(掲載日2006.06.19)
レポーター : 観光学科2年次 古賀明子
”交流文学論”とはその名の通り文学、文化の交流に関わる作品を様々な面から捉え、読み解き、最終的には文学作品の読み方を身に着ける授業です。私はもともと文学が好きでこの授業を履修しましたが、この授業を受けることによって、私が今まで持っていた考えとはまったく違う発想に触れることができました。また初めて1つの作品について深く考えるきっかけを与えてくれました。例えば、授業で扱った内容ではヘミングウェイの『ひどく短い話』という作品を講読し、キーワードや登場人物の背景などを推測しながらジェンダーについて考えるというものですが、見開き1ページ分しかないその作品を掘り下げて考えるという作業は難しくも面白いものでした。また舛谷先生は華僑、華人の研究もされていて、授業中にアジアの話題に触れたり、ご自身の経験談も授業に交えて話してくださるので講義を受けていて得られるものは多いと感じています。
文学に興味のある人、また異文化に関心を持っている人にはお薦めな授業だと思います。
舛谷 鋭 先生
授業風景
| 取材日 | 2006年6月19日(月)10:40~12:10 |
| 教室 | 新座キャンパスN211教室 |
【ねらい・授業内容】
この授業では文学、文化の交流に関わる作品や事象を、講義、講読によって読み解いて行きます。交流文学論1では理論面を中心とします。文学の交流は国際ペンクラブだけで生じるものではありません。文化の翻訳や旅行記・ガイドなどのトラベルライティング、脱植民地化の過程で生じたポストコロニアル文学も重要です。東南アジアでもヨーロッパでも、多民族、多文化はむしろ当たり前で、それらの交流は常に存在し続けています。
【授業計画】
交流する文学を把握するため、すぐに思いつくのが作者と作品(テクスト)です。しかし、読者とそのときどきの時代や風俗、それにジャンルや様式も見逃せません。さらに容れ物であるメディアを加えた6つの要素を意識できるように、講読と講義を行います。交流文学論1では、様々な定義、概念を確認しつつ、確かな読みを身につけて行きます。
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