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(掲載日2010.01.14)

林ゼミ(経営学部)がインド工科大学での発表討論会で大活躍!

経営学部国際経営学科 林 倬史教授のゼミのみなさん

【発表参加者】経営学部国際経営学科4年次生:小橋 亮太さん、経営学部経営学科3年次生:篠田 嘉孝さん、経営学部国際経営学科3年次生:上野 未裕さん、河原木 希光子さん、小島 萌さん、坂田 真理さん、塚田 正輝さん、中山 聡さん、長桶 和也さん、吉田 実祐さん 【質疑参加者】経営学部経営学科2年次生:石貫 議隆さん、上野 大樹さん、経営学部国際経営学科2年次生:青木 桜子さん、小寺 由夏さん、本郷 杏奈さん、市川 航平さん

2009年10月31日に、インドのインド工科大学(IIT: Indian Institute of Technology, ニューデリー)でインド・日本友好セミナー(India- Japan Collaborative Seminar)が開かれ、林ゼミ(経営学部)が同大学との発表討論会の部に参加しました。

当日の全体プログラムはこちら

午前の部では、インド工科大学と学部をそれぞれ代表した挨拶や、駐インド日本大使のHideaki Domichi大使、および教員や企業関係者による講演が開催されました。
そして午後の部では、「インド・日本の企業間協力モデル」を統一テーマに、インド工科大学DMS(Department of Management Studies)MBA所属の3チームと立教大学林ゼミ(経営学部)の合計4チームによる発表討論会が行われました。林ゼミのみなさんにお話を伺いました。

討論会での優勝おめでとうございます。優勝した感想をお聞かせください。

駐インド日本大使のHideaki Domichi大使の講演
(インド工科大学にて)
[写真:インド工科大学提供]

ありがとうございます。林ゼミでの2年間の活動の集大成である海外討論会で良い結果を残せたので、とてもうれしいです。

参加のきっかけや準備について教えてください。

参加者一同:インド工科大学DMSにて
[写真:インド工科大学提供]

林ゼミでは毎年アジアを中心とする海外の諸大学を訪問し、現地の学生と発表討論会を行っています。3年次生になる前の春休みから準備を始め、先生と先輩からのアドバイスを受けながら論文を作ります。夏休みを全部費やして論文を作成したのですが、書き直しをすることになってしまい、後期は非常に忙しくなりました。また、IITの教授・学生と渡航前から密に連絡を取り、打ち合わせを行いました。

発表討論会での様子をお聞かせください。

発表後、多くの質問に回答するゼミ生のみなさん
[写真:インド工科大学提供]

当日は、インド工科大学MBAの学生の方々が司会役を担当しましたが、実に見事な司会でした。私たちが討論会で発表した論文のテーマは「日本の総合電機メーカーの成長に向けた分析と提言」です。そこで私たちは、現在の日本の総合電機メーカーが世界の市場において苦戦している原因を分析し、インドとの協力関係をベースにした解決策を提示しました。インド側3チームは、それぞれ医薬品やIT分野でのインド・日本企業との連携モデルの発表でした。
発表討論会には、IITの教授陣やMBAの方々、およびインド企業や日系企業の方々も多数参加してくれました。

多くの方々が見ている中での英語での発表と討論ですので、皆緊張しました。発表後の質疑応答では、MBAの学生や企業の方々からたくさん質問をいただきましたが、母国語以外で討論をすることの難しさは想像以上で、聞き取りに一番苦労しました。インドの学生は普段から授業のすべてが英語ということで、流ちょうに話していました。相手が聞きたいことに的確に答えるためにも、しっかりと聞き、自分たちの意見、論文内容を簡潔に述べることを意識しました。

発表討論会で感じたことは?

審査員から最優秀賞を授与されるゼミ代表
[写真:インド工科大学提供]

今回の討論会では、「コミュニケーションの難しさ」を実感しました。一例ですが、私たちが質疑応答を受けている際に、インド工科大学の学生は1問に2~3分以上使って質問してきました。それに対して、私たちが彼らに質問をする際には、1分以内で話終えてしまいます。彼らは自分の意見を一生懸命伝えようと長く話しますが、私たちは短い言葉で分かりやすく伝えようとします。このようにコミュニケーションの仕方が違うので、私たちがシンプルに質問に答えても、「なぜ?」と繰り返し尋ねてきます。このように国や文化を超えてコミュニケーションを図っていくことの難しさを痛感しました。インドの学生は聡明だと伺っていましたが、実際に討論をする中で、勉強に対する熱意、知識ともに体感することができました。さらに、お昼休みや休憩中は大変フレンドリーで、話好きという国民性を知ることができ、異文化交流を行えたと思います。また、彼らは流ちょうな英語を話すので、自分たちも英語でコミュニケーションとることを訓練しないと世界を舞台に活躍することはできないと感じました。

普段はどのようなゼミ活動をしているのですか?

林ゼミでは、「学問を通して生涯の友を得る」という理念の下、グローバル時代の国際経営戦略をテーマに活動しています。毎週金曜日のゼミでは、経営戦略論を中心に、「Harvard Business Review」等を教材にしながら批判的に検討し、担当者による発表内容に関するグループワークと質疑応答を行っています。また上記の活動とは別に、2年次生は12月に行う他大学との合同論文発表会に向けた論文を作り、3年次生は海外討論会と四校討論会(慶応、早稲田、明治、立教)に向けた論文を作っています。
論文を作るにあたって、企業訪問をしたり、図書館に朝から晩までこもったりと忙しい日々を過ごしていますが、とても貴重な経験になっています。

本日はどうもありがとうございました。 最後に一言お願いします。

昨年の北京科学技術大学、そして今回のIITとの発表討論会を通して感じたことは、目標を高く持ってゼミ活動を主体的にやれば、相手がハーバード大学でも、北京大学でも世界のトップレベルの大学と五分以上に対抗できることを実感できたことです。また、今回の企画を中心的にオーガナイズしてくれたIITのK.モマヤ先生や参加してくれた多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

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