(掲載日2005.12.07)
レポーター : 経済学科3年次 畑中 佑太
デウィット助教授
デウィットゼミは、担当者によるプレゼンテーションを受けて議論をし、理解を深めていく形式で進めて行きます。テーマとしては、地方財政に関する問題が中心ですが、新聞で話題となっているような国際情勢まで議論は展開していきます。
前期はクリティカルシンキング(批判的思考)の習得がメインです。メディアからの情報が本当に信憑性のある統計に基づいたものであるのかどうか疑問を投げかけるところから始まりました。情報リテラシー・統計リテラシーの習得は研究をするための基礎固めになりますし、家で新聞を読む時の助けになっています。
後期は批判的思考を持って、夏休みにゼミ生が作成した論文を発表し、質問形式で知識を共有してきました。産業クラスター戦略、大きな政府と小さな政府、まちづくりなど各々話題は様々です。最近は、CIA工作員の機密漏洩やオイル・ピーク関連のタイムリーなニュースも議論に出されます。
授業風景
ゼミでは経済に影響を与える政治の動向もリンクして知っておく必要があります。ですから、新聞には必ず目を通しておかなければなりませんが、分からないことは知識豊富なデウィット先生に気軽に質問できるため、論点を解消することが出来ます。そのため、ゼミ活動が自分の成長の場となっていると実感出来ます。
↑レポート執筆してくれた畑中さんの発表風景(12月6日撮影)
| 取材日 | 2005年11月22日(火)14:50~ |
| 教室 | 池袋キャンパス 5号館5215教室 |
ゼミのテーマ:
1.米国を手本とした経済モデルは真に普遍的といえるのか,またそのモデルに照らし合わせて比較した日本経済のモデル化は適当であるか,日本型経済は特異であるという主張は妥当か。
2.創造的で競争力のある経済制度の設計は,どのように行われるべきであるか。米国型モデルに基づいて主張される「市場に任せる・政府をスリム化する」方法は実際に成功しているのかどうか。
3.80年代後半のバブル経済崩壊後,日本における「ビジョンなき」改革は時代遅れであるといわれているが,代替となるアプローチはあるのか。あるとすればそれはどのようなものであるか。
4.経済開発・発展に必要な要素としての「創造的階層」,批判的思考,そして大都市を中心に繰り広げられている経済的競争,創造的な経済改革について詳細を調査,検討する。