(掲載日2005.12.09)
レポーター : 観光学科2年次 鈴木智哉
↑杜 国慶先生
「都市観光」という言葉を聞いたことがありますか?初めて聞いたと言う人も多いのではないでしょうか。都市観光とは近代的・現代的な都市機能を享受するために行う日常生活圏を離れた余暇活動のことで、観光客を都市に誘致するための総合的な活動という言い方もできます。都市観光の対象となる都市は東京、大阪、札幌、福岡のような人口が百万人を超える大都市です。この授業ではこうした都市観光の概念を理解し、都市地理学の観点から都市への理解を深め、都市における観光の重要性について考えていきます。
杜先生の授業はテーマに沿ってまとめられたレジュメをもとに進められます。時にはパワーポイントや視聴覚資料を使い、日本の都市にとどまらず外国の都市の事例をあげて説明してくれます。この授業を受けてみて、日本の都市は他の国の都市と比べて都市観光という点で遅れているなと感じました。特にコンベンション(大会・会議の意)を観光に活かすという視点が足りないように思いました。
「都市」は私たちにとって身近な存在です。魅力ある都市とはどういうものか?その答えを見つけたい人、都市に対して関心を持っている人にとっては、興味深い授業だと思います。
| 取材日 | 2005年11月24日(木)10:40~12:10 |
| 教室 | 新座キャンパスN311教室 |
【ねらい・授業内容】
観光は都市にとって極めて重要な輸出産業であり,その多くの業務は恒久的なものである。大都市は最も重要な観光地として認識されている。観光産業は既に多くの都市で存在している。首都や歴史都市では観光開発は進んでいるものの,産業都市などの大都市でもつい最近になって観光の重要性が認知され,都市発展のための方策として注目されている。
都市観光は,特定の環境と結びつき,観光客を都市に誘致する総合的な活動である。都市観光を理解するためには,その主要な要素の地理的パターン,または都市の変化に影響を及ぼすプロセスを理解する必要がある。
本科目は,都市地理学の視点から,都市への理解を深めた上で,大都市における観光について解釈かつ評価を行う。更に,都市中心部の再建と再開発における観光の重要性を検討する。
【授業計画】
主な内容は以下の通りである。
1)都市の成長と変化
2)都市観光戦略
3)都市における観光施設
4)都市観光に対する需要
5)都市における観光インパクト