おもしろ授業 [学部]

(掲載日2010.03.19)

立教生による講義レポート!

レポーター : 観光学部観光学科3年次 緑川 春香

担当:古澤先生

古澤先生の非営利組織論は「学生への一方的な講義」ではなく、「私たちが一緒に考え、意見を共有できる場を提供してくれるワークショップ型」授業であると言えるでしょう。

例えば、『世界が100人の村だったら』という本を題材にしたワークショップがありました。私たち一人ひとりがさまざまな国の国民となり、いろいろなテーマのもとにチームを編成します。

そこで私が衝撃を受けたのは「食物の保有量」のテーマで貧困層、富裕層などのチームに分かれた時のこと。私のチームの貧困層は一番人数が多く、与えられた飲み物一本では少なすぎて全員で分けることができませんでした。一方、日本やアメリカなどの富裕層では、少ない人数に対して何本もの飲み物が与えられ、飲みきれずに余っている状況でした。

現地での活動を写真を見せながら紹介

世界の現状を本やニュースで知っていましたが、このような形で目の当たりにしてみると大変ショックを受けました。

その後、学生同士でどう思うかを話し合い、一人ひとりの考え方の違い、さまざまな意見を聞き、共有することができました。また、これまでこのようにコミュニケーションをとり、それぞれの考えの共有、自分の意見をアウトプットするような場があまりなかったので、とても多くを学ぶことができました。

授業の様子

このように古澤先生の授業では、私たちが真剣に現状に向き合い、考え、意見を共有できる場があります。実際に先生自身がNGO団体に所属なさっているので、NGO団体の現状や課題を実体験を元に話して下さり、よりリアリティあふれる授業と言えます。

私は授業で、自分自身の世界観の広がりを感じることができました。
 

取材日 2009年12月17日(木) 10:40~12:10
教室 新座キャンパス 3号館N311教室

授業概要(2009年度シラバスより)

■授業の目標
国際協力NGOを事例として、非営利組織の活動を知り、社会における役割について考察する。

■授業の内容
特に国際協力NGOを取り上げ、その活動や社会における役割について、具体的な事例を用いて紹介する。具体的な事例として、講師自身のNGO活動の経験も紹介する。受講者数にもよるが、参加型ワークショップも取り入れる予定である。

■授業計画
1. 世界の現状、またその背景を知る
2. 自分と世界の関わりについて考える
3. なぜ援助が必要かを考える
4. 様々な援助の形を知る。ODA(政府開発援助)とNGOについて。
5. NGOについて具体的な事例を取り上げ、組織について、またその活動について考察する。海外プロジェクトの事例紹介もする。
6. 事例紹介を通じて、社会におけるNGOの役割を考える。
7. 市民社会の一員として、自分にできることを考える。

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