公開講演会 「リヒャルト・ヴァーグナー作品における春のモティーフ(Frühlingsmotive im Werk von Richard Wagner)」

INFORMATION

  • 2018年10月5日(金)18:30~20:00
  • 池袋キャンパス 12号館地下1階 第1~2会議室

文学・文化の中で神話が果たした役割、今でも果たしている役割の検証を大枠となるテーマとして設定した上で、ワーグナーのオペラに焦点をあてる。ワーグナーのすべてのオペラ作品においては春のモティーフが自然と生命の再覚醒の象徴として貫かれているが、この象徴にヴァーグナーは、春をもたらす農耕の女神ペルセポネについての神話のように、春夏秋冬自然サイクルをめぐる異教的発想を、死と復活というキリスト教的モデルと融合させている。本講演では、実際のオペラの中からこの両者の関係を検証する。

講師

ドイツ・ボン大学名誉教授
ミヒャエル・ヴェッツェル(Michael Wetzel)氏

1952年生まれ。ボーフム大学、デュッセルドルフ大学にて哲学、文学、言語学、教育学を学ぶ。1980年デュッセルドルフ大学哲学部において、カント、フィヒテ、ノヴァーリス、シュレーゲル、シェリングらについて博士論文『自立性と事実性。近代における主観性の構築と構成』により博士号取得。ドイツ文学、英米文学、比較文学専攻をボン大学およびオクスフォード大学で専攻。デュッセルドルフ日独協会でのドイツ語講師、フランス・サヴォワ大学ドイツ文学科講師、マンハイム大学、エッセン大学、インスブルック大学、ウィーン大学などの講師を経て、1996年エッセン大学にて教授資格(Habilitation)取得。2002年ボン大学教授。文学作品とその映画化、語りのメディア的多様性、音・イメージ・テキスト、脱構造的メディア研究などを研究重点とする。『デリダ』(2010)、『作者芸術家。文学および造形創造性の歴史』(2008)、『ミニヨン。ゲーテ時代の想像としての子ども花嫁』(1999)、『絵画による真実—文学・芸術・メディア』(1997)、『本の終焉あるいは文字の再来。文学的メディアから技術的メディアへ』(1991)、『心理セミオロジー。心理的プロセス探求への記号論的方法応用』(1985)、『自立と真実性。主観性の構築・構成研究』(1985)など著書、論文多数。

通訳

帝京大学 助教
マヌエル・クラウス(Manuel Kraus)氏

詳細情報

名称

公開講演会 「リヒャルト・ヴァーグナー作品における春のモティーフ(Frühlingsmotive im Werk von Richard Wagner)」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

文学部文学科

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学部事務1課

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