(掲載日2010.6.11)
レポーター : 理学部化学科3年次 佐野 光
森本 正和准教授
この授業では、学科の先生方が毎回交代で、自身の研究についてわかりやすく紹介してくれます。普段の授業ではなかなか聞くことができない先生方の研究、まさに“最前線”の話を伺うことができます。
様々な分野の話を伺うことによって、自分の興味のある分野が明確になり、4年次で配属になる研究室を決めるための大きな指針となります。また、普段私たちがしている“勉強”とは少し違う、“研究”の魅力や面白さを目の当たりにすることができます。
今回は森本正和准教授の担当でした。森本准教授の専門は有機化学で、フォトクロミズムという分野の研究をされています。フォトクロミズムとは、光を当てると有機分子の色が化学反応によって変化する、という現象のことです。森本准教授の研究は、この性質を持つ分子を複数混ぜ合わせて、さまざまな色になる結晶を作るというものです。実際に色が変化する様子が動画で紹介され、フォトクロミズムという現象のおもしろさを強く感じました。
【図はジアリールエテン分子結晶のフォトクロミズム。光により結晶中の分子が化学反応を示し、色が変化する(授業「分子結晶の構造と反応」より)】
このように、毎週先生方の「研究者」としての一面を垣間見ることができ、私たち学生にとっても刺激に富んだ授業内容となっています。また、先生自身が永年に渡り取り組んでいる研究なので、どの先生方も楽しそうに話されている様子が印象的です。研究内容はもちろんのこと、先生の楽しそうな様子からも研究の魅力を感じることができる、とても有意義な授業です。
| 取材日 | 2010年6月10日(木) 9:00~10:30 |
| 教室 | 池袋キャンパス 4号館 4339教室 |
■ 授業の目標
To introduce student to some advanced topic currently researched in the Department of Chemistry.
■ 授業の内容
各教員の専門分野における最新の研究内容および研究の「なまの現場」を、授業担当者が各1回ずつ分かりやすく講義する。「化学実験4」の関係科目であるので、「化学実験4」を履修希望者は、ぜひ聴講願いたい。