公開講演会「トニ・モリスン『スーラ』におけるエロティックな身体、英国小説の探偵」

INFORMATION

  • 2018年12月15日(土)15:30~18:00
  • 池袋キャンパス 太刀川記念館3階 カンファレンス・ルーム

まず、新進気鋭のアメリカ文学者、石川千暁氏が、1993年にノーベル賞を受賞したアメリカ黒人作家トニ・モリスンの作品の意義をジェンダーの観点から分析する。次いで、18世紀から20世紀のイギリス文学研究に偉大な足跡を残してきた高橋和久氏が、18世紀のウィリアム・ゴドウィンからウィルキー・コリンズなどのヴィクトリア朝センセーション小説家やジョーゼフ・コンラッドを経て現代に至る英国探偵小説の系譜をたどり、シャーロック・ホームズ(と、もし可能であればピーター・ウィムジー卿)という傑出した探偵に触れつつ、小説の読解の一面について考察する。

講師

立正大学特任教授・東京大学名誉教授
高橋 和久 氏

1973年京都大学文学部英語英文学科卒業。1976年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。岡山大学教養部、愛媛大学法文学部、学習院大学文学部で講師、東京大学教養学部助教授を経て、1992年東京大学文学部助教授、1994年同教授、1995年同大学院人文社会系研究科教授を務め、2015年定年退任、同年、特任教授(推薦入試担当)及び名誉教授。2018年立正大学文学部特任教授。この間、2001年度から2006年度まで日本英文学会会長。主要業績に、『エトリックの羊飼い、或いは、羊飼いのレトリック』(研究社2004)、『ラドヤード・キプリング/作品と批評』(共編著、松柏社2003)、『イギリス文学』(共著、放送大学教育振興会2003)など。翻訳もジェイムズ・ホッグ『悪の誘惑』(国書刊行会1980)、J・G・バラード『太陽の帝国』(国書刊行会1987)、グレアム・スウィフト『この世界を逃れて』(白水社1992)、E・M・フォースター『果てしなき旅』(岩波文庫1995)、マイケル・カニンガム『めぐりあう時間たち三人のダロウェイ夫人』(集英社2003)、アラスター・グレイ『哀れなるものたち』(早川書房2008)、ジョージ・オーウェル『1984年』(ハヤカワepi文庫2009)ほか、多数。

大妻女子大学文学部英文学科専任講師
石川 千暁 氏

2004年立教大学文学部英米文学科卒業、2007年立教大学大学院文学研究科博士前期課程(英米文学専攻)修了、同博士後期課程中途退学、2013年オハイオ州立大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。立教大学文学部文学科英米文学専修助教を経て、2018年4月より大妻女子大学文学部英文学科専任講師。主要論文に、“Her Self in the Making: Female Promiscuity in Wallace Thurman’s The Blacker the Berry,” The Journal of the American Literature Society of Japan15, 2017.; “Modernizing Sex: Nella Larsen in the Era of Marriage Reform,” The Journal of the American Literature Society of Japan 9, 2011 (第一回日本アメリカ文学会新人賞)など。

詳細情報

名称

公開講演会「トニ・モリスン『スーラ』におけるエロティックな身体、英国小説の探偵」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

文学部文学科

お問い合わせ

学部事務1課(文学部英米文学専修担当)

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