(掲載日2007.12.03)
レポーター : 理学部生命理学科一年次 原田千鶴
↑北本先生
「理数教育企画」。この授業名を聞いただけで、何の授業なのかわかる人は少ないのではないでしょうか。実はこの授業、私たち学生が“小中学生のための授業を企画する”という授業なのです。
小中学校の理科・数学の先生をお招きしたり、教科書や学習指導要領を分析することで、一人一人が実際に授業の企画書を書きました。その中から投票で選ばれた「ミニ熱気球を作ろう」「火力発電の原理」「磁石で遊ぼう」「プラネタリウムを作ろう」「たねのふしぎ」といった企画について、今は班にわかれて更に詳しい内容を練っています。
毎回の授業では、これをやる、という決まりがあるわけではありません。資料を調べる班、模擬実験をする班、話し合いをして具体的な企画内容を詰めていく班など様々です。また、授業の始めに行われる各班の進捗状況の報告や質疑応答を通して、お互いの企画について参考にすべき点や見直すべきところを見つけることができます。もちろんただ企画するだけではありません。前期の「理数教育企画2」では、今現在つくっている企画を元に、実際に豊島区内の小中学校で授業を行う予定です。
授業を企画するということを通して、普段何気なく受けている授業に対する見方も変わったように感じています。
↑今回のレポーター、原田さんの報告
↑班ごとに企画を練る様子↑
| 取材日 | 2007年12月3日(月)18:10~19:40 |
| 教室 | 池袋キャンパス4号館4406教室 |
■授業の目標
小中学校の理数教育に貢献できる企画をたてることによって、学生たちの主体的活動を促し、「課題発見力」、「企画力」、「企画実行力」を養成する。
■授業の内容
豊島区立の小中学校における「理数教育」のための企画をたてる。そのためには、現状の小中学校の理数教育を把握し、それを基にして実効性のある教育企画を開発する。その過程で、現状から課題を見つけ出す体験、課題を解決する教育プログラムを企画する体験をして、チームで課題に取り組み解決するという、人生を通して貴重な体験をする。
具体的には、まず小中学校での理数教育ニーズを資料、アンケート、実際の小中学校の現場の調査によって把握する。調査結果をもとに、取り組むべきテーマを決める。そのテーマの教育プログラムを設計し、それが小中学生に理解されるような手法と教材を考え、最終的には小中学校の教室で行えるような教育プログラムを企画立案する。
学生たちの主体的活動が主となるよう授業を進めるので、教室内の授業だけでなく、授業時間外の各種調査やグループ内の議論が必要である。
■授業計画
時間割にそった教室内の授業に加えて、大学生活での空いた時間を利用して、CBLS推進室等でグループ討議や作業、さらに実際に小学校や中学校へ出向いた活動も行う。
1.本授業の概要の紹介
2.ニーズの調査方法
3.小中学校における教育の現状 1
4.小中学校における教育の現状 2
5.これまでの企画案の紹介と議論1
6.これまでの企画案の紹介と議論2
7.企画案のテーマ提出と議論
8.企画案グループ分けと議論
9.プレゼンテーション入門
10.企画書作成
11.企画発表と議論 1
12.企画発表と議論 2
13.企画書の提出