。
6月14日の講義は、「ポジティブ・シンキングとポップ心理学」をテーマに、前半は、自己啓発書や「ポジティブ・シンキング」、「ポップ心理学」などに焦点を当てた定義と、それに関連する主な研究について講義プリントを用いた説明がありました。そして後半は、経済評論家であり数多くのベストセラーを持つ、勝間和代さんに対するインタビュー番組のビデオを見ました。内容は、勝間和代さんの人生と人柄、現在の活躍ぶりについて取り上げたものでしたが、途中、勝間和代さんとの論争で何かと話題になっており、立教大学の教授でもある香山リカ先生が登場し、勝間和代さんの薦める生き方について疑問を投げかけるコメントをしていたことが印象深く、僕自身、その意見に共感しました。
教室前方のスクリーンでは講義テーマに
沿った内容のビデオなどが映し出される。
そして、今回特筆すべきなのは毎回ビデオの内容がとても興味深いということです。僕はいつも教室の一番前側の席に座っているのですが、ビデオが始まると教室は静まり返り、後ろを振り向くと皆がビデオの内容を食い入るように見つめているのが分かります。
毎回翌週の講義を楽しみにしています。
| 取材日 | 2010年6月14日(月) 10:45~12:15 |
| 教室 | 池袋キャンパス 4号館4402教室 |
■授業の目標
現代社会における文化の状況を概観するとともに、それが社会構造と相互に影響し合うありさまを明らかにする。
■授業の内容
本講義では特に、現代文化の一つとして「心理主義」に着目する。心理主義とは、心理学や心理療法的な発想の拡大を指している。身近な題材を取り上げながら、現代の心理主義的文化を社会学的に考察する。