1月25日付のホームページ(ニュース&トピックス)にて、法学研究会の渡辺明さんが第55回全日本学生法律討論会(質問の部)において見事優勝をおさめた件をお伝えしておりますが、今回、渡辺さんご本人に喜びの声をおうかがいしました。
(質問時の渡辺さん)
本年度開催された関東学生法律討論会(関東大会)では、春に立論の部第1位、秋には初の立教大学開催において質問の部第2位を受賞していたので、最後を良い形で締めくくれたと感じています。
実は、今回の出題分野であった刑法は非常に苦手な分野で、自分自身としても全く予想していない結果でした。私は、法学研究会の活動の中でこの討論会に魅力を感じ、本年度は会長まで務めていたため、参加できる最後の大会において、最高の結果を得られて嬉しく思っています。
法学研究会は、討論会参加を決定して以来コンスタントに好成績を残しつづけてきています。前回大会でも、先輩(現4年生)が第1位を獲得していて、法学研究会として昨年度の初出場から2年連続で第1位を受賞できたのは、非常に名誉なことだと思っています。
2005年10月16日に、加盟3年目にして関東学生法律討論会を立教大学で初開催したため、その準備・運営が忙しく、12月の討論会への準備に満足な時間を確保できませんでした。その中でも、来年度のために2年生を中心に学習の計画を作成し、11月には法学部の先生にアドバイスをいただく勉強会を設けるなどして、地道に対策を進めていきました。
私自身も、普段であれば全く読む事のない刑法の論文や判例解説を何点か読みながら対策をしていましたが、今までの討論会に比べて準備は不足していたように思います。宿泊地である大阪でも、討論会前夜の少しの時間だけ友人たちと問題に対する検討を行って翌日に備えました。
(賞状と共に)
宿泊地から会場までが遠く、出発時間がかなり早かったために、危うく寝坊して遅刻してしまうところでした。
本討論会には、関東学生法学連盟・関西学生法学連盟・九州瀬戸内学生法学連盟に加盟する全18大学350名程度の学生が出席し、会場となった立命館大学の大教室は活気が溢れていました。
討論会は、各大学代表者(各連盟の上位校)による10分間の立論と、それに対する質疑応答10分間という独特のスタイルで進みますが、例年と同様に関東勢が積極的に参加していました。我々は、質問だけでの参加で、質問数も2回と少なめではありましたが、これまで質問をしたことがなかった3年生が発言するなど、様々な収穫があった大会だと思います。
立論の部第1位以外の全ての賞を関東勢が独占し、改めて我々が所属する関東のレベルの高さが示された大会になりました。
立教大学法学研究会は、立教大学に法学部が設置されると同時に創設された非常に伝統のあるサークルです。
我々は、立教大学公認の法学サークルの中では唯一法学部以外の学生も受け入れる団体として活動しており、現在所属する会員の数は180名を超えています。
普段の活動内容は、講義の理解をより深めるためのゼミ(勉強会)活動や、討論会への参加などが主になっています。それ以外のイベントとして、年2回行われる合宿、東京地方裁判所の見学・裁判傍聴など、会員のニーズに合わせて様々に行っています。
かなりの大所帯ですが、各会員が自分の目的に応じて法学研究会という場を活用しており、全体としては円滑な活動が出来ています。
(法学研究会夏合宿にて 1)
来年度は、4年生になりサークル活動の第一線からは退きますが、引き続き法学研究会の活動には何らかの貢献をしていきたいと思っています。特に、関東学生法律討論会には、法曹や学者の先生方以外に、学生が審査員を務める制度も存在しているので、機会があればそちらにも携わってみたいと思います。
将来の目標はまだ完全に固まっているわけではありません。ただ、現在取得を目指して学習している教職課程の方向に進むか、更に法律の学習を深める方向のどちらかになるかと考えています。せっかく法学研究会に入会し、法律の勉強を大学生活の中心に据えてきたので、今後も継続していきたいという気持ちはあり、そのための選択として何が適切なのか、決断までに残された時間はあまりないかもしれませんが、考えていきたいと思っています。
(法学研究会夏合宿にて 2)
私は、小学校から立教にお世話になっており、高校も当時新設された立教池袋高等学校に進学したため、現在まで15年間という長い時間を「立教」そして池袋の地で過ごしてきました。その中で、狭くなってしまいがちな視野を広げてくれたのが、この討論会活動だと思っています。これまで、3年間で合計8回の討論会に参加してきましたが、その度その度に自分の努力不足を痛感させられ、その後の学習の動機づけになりました。大学生活の中で、このような活動に出会い、それを加盟サークルの代表として主体的に携われたことは今後の自分の中で非常に大きな経験となると思います。
この活動が法学研究会の中で更に中心的になり、より多くの人が参加するものとなる事を期待しています。