おもしろ授業 [学部]

(掲載日2006.12.01)

立教生による講義レポート!

レポーター : 文学部史学科4年次 佐々木 理恵

丸山先生

「超域文化学講義」は、今年度から文学部で始まった新しい専門科目です。超域文化学、あまり聞き慣れない言葉ですが、その名の通り地域や国家を超えてさまざまな文化を知り、多角的な視点から人間社会を考える学問です。
 さて、私達が丸山先生の授業で学ぶフィールドはラテンアメリカです。地球上でちょうど日本の反対側に位置するラテンアメリカに、皆さんはどんなイメージを持たれるでしょうか。アマゾン川、インカ帝国、カーニバル・・・。浮かんでくるキーワードはそう多くないはずです。ましてや実際そこに住んでいる人々の生活を詳細に思い浮かべるということは簡単ではありません。
 そこで、先生の授業の必須アイテムである「地図」が大活躍をします(毎回教室の前には大きな地図が掛かっています)。地勢、土壌、植生、気候・・・。知っているようで知らない自然環境は人々の生活、文化に大きく影響を与えるものです。よってまずはそれを学ぶことで、私達とは全く違った生活を営む人々の毎日が見えてくるのです。また、もう一つの先生の必須アイテム「映像資料」も私達の理解を手助けしてくれます。撮影日には授業の大半をアマゾンの写真とその説明が占めていたというほど、たくさんの映像資料が登場します。
 このように、この授業では地図、写真、DVDなどを積極的に使用して、段階的に異文化を理解し、そして広い視野を養うことが出来るとても興味深い授業です。

取材日 2006年12月1日(金)10:40~12:10
教室 池袋キャンパス10号館X203教室

授業概要(2006年度シラバスより)

■授業の目標
南アメリカの多様な自然環境や地域性,持続可能な開発のあり方を理解する。

■授業の内容
おもに峻険なアンデス山脈,長大なアマゾン川流域,広大な熱帯湿原のパンタナールを事例に,多様な自然環境と住民の生活様式について具体的に紹介する。

■授業計画
1.地理学の構成と南アメリカ地誌
2.南アメリカの自然・社会環境と地域区分
3.アンデスの植民・開発史
4.アンデスの自然環境
5.アンデスの地域区分とライフゾーン
6.アンデスにおける住民の垂直統御
7.アマゾンの探検・開発史
8.アマゾンの自然環境
9.アマゾン川の水位変動とビオトープ
10.アマゾン川氾濫原における住民の生活様式
11.アマゾンの熱帯林破壊と持続可能な開発
12.パンタナールの自然環境
13.パンタナールの牧畜経営とエコツーリズム

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